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2020年7月24日 (金)

赤川浩之展搬入中

来週は赤川浩之展

7月27日(月)-8月1日(土)

現在搬入中。

Photo_20200724144401

不思議な立体を用意している。ソーラーで動いたりする。

赤川浩之という作家は初めて聞く名前ではないだろうか。それはそうなので、今回が初個展なのである。作品をずっと続けて作ってきて発表もたくさんしているのだが、グループ展だけだったのだ。

彼は、わたしの大学の版画研究室の後輩なのだ。たしか2年後輩だったはずである。わたしが初個展をやったときに、テーピングを手伝ってくれた。いわば初代テーピングスタッフなのである。大学を卒業してから小学校の先生になり、定年まで勤めた。随分と作品を作ってきたはずだが、今回ようやく個展開催ということになったのである。

毎日ギャラリーに詰めていますので、みなさん、「こんなとき」に負けずに見にきてください。

作品紹介は月曜日にします。

吉岡の個展は後半お客さんが減ったが、無事に終了。来ていただいた方、ありがとうございました。来廊者は160人。作品は20点中13点が売れた。そのほかにドローイング4点も売れた。お買い上げいただいた方にも感謝いたします。

茨城から藤本さんとか、長野から霜田誠二氏とか、遠くから来ていただいた方もいて、嬉しかったです。

☆展覧会

「涼のしつらえ」

8/3(月)-8(土)

AC GALLERY(銀座5-5-9阿部ビル4F)

光本岳士くんが出品しています。金工作品。光本君も学芸大学の後輩。後輩といってもわたしが卒業したあと大学に入った、ずっと下の学年なのだが、なぜかつながっていて、今回のわたしの個展に来て、ハガキの作品がほしいのですが、と言ってくれた。その作品はすでに売れていたので、他の作品を購入してくれた。

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カポーティと『ビザンツ帝国』をすっ飛ばして、ポール・オースター『ムーン・パレス』を読んでいる。

こんな描写はどう?

「…ほんの一瞬、僕が背中を向けた瞬間、気がつくとキティはベッドを離れてキッチンに入ってきていた。そして何も言わずにうしろにすっと寄ってきて、僕の腰に両腕を回し、頭を僕の背中に寄りかからせた。「誰だろう?」と僕はわざとらしく言った。「龍女(ドラゴン・レディ)よ」とキティは言った。「あなたをつかまえに来たのよ」 僕は彼女の両手を握った。震えないようにと努めながら、その肌の滑らかさを感じていた。「もうつかまっちゃったみたいだよ」と僕は言った。

一呼吸間があった。やがてキティは、僕の腰に回した腕をぎゅっと締めた。「ねえ、私のこと、少しは好きでしょう?」「少し以上さ。わかってるだろう。少しどころじゃないよ」

美しい中国人の女の子が、あたかも別世界から来た天使のように降り立ったのだ。彼女に恋をしないことなんて不可能だった。ただ単に彼女がそこにいるという事実に酔いしれないことなんて不可能だった。」

いいでしょう、これ。このアメリカ的軽薄な感じが、なんだか勇気をくれるのよ。アメリカ人の単純さは悪くない。

 

 

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