アトリエ・K
10月に入った。10月といえば、銀座伊東屋では来年のカレンダーフェアをやっているはずである。今朝いってみた。いつも買うポスター型のカレンダーを購入。来年の展覧会を書き入れていこう。
2024年の最初の展覧会は倉重光則である。1月8日(月)-20日(土)
昨日、横浜のアトリエ・Kの中村きょうこさんが来廊して、そのことで相談があるとのこと。実は、倉重はアトリエ・Kでも同時期に個展を予定していて、ステップスと少しずらしてやろうと決めていたのだが、中村さんは、重なった方がいいか、完全に離した方がいいのか、どうなの?ということだった。倉重は重なっても何でもやるぞ!と意気込んでいたので、「倉重に訊いてみるのがいいんじゃない?」と答えておく。アトリエ・Kは従って、13日か20日のスタート、はたまた27日スタートということも考えられる。どうなるかわからないが、なんとかなるだろう。今朝、勝又さんと電話したのだが、倉重と中村さんで相談するように伝えるとのことだった。勝又さんはこれから横須賀美術館の展示作業に入るそうである。
中村さんは
「ところで、来年の2月は空いてる?」
というので、2月はもう埋まってるよ、と言うと
「そうじゃなくて吉岡さん空いてる?ってことよ」
2月に吉岡の個展をやってほしいということだ。げっ!そうなんだ。急だなあ。倉重の次がわたしということらしい。
わたしは倉重にも負けたくないし、今読んでいる『村に火をつけ、白痴になれ』の伊藤野枝のなんでも来てみやがれ!という気概にも見習って、
「やりますよ」
と見えを切ってしまった。
ということで、吉岡は2月10日(土)ー25日(日)アトリエ・Kで個展である。テープインスタレーションをやりますか。
伊藤野枝の本は面白い。栗原康さんはバートランド・ラッセルが日本に来たときに、大杉栄と伊藤野枝に会ったことを紹介している。
「ラッセルはこうしるす。「わたしたちが本当に好ましいとおもった日本人は、たった一人しかいなかった。それは伊藤野枝という女性であった。かの女はわかく、そして美しかった。ある有名なアナキストと同棲していた」と。どうもこのとき、恋人のドラが野枝にたいして、こうたずねたのだという。「官憲になにかされるんじゃないかと、こわくはないんですか」。すると野枝は喉もとに手をあてて、それをさっと横にひくと、ひとことだけこういったという。「遅かれはやかれ、こうなることはわかっています」。かっこいい。おそらく、この時期の野枝は、気合いにみちあふれ、ただならぬオーラをはっしていたのだろう。ドラもラッセルも、これで感動してしまった。」
大杉と野枝はこの何年か後に実際に虐殺されてしまう。
今週の「木工男子」に出品している菅沼緑さんは、伊藤野枝の孫になる。
緑さんは今、岩手県立美術館で展示をしている。
☆展覧会
「紡ぐ。セルビア」
出品作家:サーシャ・マリアノヴィッチ/ドラガン・バーボヴィッチ/マリヤ―ナ・アンジェリッチ/古賀亜希子
10月7日(土)- 14日(土)
11:00-20:00(最終日17:00)
デザインフェスタギャラリー East 102 (渋谷区神宮前3-20-18)
共催:ステップスギャラリー、株式会社Makoto Investments 貿易事業部 Monde Delicious
*ギャラリーの隣にあるさくら亭では、10月7日(土)にセルビアワインとお好み焼きのコラボイベントを開催しています。
https://designfestagallery.com/gallery-detail/?id=32647
栗原康の本が面白いのでもう一冊購入した。
栗原康 『はたらかないで、たらふく食べたい』(ちくま文庫)
ついでにもう2冊買う。
小川洋子編 『小川洋子の陶酔短編箱』(河出文庫)
見田宗介 『現代社会の理論』 (岩波新書)
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