セルビアワインとアートの夕べ
昨日、セルビア大使館で、セルビアワインの試飲会が開催されました。
マコトインヴェストメントのシュミットさんの主催なのですが、ステップスギャラリーから作品を貸し出しているので、ステップスとの共催という形になっています。新しい大使館はそれほど広くないので、参加者30数名にスタッフを加えると、50名近くになってしまって、中庭を開放しても混雑しました。今回は、招待者のみの会だったので、一般の方は参加できなかったのですが、いつか一般参加のできる会になるかもしれません。
かなりの種類のワインが用意されて、シェフが作った手作りのセルビア料理が提供され、賑やかに会は進んでいきました。わたしは挨拶とかなかったので、気楽です。作品は、壁に掛けることができないので、イーゼルに載せて展示しました。大使館では作品販売できないので、飾るだけ、と思っていたのですが、欲しいという方がいて、2点購入してくれるというという話になりました。
1枚だけ写真をHPにアップしましたので見てください。大使が挨拶しているところです。
ステップスのHPの「セルビアとの軌跡」というコーナーを開いてみてください。
さて、来週は T.ゲントク展です。ゲントクさんは書道の作家なので、書道作品と水墨画を展示します。以前の個展のときも書きましたが、彼は山形東高の1年後輩です。武蔵野美大の建築科を出て、建築の仕事をしています。
エドワード・サイードの『オリエンタリズム』上・下を買ったのですが、読み進めるとなんか、全然面白くなくて途中で止めてしまいました。オリエンタリズムという概念ということなら、リンダ・ノックリンの『絵画の政治学』のほうがわかりやすいし面白い。
なにか、ほかの本を探そうと思って、東京駅前の丸善に寄って3冊購入した。
ニーチェ 『悦ばしき知識』(ちくま文庫)
水上滝太郎 『貝殻追放 抄』(岩波文庫)
尾崎紅葉 『多情多恨』(岩波文庫)
ニーチェのこの本は昔読んだのだが、今また読んでみると、味わい深い。
これでしばらくは楽しく過ごせる。
ステップスギャラリーのHP
https://www.stepsgallery.jp
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