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2020年6月 2日 (火)

そろそろ気合を入れる

6月2日(火)

銀座を歩いてみる。伊東屋に行ってみる。開いている。アクリル絵の具を1本買う。東急ハンズに行ってみる。開いている。エアキャップ(プチプチ)の10mロールを1本、タコ糸、金具を買う。

買い物ができるということはなんと便利なのであろうか。嬉しい。

スクラッチドローイングの作品が終ったので、製品としての仕上げをやっている。まず、作品の裏にサインをする。20点のサインとタイトルを書くだけでけっこうな作業である。作品は木製のパネルなので、壁に釘を打ってそのまま掛ければいいのだが、ヒートンを捻じ込んで、紐をつける。紐で飾ったほうが、地震が来たときなど安心なのである。そして、段ボールを使って、箱を手作りで作る。これも作品が売れたときに使う。エアキャップで包むのが普通なのだが、エアキャップで包むのは面倒である。へたに包むと、作品のアクリル絵の具と密着してしまう恐れがある。アクリル絵の具は2、30分で乾くのだが、それは表面だけのことで、完全に乾くには3ヶ月かかるのである。厚塗りだと半年かかる。段ボールの箱に作品を直接入れる。包むことはしない。この方が安全なのである。郵送するときもこのままでいいので便利なのである。箱作りは大変なのであるが、わたしは箱作りが嫌いではないのである。

作品は、完成してからの「製品化」が大切である。

下のギャラリー58は昨日から展覧会がスタートしている。

ステップスもそろそろ気合を入れなければならない。

カポーティの 『叶えられた祈り』 は順調に読み進んでいる。

「……ロメーヌ・ブルックスの絵を見せた。おそらく七十点はある。どの絵も陳腐な、スーパー・リアリズムで、女を描いていた。……ロメーヌはたしかに腕はいいわ。でも芸術家ではないわね」

「あなたが考えている大人になるっていうことは、知性だけのひからびた服を着た人間になるってことなの?羨望とか悪意とか貪欲さとか罪とか、そうした欠点をみんななくしてしまうということ?」

「ひとが大事なお守りを売ってしまうというのは少なくとも二つの場合だけだ。手もとに何もなくなってしまった時か、逆にすべてのものを手にしてしまった時。どちらも地獄だ。」

「どんな作家も自分の手法というものを持っている。批評家は遅かれ早かれそれをかぎつける。それはいい。彼らはその手法で作家を見分けられる限り作家を愛してくれる。わたしはあるとき自分の手法にうんざりして新しい手法を学んだ。これが私の失敗だった。批評家たちはそれに我慢できなかった。彼らは多様な才能というものを憎むんだ―彼らは作家が作家なりに成長したり変ったりするのが好きではない。」

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