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2023年11月25日 (土)

ガリガリ君に助けられる

疲れた時、気分のすっきりしない時、口の中がなにか物足りない時、そういう時はくだものが効くと以前書いたが、他にもいろいろある。風呂上がりのビールとか、仁丹とか、酸っぱいレモン系の飲み物とかである。なかでもガリガリ君(ソーダ味)が即効性があって便利である。ギャラリーの冷蔵庫にいつも5・6本入れてある。ギャラリーに着いてやれやれ来るだけで疲れるわい、というときに、冷凍庫のガリガリ君を齧る。数口齧ってまた冷凍庫に戻す。一回で一本全部食べることはない。ガリガリ君の味を楽しみたいから、あるいは水分補給のために食べるのではないからである。一時的にすっきりすればいいのである。夏場はよく食べるが、寒くなって来たこのごろでも食べている。さらにクリスマス、お正月になっても、やはりガリガリ君は冷凍庫に用意しておくつもりである。気合を入れるために良い食べ物である。

今日はナガクボケンジ展最終日、搬出がけっこう時間がかかりそうである。そのあと来週の石倉仁一郎展の搬入。こちらも点数が多いので時間がかかるかもしれない。

ガリガリ君を食べてがんばろう。

昨日、評論家の平井亮一さんが来た。平井さんはもう90歳を超えている。92とか93とかのはずである。階段をすたすた昇ってくる。元気だ。ナガクボ作品を見て

「面白いねえ!この人は、オレがオレがっていうガツガツした人ではないでしょう?静かにコツコツとやってる」

「そうです」

「こういう作品を美術館の学芸員とか見なくちゃダメなんだよ」

セリーヌの 『夜の果てへの旅』が面白い。どのページも読み飛ばすようなところはない。第一次世界大戦のころのフランスが舞台である。

「彼女のほうは、僕の愛人は、永久的背景の中で芝居していたのだ。この点は、クロード・ローラン(十七世紀のフランスの風景画家)の言うとおりだ、絵の前景というものは常に忌わしいもので、芸術的要請からしても作品の興味は遠景のうちに、とらえにくいものの中に据えなくてはならない、そこに虚偽が、すなわち現実からかすめ取った夢が、人間の愛するたった一つのものが逃避するのだ。」

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