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2018年10月18日 (木)

10月17日(火)

今日は中国文化センター展覧会の受付当番。虎ノ門駅から歩いてセンターへ。時間があったので、途中のタリーズコーヒーでモーニングセットの朝食。ホットドッグとコーヒー。椅子がゆったりしていてドドールよりもワンランク上のような気がする。喫煙コーナーもあった。

文化センターは少し早めに到着。お客さん来なかったら暇だから、のんびりして本でも読もうと思ったが、なんにもすることがないと逆に疲れてしまうことを発見。うろうろ歩いたり、背伸びしてストレッチしたりして過す。センターの入っているビルの中にセブンイレブンがあり、歩いて30秒なので、おにぎりを買ってお昼ご飯にしたり、100円のコーヒーを買ってきてコーヒーブレイクしたりする。どこからがブレイクなのかわからない。全部ブレイクのような気がする。それにしても展示会場は寒い。空調がめちゃくちゃ効いていて冷たい空気が流れてくる。

お客さんは20人くらいだったが、画廊とちがって、お客さんはおしゃべりしたりお茶を飲んだりするわけではないので、寂しい感じなのだ。終わりごろ、唐さんが彼氏ととともに見に来てくれる。

10月18日(水)

病院の日。先ず新宿の眼科に寄って目薬をもらう。新宿の「珈人」でなにか食べよう、いつものようにカレーにしようかと思ったが、、時間が早かったので、モーニングセットでおにぎりを食べることにした。おにぎり2個と味噌汁、アイスコーヒー。そのあと女子医大へ。曙橋で降りて外に出る。階段を上がったところに白杖(ハクジョウ))をもった盲人の男の人が、近くにいた女性に話しかけている。

「このへんになにか食べられるところありませんか?」

と訊いている。女性は

「わたしこの辺の者ではないのでわからないです」

と言っていたので。わたしはおせっかいの気持ちが湧いてきて

「ランチですか?」

と言ってみる。曙橋は初めてで、どこにお店があるか分からないので…と言うので、天丼の天やがあるし、道路の向こう側には BiBi という喫茶店があります。中華のお店もありますよ、と「和平」も勧めてみる。

中華に興味をもったみたいだったので、ではいっしょに入りましょうと誘う。わたしはラーメンが食べたかったので、おにぎりを食べたばかりだったが、ここで昼食ということにした。

階段を上がり、ドアを開けると、中国人の店員は二人連れと思ったらしく、テーブルに水の入ったコップを二つ置いて、こちらへどうぞ、と言う。わたしは、いやいや、いっしょでなくて別々なんですよ、と言っても、店員は聞く耳をもたないので、仕方なくいっしょに座ることにした。わたしは相席は別に嫌でもなんでもないのだが、こうなると、なにか話をしなければならない。それが面倒なのである。本当は一人でゆっくり食べたいが、メニューをひと通り読み上げる。レバーと野菜炒めが気になったらしいので、美味しいですよと言っておく。

彼は、それはいくらぐらいですか?というので、700円ですと答える。まるで店員である。彼はご飯大盛りでと注文する。若いからたくさん食べるのだろう。よく見ると、まだ30歳くらいと思われる青年である。

食事が運ばれてくる。トレイの上に乗っているお皿を説明する。左側がご飯で、右にスープがあります。その上には麻婆豆腐の小皿があります。左上はデザートの杏仁豆腐、まん中にザーサイもあります。目の見えない人は、ものの位置を説明してもらうととても助かるのである。一度、ほとんど見えなくなったことがあるわたしは見えない人が何をしてほしいか、わりと分かるのである。ここの階段を昇るときも、彼をわざと先に上らせて、階段はあと何段、ドアがあります、引いてくださいと指示する。先にわたしが歩いて、ついてきてくださいというよりもこの方がいいのである。彼の頭の中に場所のイメージができるからである。後からついていくだけだと、何もイメージできなくて不安になるのだ。

わたしのニララーメンも届いたので、いっしょに食べる。なにか喋らなくてはと思い、これからどこに行くんですか?と訊いてみると、三味線と箏を教えに行くという。へえ、と興味が湧いたので、それが仕事ですか?というと、そうですと答える。今日は教室まで行くのに曙橋からバスに乗るのがいいと教えてもらったらしい。

突然わたしに

「東北の方ですか?福島とか…」

「いえ、わたしは山形です。すごいですね、なんで東北とわかったんですか?」

「鼻濁音がきれいでしたから」

へえ!そんなこと言われたことは一回もない。

作曲もします。というので、現代的な曲でしょうか?と言うと、いえいえ、万人受けする曲ですという。

コンサートもするんです、と言って、そのチラシを1枚くれる。へえ、そうなんだあ。わたしは病院があったので、ギャラリーの名刺を渡して店を出る。

女子医大の待合室で、先のチラシを見てみる。

Photo

りっぱなチラシである。リサイタルとある。美術でいったら個展である。箏の奏者である。おもに古典を弾いているらしい。

裏を見ると、裏にプロフィールが書いてあった。げっ!なんか凄いかも。

宮城社大師範金津千重子に師事。東京藝術大学を経て同大学院修了。「第2回 八橋検校日本音楽コンクール」八橋検校賞。一般財団法人地域創造「平成 22 年度邦楽地域活性化事業」参加。平成 27 年 初のリサイタル開催。朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」にて物語の音楽、熊本県立松橋西支援学校の校歌作曲などを手がける。箏曲宮城社師範、重音会、森の会会員。筑波大学附属視覚特別支援学校、明治大学三曲研究部非常勤講師。(株)セールスフォース・ドットコム所属アーティスト。詩と音楽のVOICE SPACE 代表。

澤村祐司 リサイタル

10月30日(火)

18:30開場/19:00開演

紀尾井小ホール

入場料¥3,000 全席自由

行きたいけどなあ…

縁があったら、また必ずどこかで会う。そういうものである。

本を買う。

河盛好蔵 『藤村のパリ』(新潮文庫)

Photo_2

面白い!

藤村の『新生』読んでみようかなあ。

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