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2018年8月29日 (水)

エアコンちゃん

7月に霜田誠二がパフォーマンスをやったときに、ギャラリーのエアコンから水がぽたぽた落ちてきて慌てたのだが、このエアコンちゃんは最近もずっと調子が悪くて、連日水害に遭っている。人がたくさん入るとポタポタが起きやすい。気温が上昇して35度とかになっても、やはり水が出る。気温よりも湿度に関係があるようであるが、いずれにしても困ったことなのである。ビルの管理会社に電話をしたら、すぐに見に来てくれた。ほら、ここ湿っているでしょ?と脚立に昇ってもらって、エアコン本体を触ってもらった。新しいエアコンにするという計画はあるようであり、見積もりをしてもらっているとのことだが、でもこの夏は無理だろうな。

唐さんのアイデアで、エアコンの下に棚をつけたらどうか、ということだったので、さっそく付けてみた。

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棚の上には重箱とタッパーを置いて水を受けとめるようにした。なんだか神棚みたいだが、これで今年の夏はなんとか切り抜けるしかないだろう。がんばれエアコンちゃん!

夏目漱石の『明暗』を読み終えた。なんだかなあ…という作品だった。新聞の連載小説だったこともあるのだろうが、ねちねちと話が進むのである。登場人物も、癖がありすぎて、あまり好きになれない。「渡る世間は鬼ばかり」みたいだった。

作家の代表作も面白いが、わたしは、あまり知られていないような作品が好きだなあ。

漱石は『坑夫』、森鷗外の『青年』、芥川竜之介『歯車』とか…

で、わたしはこの2冊を買った。

二葉亭四迷『平凡』(岩波文庫)

国木田独歩『牛肉と馬鈴薯・酒中日記』(新潮文庫)

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二葉亭といえば『浮雲』だし、独歩は『武蔵野』であるが、わたしはこっちの方に興味が湧くのである。『平凡』も「牛肉…』も評価はあまり高くないのである。でも、それは文芸評論家が言ってるのであって、わたしとは関係ない。

もう一冊、今読んでいるのは

小谷野 敦 『江藤淳と大江健三郎』(ちくま文庫)

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ぱらぱらとページをめくってみたら、字面がもう面白そうで、すぐに買ってしまった。大江健三郎の小説は、わたしはそれほど好きではないし、江藤淳は、昔、藍画廊の読書会に参加していたときに、『成熟と喪失』を読んだだけだが、たいしたことがなかった。

大江も江藤も実はそれほど興味はないのだが、小谷野の文章が面白くてやめられないのである。小谷野は『もてない男』(ちくま新書)で有名になったが、なんかくせになりそうである。


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コメント

私も小谷野の本買いました。

投稿: mmpolo | 2018年8月29日 (水) 18時52分

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