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2023年7月28日 (金)

みっだぐね

昨日はIZUMI君に留守番を頼んで「新世代への視点 2023」を見た。銀座1丁目界隈の6つのギャラリーを回った。炎天下を歩いたので死にそうになったが、いっきに見てしまおうと思ったのだ。ステップスに帰ってきたら汗が噴き出してきたので、Tシャツを着替えた。

夜、7時近くになったのでそろそろ閉めようと思っていたら、階段にカツンカツンと誰かが昇ってくる音がした。下駄を履いた霜田誠二だった。霜田誠二は長野からバスでやってくるのだ。最近はバスがやたらと混むらしい。

霜田哲也展のDMを見て

「これは、あの霜田君だよね」

「そうそう」

来週は霜田哲也展であるが、実は彼の名前は下田哲也なのである。霜田誠二をリスペクトしているので、自分の作家名を下田から霜田に変えたのだ。

来週の霜田哲也展が終わるとギャラリーは2週間の夏季休廊に入る。やれやれである。霜田は16点の絵画作品を並べる予定だ。明日搬入。唐さんも来るだろう。

唐突だが、山形弁講座。何年振りだろう。

今日は「みっだぐね」の解説。

「みっだぐね」を漢字で書くと「見っだぐね」となる。標準語に直すと「見たくない」となるわけだが、意味は違うのだ。「あんな映画見たくないよねえ」というときに使う「見たくない」ではない。

「見たくない」と言いたいときは「見だぐね」である。「見っだぐね」とは違う。この小さな「っ」が一つ入ることで意味が変化する。これが山形弁の真骨頂である。

「見っだぐね」はどういうときに使うのか。

「部屋ばこだい散らがして、みっだぐないごど。はやぐかだづげろ」①

「このあいだのあの試合よ、あだなミスして、みっだぐながったね」②

「あの家の犬よ、可愛いって言ってるげんと、よぐ見っと、みっだぐねえぞ」③

「ビッグモーターの社長の会見見だが?みっだぐねえな」④

それぞれの意味はこうである。

①だらしない

②恥ずかしい

⓷ぶさいくである

④みっともない

 

今朝、わたしは電車を新日本橋で降りないで、次の東京駅まで行った。山の手線に乗り換えて有楽町で降りた。駅前のビックカメラで買い物をするためだ。プリンターのインクと宛名用のラベルシールを買う。有楽町からギャラリーまで歩く。

一度ギャラリーに到着してから、またIZUMI君に留守番してもらって買い物をするということもできるが、それだとギャラリーとビックカメラを往復することになるのでつらいのだ。銀座から有楽町は近いといえば近いのだが、実際に歩くと結構な距離がある。

往復すると、また汗だくになって、みっだぐね状況になる。

谷川渥の『三島由紀夫 薔薇のバロキスム』を読み終わったので、『中上健次短編集』(岩波文庫)を買ってきて読み始めた。中上健次はその文章にどうもなじめなかったのだが、この短編集は初期の「十九歳の地図」などが入っていて読みやすい。

IZUMI君はわたしのブログを読んで、モリス・バーマンの『神経症的な美しさ』を購入した。

 

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