鼻
お手元に来週の展覧会DM「ナガクボケンジ」をお持ちの方はもう一度ごらんください。黄色い鼻が3つとグレーの鼻が逆さまに3つ見える。
これって何?だよね。
少し説明が要るかもしれない。ナガクボはその昔、「舌」を作ったこともあった。粘土で作ったものだ。そして今回は「鼻」である。粘土で作ってあるように見えるが、これはジェッソで作ってある。ジェッソというのは、キャンバスや紙に塗って、下地を作る液体である。時間がたつと固まるが、決して粘土のように使って立体物を作るためのものではない。
ナガクボは敢えてこのジェッソを使って鼻を作る。ジェッソを垂らして乾くのを何時間(何日間?)か待ってさらにジェッソを垂らしていく。気の遠くなるような作業だ。あまりにも時間がかかるので。、それほど大きな作品は作れない。
なぜジェッソなのか?そしてなぜ鼻なのか?
よくわからない。彼自身の事情があるはずだが、その理由を訊こうとは思わない。
知ってどうする?
ナガクボ氏は学芸大学の大学院を出たのだが、わたしが卒業した年に広島大学から入って来たので、在学中は交流がないし、知らなかったわけだが、作品を発表しているとじきに知り合いになるのが美術の世界だ。
小学校の先生をしていたのだが、わたしと同様、早期退職した。
「鼻」の「理由」を訊きたい方は来週ギャラリーに来てください。
このところ寒くて調子が悪い。寒さに弱い。とくに季節の変わり目が困る。身体中が凝って我慢できなくなったりする。痛いしだるい。少しずつ慣らしていくしかないだろう。
大杉栄 『自叙伝・日本脱出記』読了。波乱万丈の人生を面白く読んだが、ゲスなわたしは、「白米の本当の美味さがわかるのは、牢獄に入ったことのある者だけである」なんていう箇所に印をつけたりしてしまうのだ。
展覧会にはいい季節なのか、個展をやっている知り合いが多い。時間を見つけて回ってみようと思うが、なかなか時間は取れないものである。横須賀美術館の勝又展にも行っていない。
先日、馬喰町のルーニィで「たてやまともか 展」を見て来た。久々のヒットである。刺繍で風景が描いてあるだけだが、見飽きない。早稲田の長谷見先生推薦のことだけある。ステップスでも紹介することになるかも知れない。まだ25歳。
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