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2025年10月27日 (月)

山岸さんの夢

山岸信郎さんの夢を見た。2回目である。どうってことない夢なんだけど、やっぱり書き留めておこうと思ったので書くことにする。1回目は夏に三浦海岸まで倉重光則の作品を見に行った日の朝にみた夢だ。パン屋さんで食べていた山岸さんが、わたしに代金の半分を払ってくれと頼んで、わたしが全額払ったという夢である。その時は山岸さんは画廊オーナーだったが、今日の夢ではタクシードライバーになっていた。稲毛駅でタクシーを待っていたのだが、タクシーはなかなか来ない。並んでいたお客さんが、タクシーはあそこに来てますよ、と崖の上にタクシーが停まっていることを教えてくれた。こんなところに崖があったっけ?わたしは崖を登ってタクシーに乗った。運転手は山岸さんだった。あら、これはどうも、わたしの家の前までお願いします。そういえば、美術館のトークショーの話をまだ山岸さんに言ってなかった。山岸さん、今度ね、美術館でトークをやるんですよ、で、対談にしたいと美術館がいうので、山岸さんにお願いするって言っておきました。そうか、それはいつ頃?来年の3月です。3月の何日?いや、それはまだわからないんです。わかったら連絡しますよ。連絡先は知らなかったのだが、連絡しますと言った。タクシーが家に着いたので支払いをする。たぶん2千円くらいだろうと思って、千円札を2枚出すと、山岸さんは千円でいいよ、と言ってわたしに千円を返した。この間のお返しかも知れない。

☆展覧会

「サイトユフジ展」

10月31日(金)-11月16日(日)

山形美術館

サイトさんは、山形在住の作家。東京ではユマニテで個展をやっている。

森敦と井伏鱒二を読み終わって、あとカフカしかないので、もう一冊買っておいた。

フラナリー・オコナー 『賢い血』(ちくま文庫)

井上荒野の『夢のなかの魚屋の地図』を読んでいたら、彼女のダンナが山形出身であることがわかった。そうだったんだ。それは「きらいな言葉」という文章のなかにあった。「夫」のきらいな言葉は「きやます」だった。こう書いてある。

「俺は「きやます」がダメなんだ、と夫は言う。「きやます」は山形の方言で、「ウケをねらう、わざとらしくふるまう」の意。子供の頃(私に言わせると今も)お調子者だった彼は、「また、こいつはきやまして」と大人から言われると、ひどく恥ずかしかった由。」

「きやまして」と言われると、子供はかなり傷つく。これは叱る言葉ではない。しかし、叱られるよりきつい。おまえはきやましているな、と客観的に指摘されるのは侮辱されているのと同じである。

「きやまして」と言われるのは子供だけである。せいぜい小学生までだろう。中学生に向かって「きやまして」とは言わない。

「きやまして」と言われると、穴があったら入りたい心境になるのだ。

「きやます」は漢字で書くと「気余す」だと思う。

 

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コメント

吉岡さんと山岸さんの対談聴きたい。テーマは何ですか? 先々週ギャラリー檜に竹内博さんが来てくれて、山岸さんの話をしたのだった。いつかAIがその夢をかなえてくれるかもしれませんね。

投稿: 曽根原正好 | 2025年10月27日 (月) 20時14分

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