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2018年12月 3日 (月)

被昇天のマリア

今、わたしは腕が筋肉痛でけっこうつらい。

土曜日の小山悦子展の展示作業を一人でやったからである。小山さんの作品はものすごく大きいわけではないのだが、しかしこれがものすごく重いのである。作品も重いし、額も相当な重さである。一人でこれを壁に掛けるのに、いろんな工夫をしながらがんばった。

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疲れたあとにお風呂に入ってから、「ちくしょう…」とつぶやきながら飲むビールは美味しいから、それはそれでいいのだけれどね。

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今回の作品は、最新作もあるが、何十年も前の作品もある。わたしの独断で決めてわたしの判断で展示位置を決めた。

アラーキーがどこかで、写真集を作るときに一番難しいのは「順番」であると言っていたが、絵画の展示でも、並べる順番は重要である。作品の内容や色等を考えながら、展示スペースの中でストーリーを作っていくのがコツである。

作品にキャプションはつけなかった。小山さんが入院しているので、タイトルも値段もなにも分からないからである。こういうことがあってもまったく慌てないようになってしまったわたしは成長したのか、老人になってしまったのか、どちらかわからない。

今回の展覧会のタイトルは 「被昇天のマリア」だから、もう全部作品のタイトルは、被昇天のマリアでいいのである。小山さんもそれでいいと言うはずである。

これは今回のメインの作品である。

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おそらく花がモチーフであると思われる。「マリア」なのに花?と思われるかもしれないが、そういう考え方と感じ方では、小山作品をちゃんと鑑賞できないよ。

小山さんには人物と花の区別はないんだから。

テーマがあれば、モチーフは何でもいいという驚くべき制作態度をとるのが小山さんの小山さんたるところだからである。

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どうよ。                                                    

こういうおおらかな気持ちで生きていきたいものである。


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