古い作品
来週はギャラリーコレクション「古い作品」、2月7日(水)- 17日(土)。
「古い」というのは比喩ではない。何年も前の昔の作品なのである。
4人の作家の作品を並べるのだが、串田治のものはギャラリーにあるものを展示する。佐藤全孝さんのは、ギャラリーにもあるが、それとは別に数点の絵を息子さんにもってきてもらう。木嶋正吾作品は、現在はハガキを貼り込んだ絵画が知られているが、わたしは金属を貼りつけた作品が好きなので、それを持って来てもらった。30年前の作品である。宇野和幸は、本当に古い作品を持ってきた。何と芸大の学生時代の作品である。これは40年前のもの。
案内状のハガキには全孝さんの「静物」を使った。抽象画しか描かない全孝さんの、珍しい具象画である。パステル画教室で教えていた時に、生徒さんに見せるための参考作品として描いたものである。ハガキには2015年と書いてあるが、2005年制作のものである。
搬入は、明後日の日曜日に、石倉仁一郎さんにお手伝いしてもらう。木嶋さんと宇野さんは、時間が取れない、お二人とも大学教授なので忙しいのだ。串田治さんと佐藤全孝さんは天国に居るので、地上に降りて来るのは難しいらしい。
2月12日(月)は、串田治夫人と佐藤全孝夫人が来廊する予定。
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