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2018年9月29日 (土)

為せば成る

9月28日(金)

ウテさんからメール。ウテさんは今日からアトリエ・Kで個展が始まったはずである。明日がパーティー。わたしは30日(日)に横浜まで行く予定にしているのだが、台風が来るからどうなるかわからない。

ステップスに行きたいけど、いつ行ったらいいかなというメールだったので、せっかくだから、今やっている十河雅典の作品を見たほうがいいと思うよ、今日来れば?と返信したら、横浜のギャラリーが終わってからなら行けるけど、それでもいいか?というので、わたしは待ってるよと答えた。7時にギャラリーが終わるので、それから横浜を出ると、8時過ぎるなあと思いながら待っていると、7時半に現れる。早めに横浜を出てきたらしい。英子さんもいっしょである。

コーヒーを飲みながら十河さんの作品を見る。凄い!とびっくりしている。見に来てよかったと言う。やはり十河作品は描いてある文字の意味がわからなくてもちゃんと伝わってくる何かがあるのである。

ウテさんは来年の6月にStepsで個展が入っているのだが、その打ち合わせもしてしまう。搬入日は1日しかないからね、と念を押す。

ウテさんは来年の飛行機のチケットをすでに買っているのである。

なにか食べに行こうかと誘って外に出る。「魚勝」も「えん」もいっぱいだったので、結局「山形田」に行くことになる。山形田もいっぱいだったが、カウンターでよければと言われたので、カウンターでいいですと答える。中に入ると、テーブルに座っていたお客さんが、あ、私たち今出ますからということで、テーブル席を空けてくれた。

日本酒でいこうかということになり、女将さんに日本酒で美味しいのをと頼むと、「金の大わらじ」という山形の酒を出してくれる。年間2000本しか製造されない幻の酒である。

美味しい!お酒に弱いわたしでもくいくい飲めてしまう。やばい酒である。ウテさんは「アロマがある」と言って美味しい美味しいと呑んでいる。だだちゃ豆はウテさんの大好物である。お肉は食べない人なので、鮭のハラスと鰊を注文する。鮭も鰊も気に入ってどんどん食べている。茄子の漬物は、「小さい!」と言って写真を撮っている。米茄子のように大きいのしか見たことがないので、日本の茄子は小さくて珍しいのだ。イナゴがメニューにあるので、わたしはイナゴどう?と言いながら注文してしまう。英子さんも「えー!」と言いながらちょっと引き気味だったが、食べてみると意外といけるみたいで、二人ともぽりぽり食べながら日本酒を飲んでいる。

Photo

ウテさんが肉を食べないのはダイエットのためだと思っていたのだが、よく聞くと、お肉が嫌いだということがわかった。肉豆腐は肉を英子さんとわたしの器に投げ入れて、豆腐だけを食べていた。

話題は山形のことになり、英子さんは「クラゲ水族館」に行ってみたいと言う。鶴岡にある加茂水族館のことである。

わたしは上杉鷹山の「為せば成る」の言葉を紹介した。「為さねば成らぬ何事も」。そうしたら、そのことばは私のギャラリーにあると言う。ブレーメンのウテさんのギャラリーに掲げてある言葉と同じだとのこと。

「私のギャラリーのトイレにあるの見なかった?」

「トイレ!?」

「そう、トイレ。ぎゃはははは!」

同じ内容のその言葉はセネカのものらしい。鷹山がセネカを読んでいたとは考えられないので、やはり同じようなことを言うのだなと思ったのだった。

最後に蕎麦を食べた。ウテさんはちょっぴりでいいというので、3人で一枚の板蕎麦をつついたのだが、結局もう一枚追加した。

ウテさんはすごく愉しかったらしく、あとで長いメールをくれた。予定外の行動をして、ふらっと呑みに行ったりするのがとても嬉しいらしい。

わたしも、なんか日本人と呑んで話をするよりも、ウテさんと話をしたほうが通じることが多いような気がするのだった。


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