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2020年6月15日 (月)

うのぜみ展スタート

今日は気温が33度になるという予報でどうなるか分からないが、とにかくギャラリーをスタートさせられたことは嬉しい。土曜日に搬入がおわったときに、宇野さんが、「ギャラリーが開いてるっていいことだねえ…」としみじみと言っていた。

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ビールを飲みながら

「ボクの居るべき場所は、大学じゃなくて、ここ(ギャラリー)だと思う」

とつぶやいていた。作家魂か。

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今回は、生徒さんは東京に来られないが、魂をこめた作品が並んでいるので、ぜひ見に来てください。

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宇野和幸 「Landscape of vestiges 1」 和紙にシンナープリント、墨、アクリル、他 24.0×267.0cm 2020 ¥450,000

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宇野和幸 「Landscape of vestiges 3」 和紙にシンナープリント、墨、アクリル、コラージュ、他 13.0×23.0cm 2020 ¥30,000

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蘇理愛花 「mud」 スタイロフォーム、他 90.0×80.0×26.0cm 2020 ¥80,000

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蘇理愛花 「shine」 板、スタイロフォーム、テンペラ、アルキド樹脂絵の具 18.0×14.0×13.0cm 2020 ¥8,000

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勝木有香 「Flow area」 紙にシルクスクリーン 72.8×103.0cm 2020 ¥100,000(額込)

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勝木有香 「He is a fidgety man-2」 紙にシルクスクリーン 59.4×42.0cm 2020 ¥30,000

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若い作家の作品は、やっぱり新鮮で面白い。

クッツェー 『鉄の時代』 読了。

うーん、とうなってしまう。なんという迫力だろう。

「この人には語るべき物語があることは、以前からわかっていた。いま彼は手の指のことを糸口にして、それを語りはじめた。水夫の物語だ。それをわたしが信じるか?どうでもいいのだ、そんなことは。核となる部分に幾ばくかの真実を含まない嘘など存在しないのだから。人はひたすら、話に耳を傾けるすべを学ぶべきなのだ。」

クッツェーは南アフリカの作家で、アパルトヘイトを背景にした、緊張感あふれる作品を作り出しているが、アパルトヘイトがテーマではない。もっと、人間の根源まで降りていくような世界が展開されるのだ。

なんだか、このところ、面白い文庫本が出版されているような気がする。次に読むのは

ル・クレジオ 『隔離の島』 (ちくま文庫)

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現在、存命作家で面白いのは、クッツェー、ル・クレジオ、ミラン・クンデラ、ミシェル・ウエルベック あたりかなあ。ただ、まだ日本で翻訳されていない作家はたくさんいるはずなのだが…

どうやって紹介して、評価されるようになるのか。難しいところである。

美術もなかなかねえ……

 

 

 

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