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2024年9月26日 (木)

予約

9月25日(水)

ようやく涼しくなってきたようなので、お湯を沸かしてみることにした。お茶かコーヒーを淹れようかな。ギャラリーの湯沸かしポットは7月あたりからずっと使っていなかったので、洗わなければならない。ポットの中と、外側もきれいにする。一度お湯を沸かしてそれを捨てる。ふたたび水を入れて沸かし直そうとしていたところに、コレクターの I さんが来る。

「あ、時間ありますか?しばらくしたらお湯が沸きますのでコーヒー淹れますけど」

「待ってます」

I さんはコーヒーが好きなのである。暑い時はアイスコーヒーを出していたのだが、コーヒー好きというのはホットが好きなんだよね。久しぶりでコーヒーを淹れる。

「はい、どうぞ」

田中君の作品は以前、アズマテイプロジェクトで見ていたので知っているそうだ。本人とも話をしたことがあるようだった。事務所に飾ってある小品を1点購入してくれる。

わたしの制作途中の作品を事務所の壁に掛けてあるのだが、それを見て I さんは好きなものを選んでいるようだった。

「作品の制作過程を見せるのがいいんですよ。みんな制作途中が見たいものなんですよね。でね、毎回見ているとそのうち情が湧いてくるのか、あれください、とか言ったりする人もいるんですよね」

「途中なのに欲しいという人がいたらどうするんですか?」

「そのときは予約ということにしています」

「じゃあ、ぼくは、あの一番上のやつを予約します」

「ほんと?」

わーうれしい。この作品は来年7月の個展に出すのだが、もう売れてしまった。

「あれはいくらなの?」

普通は買う前に値段を訊くものだが、I さんは値段を訊かないで買ってくれた。これも嬉しい。

佐藤泰志の本を読み終わりそうなので、一冊購入。

三野博司 『アルベール・カミュ』(岩波新書)

なんか、分厚い本を読みたい気分だなあ。

 

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