山の生活
昨日から大森梨紗子展スタート。
緩やかな色調の画面が並ぶ。
お客さんの中に
「テレビを見て…」
という方が何人かいた。彼女の家族とその自給自足生活がテレビで何回か放映されているのをご存じの方も多いかと思う。山の生活を丹念に追った番組である。テレビでは、農作業をする姿が映されるが、彼女の絵画は紹介されることはないのだが、植物の絵を描いているということは知らされる。テレビを見て展覧会に来た人は、どんな作品かわからないで来ているのだ。つまり、この人が描いた絵を見てみたいと思ったわけである。そう思わせるのが大森梨紗子である。
セザンヌが「作品は人柄である」と言っているのを証明する形である。
「山の葉根」というパンフレットをギャラリーで配っているが、そのなかに彼女の作品と作っているものが紹介されている。
自然栽培米
自然栽培の野菜
石窯天然酵母パン
天然完熟生蜂蜜
野草蜜蝋クリーム
野草チンキ
季節の保存食
などである。
興味のある方はホームページをごらんください。
yamano-haneya.com
コロナになってから、ギャラリーでの作品売り上げが急に落ちてきたのだが、大阪でやった彼女の展覧会では完売だったそうである。東京ではなかなかそうはいかないが、昨日はお二人の方が購入された。作品に力があれば売れるものである。
さて、わたしはステップスに居ながら、ギャラリー睦で個展中であるし、三浦のHAKOBUNE展にも出品している。昔なら、それくらいへっちゃらさと言っていただろうが、現在では息が切れる。
梨紗子が大学生のときにわたしのテーピングを手伝ってくれていたのだが、今、彼女の長男は大学生である。
時は過行くのである。
千葉のギャラリー睦は東京から行くと決して近くはないのだが、わざわざ見に来てくれている人がいるようだ。曽根原さんは私の作品は全部見ているのに、わざわざ見に来てくれたようだし、ナガクボケンジ氏は1点購入までしてくれた。ありがたいことである。
「アートコレクターズ」の7月号にわたしのステップスでの個展が紹介される予定です。見かけた方はページを繰ってみてね。
見に行かなくてはならない展覧会もたくさんあるのだが、なかなか動けない。
無理はしないでおこうかな……
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