新作
今朝、ギャラリーを開ける前に急いで東急ハンズに行って、木ネジを買ってきた。今作っている新作に使うからだ。来年の個展用なので急ぐ必要はないのだが、一作目が完成しそうなので、なんかそわそわして落ち着かないのである。今度の新作は、パネルの上にもう一枚板を載せて固定するのである。ギャラリーの仕事は他にいろいろあるのだが、わたしの中ではこれを終わらせないと他のことが手に着かない。着色した板をボンドでつけてから裏から木ネジで留める。完成した作品を壁に掛ける。これで満足。やっぱり新作を作っている時がいちばん楽しいかもしれない。とりあえず他のことは忘れられるし、逃げ込むことができる。新作は新しい自分に出会っているような気持ちになる。やりがいってこういうことだよね。1点作るのにかなり時間がかかった。一週間くらいかな。ぼちぼちと進めていくことにしよう。
昨日は、本屋さんをぶらぶらして一冊購入。
李良枝 『石の聲』(講談社文芸文庫)
李良枝は面白くてやめられない。李はわたしより1年早く生まれている。37歳で亡くなった。
ギャラリーから案内状を出すので、また切手を買わなければならない。9月の展覧会案内は8月に出す。10月の案内状は9月に出すわけだが、11月の案内状は10月に出すので、切手は84円でなく、110円切手を貼らなければならなくなる。これはけっこう大ごとである。値上げ幅が大きい。切手代をどうするかという問題が発生する。値上げした分収入が増えるわけではないので、このままでは困るのである。どうすべきか… 発送する数を減らしていくしかないのではないか、という結論に達するわけである。ギャラリーにほとんど来ていない人、ここ2・3年来ていない人から減らしていくしかないだろうなあ。案内状は「来てくださいね」という願いと共に発送するのであるから、誘っても来ない人は出してもしょうがないのである。しかし、こうやって何通減らせるのだろう。悩ましいところである。
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