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2018年5月13日 (日)

「なぜ美術を選んだのか」

5月13日(日)

今日は「なぜ美術を選んだのか」の展示作業を14:00から行なう。と言っても、作家6人のうち4人の分はわたしが昨日やってしまったので、今日は中村ミナトと倉重光則が、自分の作品を直接設置するのである。倉重はなんと30分で終わってしまったので、ビールを飲み始める。わたしも飲みながらキャプション作りをする。先週、長谷見先生から、カンボジアの椰子酒を貰ったので、これも味見をする。とても美味しい。椰子酒だから椰子の実から、つまりココナツから作る酒なのだろうか。『やし酒飲み』っていうだれかの小説あったよね?

ミナトさんもわりと早く作業終了。お手伝いの青年にライティングもやってもらう。

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かなりレベルの高い展覧会だと思う。明日からは、トークもあるので、わたしは細かく展示の様子やトークの様子をお伝えする余裕はなくなると思うので、今日ざっと作品の紹介をする。

個々の作品の解説も書かないことにする。たぶん、説明しなくても充分にその意図するところとメッセージは伝わるのである。良い作品というのはそういうものである。

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倉重光則 「精神」 鉄・LEDライト・紙 80×42cm 2018 ¥200,000

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ライトは一つ。眩しい。ライトの下に鉄板があり紙片が貼ってある。詩のような文が書いてある。「眩しくて読めないと思うんだけど、わざと見えないようにする」と言っていたが、近づくと簡単に読めた。

木嶋正吾 「零形」の連作4点 ミクストメディア 51.5×36.0cm×4 2017・2018 各¥400,000

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金属を貼る手法を復活させている最近の作品は力強い。

木嶋正吾 「零形 18 D-2」 ミクストメディア 12.5×5.5cm 2018 ¥30,000

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日影眩 「ユリカモメ」(左) キャンバスに油彩 80.3×60.6cm 2018 ¥300,000  「宵の月」(右) キャンバスに油彩 45.5×33.3cm 2018 ¥100,000

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日影も昔の、フロッグズアイと呼ばれる下から見上げる視点と、イラスト風の平板な画面を復活させている。

菅沼緑 「16-6B」(右) 木にウレタンラッカー 42×32×8cm 2016 ¥70,000

中村ミナト 「EDGE EFFECT」(左) アルミニウム 90×90×92cm 2018 ¥1,200,000

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緑さんんは、作品を1点だけ送ってきた。え?これ1点だけ?と思ったが、壁にかけてみると、1点で充分であることがわかる。

ミナトさんは、この展示に合わせてこの新作彫刻を作ってきた。

中村ミナト 「MEDOHATATANAI  A」 紙にミクストメディア 29×20cm 2018 ¥35,000

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みんな勝手にやっているようだが、本当はかなり考えて作品を持ってきているのだ。こういう作家ばかりだとギャラリーは楽である。

十河雅典 「プライベイト ポスター」 キャンバスにアクリル 72.8×309cm 1980 ¥1,000,000

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制作年に注目してほしい。1980年である。今から38年前の作品である。この作品は、1980年の第3回NACC展でグランプリを獲ったものである。

おそらく十河さんは、今回の「なぜ美術を選んだのか」というテーマに合わせてこの作品を出してきたのだろう。

みなさん、自分の作品の前で何を語るのか、わたしはどきどきしている。

聞き手として、質問を用意しなければならないのだが、実は何もまだ考えていない。成り行きまかせでいこうと思う。前もって考えすぎると、自然な話ができなくなるような気がするのだ。

明日は、菅沼緑さんのトーク。花巻から新幹線でやってくる。

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