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2018年12月 8日 (土)

掃除のつづき

昨日から、わたしは煙草を吸っていない。なぜかというと、吸いたいという気持ちにならないからだ。なぜならないかというと、体調が悪いからだ。

大酒飲みの人が酒が飲みたくないと言いはじめたら良くない兆候である。どこか身体が悪いんじゃないの?と心配するはずである。体調が悪いのである。

煙草が吸いたい、酒が飲みたいと人が言うときは、体調が良いからそう言うんであって、健康なのである。

わたしは煙草が吸いたくないというくらい体調が悪いのだけれど、掃除をやっている。修行のようにやっている。壁のペンキ塗りは意外と早く終ったので、昨日は冷蔵庫掃除をした。冷蔵庫内をウェットティッシューを使って隅々まで拭いた。残り物の入った壜とか缶詰めとかを処分した。こういう入れ物に入ったものを捨てるのって、とても面倒である。壜の蓋がなかなか開かなくて、お湯に浸けたりしてなんとか開けられた。

今日は窓拭きである。ギャラリーの外の入り口と中の入り口、それとバルコニーの出入り口のガラス窓、あとは事務所の窓である。脚立も出しておく。

最初にざっと水拭きをする。雑巾が汚れる。ここではっと気づいたのだが、ドアや窓のガラスよりも、サッシの窓枠とかレールとか、そういうところの汚れのほうがひどいのである。よし、これも拭かねばなるまい。ガラスクリーナーで仕上げをしたあと、枠やレールをきれいにする。雑巾が真っ黒になるので、何枚かそのまま捨てた。

やれやれ、これでずいぶんきれいになった。来週は、床の汚れを落とすことと、本棚を整理するのが課題だな。

ちょっと休憩、と思って事務所に戻ったところへ、上條陽子さんが現われる。「コーヒー飲む?」と訊いて、返事がないうちにわたしはコーヒーの用意をする。上條さんはコーヒーが好きなので、絶対に飲むのである。

テーブルの上に置いてある 『中村傳三郎 美術評論集成』を見て 「これって徹さんのお父さんよね」と言いながら開いてページをめくっている。

この間の中国文化センターの展覧会のパーティーのときに、徹さんから聞いているとのことだった。中村傳三郎氏は生きていたら100歳を超えているので、一昔前の美術評論家ということになるのだろうが、上條さんは

「あたし、パリでお会いしてるわよ。フランスに留学していたころね」

と言う。おお、さすが上條陽子。

上條さんは、コーヒー美味しいわね、と言いながら、展覧会のチラシを出す。

上條さんが企画している展覧会である。

「パレスチナ・ガザの画家を支援する交流展」

1月17日(木)-22日(火)

10:00-18:00(初日15:00-18:30・最終日10:00-15:00)

相模原市民ギャラリー(JR横浜線相模原駅ビル・セレオ相模原4F)

日本の作家が100人以上参加する。

主催:パレスチナのハートアートプロジェクト(代表 上條陽子)

Photo

パレスチナから3人のアーティストを招待しているのだが、実際に来れるかどうかはわからないそうである。外務省と掛け合っているのだが、かなり面倒らしい。もしこの人たちが日本に来られたら、迎えに行けますか?と言われたので、上條さんはもちろん行きますと答える。迎えに行くというのは、羽田や成田に行くのではなく、ガザまで行けるか、という意味である。上條さんはもしそうなったら行くのである。命がけの企画である。

「やらなくちゃいけないのよ」

これを、腹をくくるというのだな。

関連イベント

1月17日(木)

①15:00-16:00 ガザアーティストトーク

②16:30-18:30 オープニングレセプション

1月18日(金) 14:00-15:40

映画「オマールの壁」 上映+トーク

パレスチナ自治区で生きる若者たちの無情な現実

1月20日(日) 14:00-16:00

講演 「パレスチナとは?ガザとは?」

講師:徐 京植(ソ・キョンシク) 東京経済大学教授

1月21日(月) 14:00-16:00

映画「ぼくたちは見た」

上映+トーク  監督 古居みずえ

パレスチナの3人が来日できる可能性は2%と言われているそうである。

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