« 吉村昌子の風景 | トップページ | 短い春休み »

2018年3月29日 (木)

花粉症

60歳を過ぎてから、花粉症が出なくなった。

なぜかというと、年を取ったからである。と、わたしは確信している。年を取ると、花粉症はごく軽いものになるか消滅するかのどちらかである。花粉症というのは、そもそも免疫の勘違いから起こるのである。免疫というのは白血球の働きのことなわけで、免疫力が落ちるということは、白血球のパワーが落ちるか、あるいは数が減ることなのである。年を取ると免疫力が低下する。従って、白血球の働きも鈍ってくるわけである。花粉症が起きるのは、この免疫力が、ある意味活発であるわけであり、花粉症がひどいというのは、その人は若いという事ことも意味しているのである。

わたしの花粉症がなくなったのも、ひとえに老化という現象の一つなのである。これがわたしの花粉症老化消滅理論の全容である。

わたしは、新宿の薬局に行ったときに薬剤師のおじさんと花粉症の話になったときに、この理論を披露した。

「年をとると花粉症はなくなりますよ」

「そうですかねえ…」

「そうですよ。80歳を過ぎた人で、花粉症で鼻水だらだら、眼が真っ赤という人を見たことがありますか?」

「……」

わたしは自分の理論の正当性を主張することができて、気分がよかったが、薬剤師の後にいた店員のおばさんが、大きく首をひねっていたのもはっきりと見た。

ところが、先週からわたしに花粉症が出た。鼻水とクシャミが止まらなくなり、頭もぼうっとするようになってしまった。困ったことである。

わたしの理論はどうなってしまうのだろうか。

①わたしはまだ若い

②わたしの理論は根本的に間違っている

①か②のどちらかであるはずだが、どちらとも決められないから、決めないでおこうかな。

この花粉症に加えて、以前からの肩の痛みはそのままだし、数日前から、口内炎がひどくなってきた。舌の上、頬っぺたの裏側などに数個できていて痛い。口内炎というのは、ベーチェット病の症状の一つでもあるので、わたしの体調はよくないということである。昨日は全く起き上がれず、一日寝て過したし。季節の変わりめにわたしは弱いのである。

話は変わるが、一昨日、韓国のカンさんに、預かっていた作品をEMSで送り返した。ずいぶん大きな箱になってしまったが、訊いてみると、韓国ならその大きさでギリギリセーフとのことであったので、集荷してもらうことにした。EMSだと集荷に来てくれるのである。

集荷の人は屈強な女性で、あれ、どこかで見たことがあるなあと思っていたら、数年前にも一度来てくれたことがある方だった。彼女は

「お久しぶりです」

というので

「え?覚えてた?」

と言うと

「この階段は忘れません」

と言って、重い段ボール箱を担いで階段を降りていったのだった。

ブランカさんからメール。

今書いている小説に、Steps Galleryと吉岡さんの名前を実名で書いていいか?というものだったので、どうぞ自由に使ってください、と返信した。

いつか、ブランカさんの小説は芥川賞を獲ると思う。そうしたら、この小説に出てくるSteps Galleryってどこだろう?ということになり、本もどんどん売れて有名になり、Stepsも大繁盛して整理券なんか配ったりして、作品も完売が続き、わたしはお金持ちになるのである。

ブランカさんは6月にStepsで個展予定。

高橋ブランカ 写真展

6月4日(月)-9日(土)

初日にパーティーもやります。

|

« 吉村昌子の風景 | トップページ | 短い春休み »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576487/66550860

この記事へのトラックバック一覧です: 花粉症:

« 吉村昌子の風景 | トップページ | 短い春休み »