会議とは何か
10月30日(水)
このところ寒いせいか、身体が重い。季節の変わり目になると寝込んでいたのだが、今は寝込まないからそれだけでもいいと思わなくてはならない。
新宿の眼科で目薬をもらったあと、カフェでランチ。カレーとアイスコーヒー。
新宿から品川経由で横浜へ。石川町で降りる。やっぱりさ、移動がいちばん疲れる。
アトリエ・Kで平石裕展。小ぶりの彫刻が並んでいて、なかなか充実した展示だったが、価格がちょっと高くて、一般の人はなかなか手が出ないかなあと思った。
ポティエでコーヒー。ソフトクリームも注文する。元気がない時はソフトクリームが効くねえ。
10月31日(木)
2時過ぎに倉重が来る。
「みんな来たよ」
みんなって誰だろう。勝又さん、小林誠さん、森田一さん。あとで峯岸千絵さんが加わる。
小林さんが
「会議やるらしいよ」
と言う。何の会議かというと、来年の3人展。倉重、峯岸、神田の3人。森田さんがテキストで加わる。神田さんは愛知だから今日は来ない。
「どこでやるの?」
「ここ」
「ここ?」
「そう」
このあいだバルコニーで「会議」をやったので、またステップスでやろうということになったらしい。
バルコニーのテーブルを並べ直して「会議」が出来るようにする。わたしはワインを用意する。会議にはワインが必要であるらしいのだ。
会議が始まって、バルコニーは賑やかになる。
会場を貸して、ワインとチーズまで出したりして、迷惑ではないかと考えるかもしれないが、じつは迷惑ではない。いや、有難いと言うべきかもしれない。知り合いが楽しそうにやってるだけで緑さんは嬉しそうなのだ。花巻から来て誰も来ないのでは寂しいはずである。
倉重と小林さんは作品も買ってくれたし。
倉重はわたしに借金も返した。このあいだ三崎でやった展示で市からお金が入ったらしい。
倉重に、12月に展示する作品を額に入れたものを見せる。倉重の素描は白いので、マットも白いものを入れるとぼうっとしてしまうので、思い切って黄色のマットにしてみたのだ。ちょっと黄色がきついかなあ…もし倉重が気に入らなかったら取り換えるしかないなあと思っていたのだが、
「いいじゃん」
と言ってくれたので安心した。
会議をしている隙にわたしは築地の上松でヘアカット。髪の毛って、ちょっと伸びただけで鬱陶しいんだよね。
ギャラリーに帰ってきたら、緑さんも会議に加わっていた。
みんなは会議を終了して、さくら水産で飲み直すことにしたようだ。
「じゃあ、緑さんまたね!」
と言ってみんな帰ろうとしたら、緑さんは
「俺も後で行くよ」
と答える。
7時になって緑さんはさくら水産に出かけていった。
来週は永野のり子展。大小合わせて14点展示する。明日が搬入だが、明日は雨かなあ。緑さんの搬出もどうなるかなあ。
永野には5時前にギャラリーに来てねと伝えておいた。緑さんが会いたいと言っているので。緑さんは永野の作品を気に入っていて、今度「まちてくギャラリー」で紹介したいらしいのだ。
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