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2018年3月26日 (月)

吉村昌子の風景

今日から吉村昌子展スタート。大きな作品である。

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横の長さが4.5mである。4つのパートに分かれている。

こういう大きな作品を展示するのって、普通は大変じゃないのかな?と思う人が多いかと思うが、実はわりと簡単である。作品は大きくても小さくても釘2本で掛けるので、大きさはあまり関係がないのよ。展示は作品数が多いと大変なのである。小さい作品でも数が多いとすごく大変で嫌になってしまうのである。

吉村さんは、1を聞いて10を知るタイプで、飲み込みが早いので、展示が楽だった。わたしの言っている意味がすぐに理解できるのであった。

ギャラリー内には作品は3点だけ。

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けっこう完璧な展示である。3点だけでよいということも彼女はすぐに納得して、大作1点を展示から抜いた。

この展示の良さがわからない人は、美術のセンスがないのだよ。

「夏の庭」 キャンバスに油彩 22.0×33.0cm 2017 ¥33,000

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吉村の作品は、抽象画に見えるが、そうではない。風景画である。しかも実際の風景を描いている。なにか親しみというか、安心感のある画面になっているのは、これが実際の風景であるからだろう。

風景画は自画像であると云われるように、作家が風景の中になにを見ているのか、ということが問題になる。彼女の風景は決して軽やかではないし、なんていうか、重さを感じるのであるが、それは絶望的な重さではなくて、どこかに解決の糸口を秘めているようなのである。

「風景‐otowa Ⅱ」 キャンバスに油彩 14.0×18.0cm 2017 ¥12,000 

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「立夏‐5月の水田」 キャンバスに油彩 27.3×35.0cm 2017 ¥46,000

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なかなかいいテクニックをもっているのだが、ちまちましたところがなくて、のびやかなので、大物になりそうな予感がある。

彼女は、大学や高校で非常勤で教えているので、今は春休みなのである。楽しい春休みになるといいのだが。

「otowa」 キャンバスに油彩 15.8×22.7cm 2018 ¥15,000

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