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2018年11月 3日 (土)

前田精史の彫刻

来週から2週間は前田精史展。

ものすごく気合が入っていて、今午後2時なのだが、バルコニーで作品の梱包を解いたりしてすでに忙しい。搬入は今日と明日の2日かけて行なう。

小品がたくさんあって、全部で100点を超えるようである。

小品というのは、これである。

Photo

高さが24cm。右が銅で、左がアルミで出来ている。leafというタイトルである。銅は¥12,000で、アルミが¥10,000.大サービス品である。

パーティーはやります。初日17:00-19:00。ぜひ新作を見に来てください。

前田さんは、基本的に毎日居る予定ですが、時間は不定です。

以前のブログで、箏の澤村祐司さんのことを書いたが、昨日、彼から電話がかかってきた。コンサートには行けなかったのだが、妻が「行きたい」というので、チラシを渡したのだが、行ってみると当日券はすでに売り切れていて、キャンセル待ちにも行列ができていたそうで、結局、聴くことはできなかったそうである。すごい人気である。そのことを、メールで澤村さんに送ってみたのだが、そしたら電話がかかってきて、「申し訳ありませんでした。CDを送らせていただきます。」と言うのである。

この人は大物になるね。

島崎藤村 『新生』を読み終わる。

いやあ、すごかった。姪の節子は親戚の居る台湾に行くことになるのであるが、そのあとはどうなったんだろうねえ。

これを書いてしまうという藤村の覚悟がすごい。

親戚やいろんな人から、こんなことを書いてしまってどうするんだ!と総攻撃を受けるし、世評も非難の声が止まないのであるが、そのときは、大変だったろうなあと思うのだが、こうやって書くことによって、われわれはいろんなことを学ぶのである。

節子という、不幸ではあるが、素晴らしい女性が居たことがこうしてずっと残るわけである。

藤村が 『新生』 を書くことを節子自身も了承する。

台湾に行くことはもちろん望んで行くのではないし、叔父さんの藤村のことは、ずっと好きなのである。

台湾に行く直前の手紙。

「わが心にあらず、御心のままに。

節子

捨吉様

心からの信頼をもって遠い旅に上る身の幸を思い、そのよろこびをここに残してまいります。」

泣いてしまった。

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