1万3000歩
7月10日(水)
暑い中一日歩く。1万3000歩。
まずは新宿の眼科で診察。異常なし。逆さ睫毛を抜いてもらい、目薬を処方してもらう。喫茶店でナポリタンとアイスコーヒー。初めて入った店だったが、美味しくなかった。自動販売機で炭酸入りのドリンクを買うが、これも美味しくなかった。トイレで捨てて、水を買う。やっぱり水がいちばん美味い。目薬をもらってから世界堂へ。ミラン・トゥーツォヴィッチの「男物の靴を履いた少女」の額装。マットの色で少々悩む。マットの色選びは難しいのである。来週土曜日にギャラリーに送ってもらう。アクリル絵の具を購入。来年用の作品に着色を始めたのである。今は下塗りだから、それほど色数は必要ないので、赤・青・黄色の3色だけ。白と黒はまだたくさん残っている。三色と白黒があれば間に合うのである。仕上げの段階になったらまた買い足そう。緑と紫が必要になるなあ。アクリル絵の具は意外と扱いが難しい。水彩や油絵具は赤に白を混ぜればピンクになるが、アクリルはピンクにはならない、などと特徴があるのだ。赤紫に白を混ぜるとピンクになる。
新宿三丁目から新宿に戻り、山の手線で目白へ。ギャラリー・ルヴァンの服部純子展。ジュエリーと絵画作品。ジュエリーは銀を使っているが、立体の小作品はアルミ。アルミには鮮やかな色がついている。これは何で着色したの?と訊くとアクリルとのこと。吉岡さんが教えてくれたんだよ。そうだっけ?アクリル絵の具は時間をかけて乾燥させると金属でもガラスでも定着する。半年乾かすこと。これは昔、アクリル絵の具の会社の人に聞いた。
目白から品川へ。品川駅でおやつを買って、横須賀線に乗り込む。ポテトチップとイカの軟骨を食べて水を飲むことを繰り返していたら横浜に着く。乗り換えて石川町へ。石川町の駅で、タオルを濡らして顔や体を拭いて、Tシャツを着替える。
アトリエ・K。グループ展「わたしは わたし」
田崎亮平は平面作品2点だけ飾っていた。1点売れていた。
事務所に何人かお客さんがいたのでお喋りしていたらあっという間に時間が経ってしまった。
亮平の作品売れてるね。
倉重さんが買ったのよ。
帰りにポティエでアイスコーヒーとソフトクリームを食べようと思ったが、もう6時を過ぎていたので、あきらめて帰ることにした。
樋口一葉の日記を読みながら帰る。
「只利欲にはしれる浮きよの人あさましく厭はしく、これ故にかく狂へるかと見れば金銀はほとんど塵芥の様にぞ覚えし、」
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