倉重の新作
今日から倉重光則展スタート。ステップス2026もスタート。
倉重はさっそくのお客さんがどんどん来るので、わたしはお茶やコーヒーを淹れるので忙しい。今日一日喫茶店のマスターになりそうな感じである。
作品の概要を説明しよう。
床置きの大きな「絵画」は倉重にはめずらしくカラフルで明るい作品になっている。白い小さなネオンをつけたのがアクセントになっている。
口紅を使った「口ベニとコトバ -消失点」は並んだ正方形の枠の中心(消失点)を口紅で塗りつぶしてある。
「真昼」は印刷した倉重の言葉が画面の真ん中にあり、端の部分に口紅が血のように塗ってある。マグリットの「記憶」みたいだ。
「口ベニとコトバ」は4枚あり、正方形を口紅で塗りつぶした上を、指で引っ掻いていくという作品、以前、同じ方法で絵の具を使って描いていた。指で描くときに眼は閉じている。
「真昼のためのプラン」は2つある。わたしはこの作品が好きだ。情報がてんこ盛りで楽しい。
映像作品もある。昔やったパフォーマンスを再演したものだ。その下のカミュの『幸福な死』が置いてあるのだが、本にいくつもの穴をあけてある。銃弾を受けたような景色だ。映像は20分と本人は言うのだが、どう考えても30分以上あるな。
1月8日(木)
みんなで豚カツ弁当を食べてから搬入作業開始。田中啓一郎、浅間優太がお手伝い。大作の絵画を床にセットするのに時間がかかっている。わたしは事務所の小品絵4点を飾る。ビデオのセットもしたのだが、途中で調子が悪くなり止まってしまう。モニターが、本当はノートパソコンのように平置きにして使うのだが、無理やり壁に取り付けたので、当然なのであった。
絵にネオンをつける作業は明日やろう、ということになり今日は夕方に終わる。
1月9日(金)
搬入2日目。今日のお手伝いは浅間君だけ。ブルーのネオンを作品の横に着けたのだが、どうも気に入らないらしい。わたしも気に入らなかった。ネオンのブルーが強すぎて絵が死んでしまっている。急遽やり直すことになる。ブルーのネオンを全部取り外し、絵の画面上に白い小さなネオンを取り付ける。
映像作品がまた止まる。みんなで、平置きにしたら?と言うのだが、倉重は頑固で困る。いろいろいじってなんとかまた動くようになった。
ドイツから来ている藤田映子さんが見に来る。個展初日はドイツに帰るので今日来たのだ。「口ベニとコトバ」を1点買ってくれる。「年末に来るからそれまで預かっておいてね」
小林誠さんも来る。手伝いに来たわけではなく、ただ見に来ただけのようだ。彼も「口ベニとコトバ」を1点購入。
わたしはギャラリーを抜けて「上松」にヘアカットに行く。すっきりした。
搬入は夕方遅くにようやく終了。
さて、夕方からワインを出したりするので、また忙しくなるぞ。
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