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2024年8月 8日 (木)

病院に行くと疲れ果てる

8月5日(月)

千葉駅で山形までの新幹線切符を購入。

せっかく千葉駅に来たので駅ビルのくまざわ書店で面白そうな本がないか探す。2冊購入。

チョン・イヒョン 『優しい暴力の時代』(河出文庫)

半藤一利 『安吾さんの太平洋戦争』(ちくま文庫)

千葉から銀座へ。

甲斐千香子の搬出。土曜日に搬出のはずだったが、その日はタグボート主催の展示があったので、そちらに行っていたのだ。

搬出が終わってから、わたしは作品制作。作品は4点完成していて、さらに4点追加で制作を始めたが、最初の4点のようにスムースにはいかない。下描きの線を引くのだが、何回測っても下の板と上の板の線が合わないのだ。よくよく考えて、板のサイズを測り直してみると、上の板のサイズが0.5mmほど大きいことが判明する。図形の大きさを微調整しながら線を引く。時間がかかる。嫌になる。今日はこの辺でやめておこう。少しずつ少しずつやることですな。暑いし、エネルギーをなるべく使わないように生活しないともたない。

8月6日(火)

新宿の眼科へ。暑い。汗が止まらない。

「シルエット」でランチ。チキンと牛蒡の冷製スパゲティ。思ったほど美味しくなかった。それでもアイスコーヒーで流し込みながら完食。

眼科で目薬を処方してもらってギャラリーへ。昨日の作業の続き。線引きを了えてマスキングテープを貼る。今日はここまで。大量に汗をかいたのでTシャツを着替える。

8月7日(水)

今日は女子医大に診察の日。

曙橋から女子医大まで歩く。20分くらいかかる。この暑さの中歩くのは勘弁してほしい。汗まみれ。病院のトイレでTシャツを着替える。眼科の診察のあと、例の血糖値を測るセンサーを取り外すことになっている。外すのは4時からになっている。眼科の診察は1時半からなのだが、診察に呼ばれるのは早くて60分後である。下手すると4時までに診察が終わらないということもありうる。それを見越してわたしはかなり早めに病院に着いた。最初に視力検査。検査室の前には「30分待ち」という表示があったが15分くらいで呼ばれた。次に眼底の撮影などの検査。これも「30分待ち」と書いてあったが、15分で呼ばれた。1時半には終わった。診察まで1時間待ちだな。院内のローソンでおやつを買い、食べながらチョン・イヒョンの『優しい暴力の時代』を読む。

読ませる作家である。韓国の女性作家は力のある人が多い。イヒョンは1972年生れ。イ・ヤンジより17歳若い。井上荒野の作品に近い雰囲気がある。解説を西加奈子が書いているが、これがありきたりの解説で全然面白くない。訳者の斎藤真理子の訳者あとがきのほうが何倍も面白かった。ほぼ読み終わる。「ミス・チョと亀と僕」の中のこの言葉が気に入った。

「僕と世界が絶対につながっていなくてはならない必要はないという気がする。」

2時前に診察室に呼ばれる。早い!

診察してもらい、逆さ睫毛を抜いてもらう。ものすごく熱心に抜いてくれたので、瞼の痛みが消えた。初めての鄭先生。この字は何て読むんだろう。台湾の人のような気がする。わたしが一番気に入っている陳先生も台湾の人である。なんかフレンドリーなのである。

血糖値のセンサー、「リブロ」をはずしてもらうのは4時だから、あと2時間もある。ファイルをケアルームに預けて、なにか食べに行こうと思って外に出る。本当は院内のレストランに入りたいのだが、ここはいつも混んでいる。13人待ちという表示があった。

結局駅前まで歩いてしまい、ウェンディーズに入る。ハンバーガーとコーラ。1時間ほどstayして病院に戻る。歩きと暑さで疲れはてる。

4時前にセンサーを取り外してもらう。嬉しい。なんかさ、センサーつけてるといつも監視されているような気分になるのだ。

8月8日(木)

今日は築地の「上松」でヘアカット。

スカッとするシャンプーもしてもらいすっきりした。

明日はギャラリーの床に塗るワックスを買いに行く。

床掃除は来週になるかなあ。

休みなのになんかけっこう忙しい。

 

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