十河さんのことなど
先日、用事があって十河雅典さんに電話をした。ぼくも電話しなくちゃと思ってたんだよ、とのことだった。去年、背骨だったかを傷めて手術したのだそうだ。で、退院してからは全く家の外に出ていない。制作もできない。で、今気にかかっているのは今まで作ってきた作品をどうするか、ということ。十河さんの作品は大きいものが多い。150号とか200号とかがたくさんある。今の健康状態だと、明日どうなるかもわからない。おれがいなくなったらどうなるんだろう。心配だ。誰か引き取ってくれる人はいないかなあ…
わたしが大金持ちで倉庫を持っていたら引き受けるんだが、それは難しいなあ…
という会話をしばらく続けた。
わたしからの用事は、十河さんの作品写真をギャラリーに送って欲しいということ。十河さんはパソコンやらないので、ポジでいいか?ということだったので、かまいません送ってくださいと答えた。ステップスのホームページをリニューアルするので、作家の作品も入れようということになったのだ。
Steps Galleryのホームページは今新しく作っているところだ。まだ完全ではないが見ることはできるので、検索してみてください。
http://stepsgallery.jp
コーディネーターは古賀亜希子さん。デザインしてくれているのは小柳津千早(おやいづちはや)さん。小柳津さんはセルビアに住んでいるので、セルビアでステップスのホームページを担当してくれているのだ。セルビア大使館に勤めていたのだが、奥さんの実家の農園で、ホテルを開いている。セルビアに行ったときは訪ねることをお薦めする。
昨日は本を購入。立花隆の『シベリア鎮魂歌』を読み終わったら読もう。
スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙』上・下(草思社文庫)
ドストエフスキー『賭博者』(新潮文庫)
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