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2018年7月30日 (月)

堂免和実の風

台風のあとは、やはり暑くなった。

暑いけど、やはりお客さんはどんどんやってきた。

今日から堂免和実展。搬入は、めちゃくちゃ苦労して汗だくになって搬入したが、作品は涼しげである。

風が吹いてくるようである。

Photo

インスタレーション作品である。

近ごろ、インスタレーションをやる作家はめっきり少なくなってしまったが、しぶとく続けている堂免さんは、気合が入っている。

わたしは今ホブズボームの『20世紀の歴史』を読んでいるが、是を読むと、1945年以降の空前絶後の高度経済成長は、歴史上まれに見る出来事だったということがわかるのだが、インスタレーションという表現方法は、この経済上の出来事と連動するように現れたものなのである。

ヨーロッパでは、このインスタレーションという表現は定着して、現在でも作品がどんどん作られているが、日本では、一過性のものだったのか、流行として終わってしまった感がある。

Photo_2

日本のインスタレーション作家は、がんばってほしいものである。

トレーシングペーパーをくるっと巻いて、それを、田植えのように、プラスチック段ボールに挿していく。それだけのことだが、それが、空間に風を起こすのである。

「それだけのこと」が大切なのである。

「それだけのこと」ができない人は一人前の作家になれない。

Photo_4

これは、写真作品。写真を水彩紙にコピーして、その上から鉛筆でドローイングしたもの。

「nostalgia 4」 写真・鉛筆 12×26cm 2018 ¥30,000(額込)

Photo_6

パーティーは、やはり盛り上がっていて、暑さもなんのその、元気に飲み、喋っているところである。

Photo_5

今年は、やはり、気温に関係なく人は来るのである。不思議な夏である。

Photo_7







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