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2018年4月23日 (月)

漢文難理解候

今週のアートカクテル展が終わったら、ようやくゴールデンウィークである。うれしい。ゴールデンウィークはギャラリーもお休みするのである。

連休明けは「うのぜみ」展であるが、その次の「なぜ美術を選んだのか」という展覧会を先に紹介させていただきたい。トークショーがあり、「要予約」であるからだ。

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6人の作家のグループ展なのであるが、各作家一回ずつトークショーを開催する。

トークショーのときだけ、その作家の作品を展示するの?と訊いてきた方もいたのだが、いえいえ、そうではありません。これは会期中は6人の作家の作品がずっと並んでいる普通のグループ展なのです。その中で一人1日だけ、トークショーをするというものなのです。だから、トークのない日は普通に展示をやっていますので、そのつもりでいらっしゃってください。

作家インタヴュー「なぜ美術を選んだのか」

5月14日(月)-26日(土)

12:00-19:00(土曜日は17:00)

トークのある日はトークが始まる時間に展示の観覧は終了です。

トーク日程

5月14日(月) 17:00-18:00 菅沼緑

5月17日(木) 17:00-18:00 日影眩

5月18日(金) 17:00-18:00 木嶋正吾

5月19日(土) 14:30-15:30 十河雅典

5月21日(月) 17:00-18:00 倉重光則

5月25日(金) 17:00-18:00 中村ミナト

各回¥1,000

要予約・定員20名様(定員になり次第締め切らせていただきます)

ちなみに現在はまだまだ余裕がありますので、ふるってご予約ください。

tel.03-6228-6195

e-mail  stepsyoshioka@nifty.com

倉重光則は、グループ展ではあるが、例の眩しいライトの作品を持ち込むのだという。

「グループ展てさ、個展とおんなじで、真剣勝負なのよ。だからおれ本気でいくから」

中村ミナトさんにこの事を伝えると

「迷惑な人ねえ」

とつぶやいていた。ミナトさんも大きな彫刻を持ち込む予定である。

なんだかすごい展覧会になりそうである。

トークであるが、まあ、30分くらいわたしがインタヴューして、あとの30分を質問タイムにしようかなと思っている。で、終わったら軽くワインを飲むのである。

予約お待ちしています。

☆展覧会

「相澤秀人 展」

5/9(水)-14(月)

10:00-18:00

ギャラリーNEW新九郎(小田原市中里208 ダイナシティウエスト4F)JR東海道本線鴨宮駅

中村真一郎 『頼山陽とその時代』にてこずっている。

難しいのである。なにが難しいのかというと、漢文である。山陽の文章は全部漢文で、同時代の友人とか学者とか文学者も全員漢文だし、引用が多くて、読み下し文もあるのだが、読むことはできても意味が全然解らないのである。

今、「下」にはいったところであるが、もう投げ出そうかなと考えているところである。

高校時代は数学と物理が苦手だったが、その次に出来なかったのが漢文だったことを思い出した。

漢文勘弁である。

でもようやく「下」まで来たから、「日本外史」のところは読まなくては、と決意したところである。

この本は、頼山陽についてのエッセイのようなものではなく、立派な研究論文である。中村真一郎のねちっこさが充分に発揮されているのだ。

中村の考え方で面白かったのは、人間というものを「可能性の束である」と規定しているところである。山陽は、学者になるという選択肢だけでなく、他にもなる可能性のあった職業とか仕事とかあったはずであるし、あったかもしれない可能性の束全体を人間であるとしたのである。

結局選ばなかった可能性というのは、意味がないのではなく、その人の一部であるという見方にわたしは救われる思いがするのである。

そう考えると、なんだって出来るじゃん、と楽天的になれるのではないだろうか。

本を3冊予備として買ってみた。

樋口一葉 『にごりえ・たけくらべ』(岩波文庫)

永井荷風 『つゆのあとさき』(岩波文庫)

田山花袋 『田舎教師』(岩波文庫)

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頼山陽のあとの樋口一葉はなぜかすらすら読める。


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