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2018年7月16日 (月)

霜田誠二パフォーマンス

気温が35度に近くなると、鼻血が出る。

ギャラリーでも出たし、電車の中でも出た。

やばい気温である。

一昨日の14日(土)も暑くて、お客さんは来ないだろと思っていたが、霜田誠二のパフォーマンスには10人の観客が来てくれた。ありがたいものである。

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霜田は痛風の症状が出ていて、足が痛くて、歩いたり、階段を昇ったりするのも、とても時間がかかったりしている。

17:00にスタート。

口にくわえているのは蓬(ヨモギ)である。自宅のある長野から持ってきたものと思われる。このあと、口にくわえたまま、鎌で稲刈りの要領で、半分に切り分ける。あぶない。それを今度は床に並べて、鎌の柄でトントンと潰し始める。蓬の匂いがギャラリーに充満する。BGMをかけたり、詩の一説を朗読したり、盛りだくさんである。

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散らばった蓬を新聞紙にくるんで、観客一人ずつに投げる。観客はグローブはないから、素手でキャッチする。

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60分予定のパフォーマンスが45分で終わった。霜田の体力の限界だったらしい。観客にとっては「ちょうどいい」長さではあった。

霜田の世界は異様である。見ていると別の世界に引き込まれていってしまうのが、ちょっと怖いくらいなのだが、音楽をかけたり、詩を朗読したりすることで、現実世界との結界に小さな穴をあける。今回は蓬の匂いもそれに加わり、さらにそれを観客に投げることによって、霜田の不思議な世界と、こちらの日常の空間はつながっているのだということを暗示していて、少しほっとしたり、逆に怖さが増したりして、そんな楽しさがあった。

このあと、みんなでビールを飲み、ワインも飲んだ。

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さて、しばらくこの暑さは続きそうだが、なんとか今週も乗り切ろう。来週は古川巧展、その次が堂免和実展。そして8月5日からStepsは夏季休廊となる。



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