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2020年7月 6日 (月)

秘密の記憶

先週のFAVORITE 2020 の動画です。

https://youtu.be/814QGdp5hBQ

撮影は寺崎誠三氏。

7月5日(日)

吉岡展の搬入。

下絵をOHPで写して、テーピング開始。

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今回の作品は、赤いテープを使う。

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着々と完成に近づく。だいたい完成したところで、以前から用意しておいた木を新たに上から設置して、その上からさらにテープを貼っていく。

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夕方に作品完成。5時間くらいかかったかな。

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作品が完成したので、スタッフの3人に、写真撮っておいてね、と言うと、何を勘違いしたのか、唐さんは笑顔でピースサインをした。いやいやそうじゃなくて作品の写真だよ、というと、今度は作品の前にごろんと寝ころんで、さあ、どこからでも撮って、と言うのだった。

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やれやれ。

事務所には小品を20点並べた。

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「secret memory 2020-B2」 木にアクリル 29.0×22.0cm 2020 ¥35,000

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「secret memory 2020-C1」 木にアクリル 29.0×22.0cm 2020 ¥35,000

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「secret memory 2020-H2」 木にアクリル 22.0×29.0cm 2020 ¥35,000

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LAのグループ展カタログに書いた文章を、今回の個展のステートメントとした。

「秘密の記憶」

年を取ると、変化の無い毎日を送るようになる。若いときのように、いろんなところに行ったり、いろんな人に会ったりすることもなく、賑やかな感じがなくなってくる。寂しいといえば寂しいのだが、こんな穏やかな日が続いていけばいいのになあと思ったりもする。

で、何をするのかというと、昔の思い出に浸るという楽しみに耽ることになる。楽しい思い出ばかりではないが、昔のことを思い出していると、あっという間に時間は過ぎ去っていく。ときどき、あれ?そういえばあんなこともあったなあ、と思いがけない記憶がよみがえることもある。

人間の記憶にも限界があるわけで、すべてのことを思い出すことはできない。思い出せないまま消えてゆくものがほとんどであろう。

そんな記憶の森の中で、大きな木の陰に隠れて見えていなかったものが、ひょいと目の前に現われて、わたしをびっくりさせることがある。そういう記憶に限って改めて眺めてみると、きらきらと宝石のように光っていて、大切なものに思えてくるのである。

わたしは、その記憶を現在のこの場に引っ張り出すことはせずに、そのまま木陰に隠しておくことにする。大切だから秘密にしておこう。

7月6日(月)

新宿の眼科で診察を受けたあとギャラリーに来て残った仕事をする。

ヤマトから電話で、荷物が届いていますという。今ギャラリーに居ますよと言って来てもらうことにする。MATSUO Yuki 展の案内状である。

配達に来たかたが、あれ?これはこれから出すやつですか?というので、そうです!と答えてついでに持っていってもらうことにする。西山真実さんの売れた作品や、上條さんの作品を全部持っていってもらう。グッドタイミングである。

夕方、宇野和幸教授が登場。これから京都に向かうので、寄ってみたとのこと。

しばらく作品を見たあと、1点購入してくれる。

うれしい。

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