セルビア大使館にて
2月15日
夕方からセルビア大使館へ。今日2月15日はセルビア共和国の建国記念日なのだが、この日、表彰式があり、ステップスギャラリーも表彰される12組の個人、団体に選ばれていて、緊張して式に参加した。
大学教授とか、ジャーナリストとか錚々たるメンバーに囲まれて心底恐縮してしまった。サッカーのセルビア代表チームのコーチをしている喜熨斗勝史さんとかもいて、華やかな感じがした。
一人ずつ大使から表彰状をいただき、写真を撮り、短い挨拶。緊張しっぱなし。表彰状はこんな文面で、日本語とセルビア語で書いてある。
「表彰状 駐日セルビア共和国大使館は文化分野に於ける日本でのセルビアの認知度向上への貢献を称え、ステップスギャラリーをここに表彰す
特命全権大使 アレクサンドラ・コヴァチュ」
知り合いでは、古賀亜希子さんと嶋田紗千さんも表彰された。
表彰のあとは、ワインとセルビア料理が出て歓談。
ステップスギャラリーのHPに写真がアップされる予定なので、あとで見てください。
大使館に向かう電車の中で読もうと思っていたのは、ロバート・ノージック『生のなかの螺旋』(ちくま学芸文庫)なのだが、これがいまいち飽き足りなくて、途中でやめてしまった。リバタリアニズムの思想家であるとのことだったので、期待していたのだが…
本を食べ物に喩えることがある。読書を、本を食べると言ったりする。ノージックの文章は下手ではないし、内容も、これを食べれば、栄養もつき、エネルギーにもなると思うのだが、いかんせん味がないのだ。翻訳のモンダイではないような気がする。
で、稲毛駅で2冊本を買っていった。
高階秀爾 『エラスムス 闘う人文主義者』(筑摩書房)
長谷川櫂 『小林一茶』(河出文庫)
高階さんも長谷川さんも味のある本を書く。
さて、明後日の日曜は横浜の個展に行かなくちゃ。
ステップスギャラリー HP
https://stepsgallery.jp
セルビアとの軌跡を開いてください。
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