ぼうっとすること
うのぜみ展の初日はたくさんの人がきてくれて賑やかだった。作品の写真を紹介できないのが残念だが、まあ、それはそれで想像しなくてはいけないのも楽しいわけだし、気になる人は見に来ればいいだけの話だ。
昨日は歯医者さんと眼科。歯科はこれから銀歯にするのでそのために型を取ったり、けずったりとかしたが、「麻酔しますね」といわれてびっくり。ちょっとちょっと、それは事前に言ってよ。オレ注射と痛みに弱いんだからと思った瞬間に麻酔の針が歯茎に刺さる。
新宿までの電車のなかで本を読む。
3冊買っておいたのだ。
巌谷國士 『シュルレアリスムとは何か』(ちくま学芸文庫)
アンドレ・ブルトン 『ナジャ』(岩波文庫)
大泉黒石 『俺の自叙伝』(岩波文庫)
『シュルレアリスムとは何か』が分かりやすくて面白かった。シュルレアリスムの語義から説明されていてわかりやすい。日本では「シュール」などとと言ったりするが、それは間違い。ユートピアという言葉の使い方は日本ではおかしな使われ方をしている、というのにも納得。間違いを一つ見つけてしまった。ギュスターヴ・ドレを、銅版画家と紹介してあった。ドレは木版画家である。銅版はやったことがないはずである。
古賀亜希子さん経由でセルビアの山崎洋・佳代子夫妻から連絡。6月に来日するが、その時に山崎佳代子の詩の朗読会を三浦の「HAKOBUNE」展でやりたいが、どうだろうという。倉重・勝又に連絡をして、いいでしょうということになった。
山崎佳代子 朗読会
詩集『黙然(もだ)をりて』より
6月25日(日) 14:00~15:00
諸磯青少年センター(HAKOBUNE展会場)
無料・予約不要
山崎佳代子は詩人・ベオグラード大学教授、『ベオグラード日誌』で読売文学賞受賞。
またお知らせします。
なんかさ、最近よく思うんだけど、みなさん本当にがんばって作品を作って発表してるわけよ。なんで?と単純に思うのだ。がんばるのはいいけど、がんばり過ぎなのでは?と心配になる。焦っていると思われる人もいる。
のんびりやった方がいいのになあ、と要らぬ心配もしてしまうのである。
ウテさんなんてわざわざ日本にまで来て個展やるし。
何もしないでぼうっとすることも必要だと思う。焦ってはいけないのよ。展覧会ぎりぎりまで作品作りしても、ろくな作品はできない。余裕がないと作品はよくならない。
テキスト「自由が丘」を書いている。東京に出て来て浪人する1年間を書くのだが、東京に出るまでの高校時代のことも書いたら、それだけでA4紙7枚になってしまった。ここで次が書けなくなってしまった。シュルレアリスムの自動記述のようにはいかないのだ。一日ぼうっとしていたら、ようやくアイデアが出て来た。文章を書くのは時間がかかる。
明日、ウテさんは東北から戻ってくるので、土曜日に別れの挨拶をしに来る。月曜に帰るのだが、早朝なので見送りには行けない。いっしょにドイツから来ている英子さんは次の週まで日本にいるので次の月曜にまたステップスに来る。わたしの個展が7月にあって、作品を1点だけ事務所に飾ってあるのだが、英子さんは他の作品も見たいというので、先週18点全部を見せたのだが、これが欲しいと言って一点購入したので、受け取りにくるのだ。ドイツまで持って帰る。というわけで、わたしの個展の時は1点欠けた状態で展示をすることになる。
大森梨紗子からメール。略歴が届く。
大森梨紗子展
6月7日(水)— 17日(土)
大森さんは7日(水)・9日(金)・10日(土)在廊予定。
略歴を見ると、ステップスでの個展はなんと10年ぶりである。わたしは彼女を武蔵美の学生時代から知っているので、20年以上の付き合いになる。
さて、略歴を打ち込んでおかなくちゃ。
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