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2017年8月25日 (金)

ブレーメンの美術隊③

8月10日(木)

搬入3日め。

朝ごはんを食べて9:30に出発。10:00から搬入作業。

これはお城の前庭。小林さん撮影。

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ベッティーナさんが新聞記事を持ってきて見せてくれる。地方紙だと思うが、今回の展覧会のことが大きく取り上げられている。

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またわたしの作品写真が載っているので、誰かが、倉重に

「悔しいでしょ?」

と言うと倉重は

「いやいや、別にそんなことで悔しくはないよ。あとで破って火つけるけど」

これはポスター。

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みんなでなにか相談している。真ん中の白い服の女性がベッティーナさん。ちょっと話をしただけで「むむ、できる!」とわかってしまう人。みんなの作品の解説も書いてくれた。

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これは会場の入り口壁にみんなの名前が書いてあるところ。

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わたしのテーピングが昼には終了。

これは最後の仕上げをしているところ。小林さん撮影。

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作品はこんなふうに仕上がった。

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A


B


C


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この作品は、テーピングの反対側の壁。じつはこの写真の貼ってある後ろ側は穴が空いている。そこをふさいだかたち。ベッティーナさんは、壁を撤去しましょうか?と言ってくれたのだが、それはとんでもない作業になってしまうので、わたしが、作品で穴を塞ぐという提案をしてこんなふうになった。

ウテさんの作品もほぼ完成。

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コンセプチュアルだねえ…

ドイツはコンセプチュアルが主流なので、こういうインスタレーションが多い。絵画はほとんど見ることがない。ドクメンタも同様であった。

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ドイツ語と日本語を使ったかなり情緒的な作品になった。

またお城でランチ。なんだか毎日接待してもらって気を遣ってもらっているのがわかる。

みんなは作業を続行したが、わたしは終わってしまったので、庭を散歩したり、『吾輩は猫である』を読んだり、煙草をふかしたりして過ごす。

ウテさんは

「なに読んでるの?」

と訊くので

「漱石」

と答えると

「知ってる。『こころ』を読んだ」

と言っていた。

ウテさんは来年の9月に中村さんのギャラリー、アトリエ・Kで個展をやることになっている。

夕食は魚の養殖をやっているレストランで鱒を食べる。

中村さんの友だちで、スイスに住んでいるアクセサリー作家のナオコさんが来てくれる。

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ウテさんは魚をたくさん食べる。肉は好きではないのである。日本食が好きである。枝豆とかワカメサラダとか、居酒屋メニューがお気に入りである。日本では間違っても「ステーキを食べに行きましょう」などと誘ってはいけない。

鱒だけでお腹がいっぱいになってしまった。ヨーグルトっぽいソースで食べる。

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夜は冬のように寒くて、小林さんは風邪をひいてしまったようで、クシャミと鼻水が止まらない。大丈夫かなあ…

8月11日(金)

搬入4日め。

わたしは作品が終わっているのでお城には行かないで、ツインピークスに残ることにする。

今日はオープニングの日に解説をしてくれる評論家が来るから行ったほうがいいんじゃないの?と言われたが、拒否。

疲れているので身体を優先する。少しわがままにならないと身体がもたない。

具合の悪い小林さんと居残り。

久しぶりにヒゲを剃り、ヒゲのカットとかもする。たまった汚れ物を洗濯。

昼寝と読書。

なんだか非常に寒い。夜は暖房を入れる。

夕食はみんなで宿舎で。

スパゲティーとソーセージ。








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コメント

吉岡さんの後ろ姿って、何となくサルトルみたいですよね。サルトルの後ろ姿を見たことがあるわけではないので、サルトルを思い起こさせる、といった方が正しいでしょうけど。うーん、何故だろう。

投稿: 長谷見雄二 | 2017年8月25日 (金) 17時49分

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