小林誠展
来週は小林誠展。
11月3日(月)- 15日(土)
小林さんは今も制作しているのだろう。
終わらないかもしれない。終わらなかったらどうするのか。
わたしは、作家が作品途中までしか終わらなかった場合、終わらなくてもいいからそのまま持ってくるように、と伝える。未完成の作品は、実は魅力的なのである。作家はそのことを知らない。失敗しちゃったんだよと言う人もいる。その場合も、失敗したその作品を持ってきてね、と言う。失敗作も魅力的なのである。
いやあ、すごくいいのが出来たんだよ、と自信たっぷりに持ってくる作品は、案外たいしたことがない場合が多い。作家自身の判断はあてにならない。
明日搬入であるが、作品が大きいくて、5階まで上げるのが大変なので、浅間優太に手伝いに来てもらう。
今回は大きな作品が2点のみである。あとは小品が4点。どうなるだろう。
わたしはフラナリー・オコナーの『賢い血』を読み始めた。オコナーという名前は知っていたが、読んだことはなかった。
衝撃的な作品である。軍隊から戻ったヘイズは説教師の帽子をかぶって、キリストのいない教会を説き始める。真剣で異様である。1925年生まれのオコナーは25歳で紅斑性狼瘡いう難病にかかり、39歳で亡くなる。全集が読みたい。
わたしは今制作中である。昔の使ってなかったパネルを発見したので、それに彫刻刀で彫って作品を作った。これは来年のアートカクテルに出すつもり。来年個展のための「待合室」シリーズも着彩を開始。少しずつ進めている。
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