予約
9月25日(水)
ようやく涼しくなってきたようなので、お湯を沸かしてみることにした。お茶かコーヒーを淹れようかな。ギャラリーの湯沸かしポットは7月あたりからずっと使っていなかったので、洗わなければならない。ポットの中と、外側もきれいにする。一度お湯を沸かしてそれを捨てる。ふたたび水を入れて沸かし直そうとしていたところに、コレクターの I さんが来る。
「あ、時間ありますか?しばらくしたらお湯が沸きますのでコーヒー淹れますけど」
「待ってます」
I さんはコーヒーが好きなのである。暑い時はアイスコーヒーを出していたのだが、コーヒー好きというのはホットが好きなんだよね。久しぶりでコーヒーを淹れる。
「はい、どうぞ」
田中君の作品は以前、アズマテイプロジェクトで見ていたので知っているそうだ。本人とも話をしたことがあるようだった。事務所に飾ってある小品を1点購入してくれる。
わたしの制作途中の作品を事務所の壁に掛けてあるのだが、それを見て I さんは好きなものを選んでいるようだった。
「作品の制作過程を見せるのがいいんですよ。みんな制作途中が見たいものなんですよね。でね、毎回見ているとそのうち情が湧いてくるのか、あれください、とか言ったりする人もいるんですよね」
「途中なのに欲しいという人がいたらどうするんですか?」
「そのときは予約ということにしています」
「じゃあ、ぼくは、あの一番上のやつを予約します」
「ほんと?」
わーうれしい。この作品は来年7月の個展に出すのだが、もう売れてしまった。
「あれはいくらなの?」
普通は買う前に値段を訊くものだが、I さんは値段を訊かないで買ってくれた。これも嬉しい。
佐藤泰志の本を読み終わりそうなので、一冊購入。
三野博司 『アルベール・カミュ』(岩波新書)
なんか、分厚い本を読みたい気分だなあ。
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