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2024年6月19日 (水)

作品紹介

昨日の雨から、今日は爽やかに晴れて展覧会のスタートとしてはなかなかいいのではないかな。暑いけどそれほど湿度が高くないので我慢できる。

FAVORITE 展出品作を作家ごとに紹介する。

ナガクボケンジはこのところ「鼻」をモチーフにしているが、今回は胡粉を練り固めて作ったかなり大きめの鼻が座布団に載っていてギョッとする。彼は昔は「舌」を作っていたが、あれもかなりギョッとしたなあ。わたしは1点持っている。

守屋美加は、「衣類を積み上げた山」を描いた3点の連作と、アヒルのおもちゃが水に浮いている作品が異様な存在感を示している。可愛いのに不気味だ。

三輪田めぐみはギャラリーで預かっている「Skin」の絵画。布を描いているのだが、布の下では事件が起こっているようなのである。

出店久夫は自分で撮った写真をコラージュして、不思議な世界を作り出している。一見、パソコンで画像処理をして構成しているように見えるのだが、すべてカッターと糊を使って切り貼りしている。この間の岡本太郎の「タロー賞」に応募して入選したのだが、「タロー賞」の歴代最年長だった、と苦笑いしていた。

マリヤ―ナ・アンジェリッチは日本画で、紫陽花を描いた作品3点。どう見ても紫陽花なのだが、抽象画にも見える。セルビアのパーティーをモチーフにした作品を3点。タイトルが面白い。ワインの瓶が何本も並んだ作品は「お客さん」というタイトル。セルビアではパーティーに呼ばれると、みんなお酒を差し入れにもってくるのだ。ケーキを描いた作品は「眠れない」。デザートを食べ終わってもみんななかなか帰ろうとしない。

昨日は雨だったから、家から一歩も出ずに、テレビを見て、食べて、昼寝してを繰り返しただけだった。2日連続での休みだったので、かなり疲れが取れたような気がする。

さてがんばるかな。

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