八文字屋
山形の書店、八文字屋(はちもんじや)から冊子が送られてきた。「八文字屋 plus+」といって、プレミアム会員に店頭で配布するものである。今回の夏号は藤沢周平の特集で、他にいろいろなコーナーがあるのだが、「世界の本屋さん」というコーナーではセルビアが取り上げられている。ノヴィサドにある「クニゴリュバツ」という絵本・児童書専門店である。3ページにわたって書店の紹介と写真が満載である。記事を書いたのは小柳津千早(おやいづちはや)さん。元東京のセルビア大使館職員。現在はセルビア在住。ステップスギャラリーのホームページ担当者でもある。
小柳津さんは、八文字屋から記事の依頼を受けたとき、「ん?八文字屋?聞いたことあるぞ」と思った。そうだ、吉岡が書いた「自由が丘」に出てくる本屋さんだ!と気がついたそうである。で、八文字屋の担当者に吉岡という男が書いた文章に八文字屋が出てくると伝えた。そして冊子をセルビア大使館とステップスギャラリーにも送ってくれと頼んだのだそうである。
ギャラリーに何冊かあるので見たい方は来てくださいね。
昨日、作品の2点目が完成した。今日は3点目に入る。作品を作っているときがいちばん落ち着く。やるべきことをやっているという充実感がある。少しずつでもいつも制作していたいと思う。
もう一つ落ち着くのは本を読んでいるときだ。勇気をもらう。元気が出る。今読んでいる李良枝(イ・ヤンジ)は、その作品と生き方に心を揺さぶられる。
一昨日、倉重光則が3時に顔を見せる。神田毎実、峯岸千絵と待ち合わせているそうだ。何時に待ち合わせたの?4時。やっぱり歳を取るとせっかちになるのである。ビールを飲みながら待つ。この3人で来年グループ展を開くので、その打合せだそうだ。
「そういえば、吉岡と二人展やったことなかったね」
「そうだね」
「今度二人展やろうよ」
「おれはいつでもいいよ」
まあ、何年後かになるだろうな。
どこか話のできるいい喫茶店ないかな?というので「凛」を教えてあげる。
あとで聞いたが、凛に入ってすぐに、ここはやめようかと話したそうである。値段が高いというのである。ここは銀座だよ。高いのよ。
結局、凛にそのまま座ったそうである。
浜田浄から電話。来年の高知での個展に来れる?という確認。来るならホテルを予約しておくという。東京から20人以上行くので、まとめて同じホテルのほうがいいだろう、なにかと便利なはずだ、というわけである。行きますよと答える。
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