« ブレーメンの美術隊③ | トップページ | 纐纈令はもの派なのか »

2017年8月26日 (土)

ブレーメンの美術隊④

8月12日(土)

朝から雨。寒い。

朝食はご飯を炊いて、目玉焼きとふりかけで食べる。やっぱり米はいいワ。小林さんがまた味噌汁を作ってくれる。

今日はオープニングの日。オープニングといっても、招待された人たちだけなので、いわゆる内覧会ということかな。

パーティーは夕方からなので、時間がある。勝又さんが作品の撮影をやっていて、わたしの作品も撮ってくれる。撮影は時間がかかっていて、おそらく夕方まで終わらないかも。

これは勝又豊子作品。ロール紙を天井から吊っている。

Photo

ものすごく細かいドローイングが全面に描かれている。

Photo_2

倉重の作品。

Photo_3

アニカ・カールスの作品。

Photo_4

写真と言葉(日本語)の作品を額に入れてあるのだが、この写真も言葉もアニカのものではない。ウッドベースの水野さんの奥さんが撮影して、言葉を添えたものである。アニカは、それを構成してサインをする。

あきらかにデュシャンの系譜である。これもコンセプチュアルアートである。

小川さとし作品。

Photo_5

ビニールプールに水は張られていないが、明らかに水の暗喩である。4つあって、中の二つには新聞が敷き詰められている。一つは2011年の新聞。もう一つは今年の新聞。両端は過去と未来を暗示している。ドイツで学んだだけあって、思い切りコンセプチュアルである。

それぞれのプールの上には水の入ったビニール袋が吊り下げられていて、鉛筆が突き刺さっている。

Photo_6

ゆっくり挿すと水は漏れないそうである。この鉛筆は何を意味しているのだろうか。

チエコさんの作品。

Photo_7

屏風に抽象的な形態が描かれている。

これはフランクの作品。鉄格子の中に金塊を配してある。

Photo_8


Photo_9


ウテ、小林、中村、小川夫妻とで、近くのシュターデンという町まで雨の中ドライブ。

Photo_10

カフェで軽く食事。わたしは大きなソーセージをパンに挟んで齧り、ビールで追いかける。

オープニングパーティー(内覧会)、18:00から。

海外のこういうパーティーは、話が長いのをわたしは知っているので、心の準備はできている。

50人~60人くらいの人が集まってくれたようである。

Photo_11


年配の方は椅子に座っている。

Photo_12

挨拶が始まる。

Photo_13


着物を着ているのがチエコさんで、その隣がアニカ・カールス。挨拶のあいだ中、わたしはアニカが気になってしょうがなくなった。彼女はポケットに手を突っ込んで、不機嫌そうな顔をしてずっと下を向いていた。ふてくされている感じである。ウテさんの教え子で、まだ20代と思われる。

面白い!

自分の紹介をされているときも同じように下を向いていた。いまどきこんな不良娘も珍しく、わたしは気に入ってしまった。

ずっと手をポケットに入れたままかと思ったら、みんなが拍手するときは、むすっとした顔で拍手をしていたので笑ってしまった。

最初に郡長さん(?)の挨拶。ハンブルグやブレーメンを含む郡の偉い人みたいである。日本からの作家に助成金が出せなかったことをしきりに謝っている。

ベッティーナさんの挨拶。展覧会に企画意図などを話しているようである。

次にハンブルグにある日本領事館の領事。ドイツ語と日本語で挨拶した。話が長い。ハンブルグと香川県は友好都市であってどうのこうのという話が続く。

評論家のクプケさんの作品解説。これがさらに長い。この人は、わたしがハノーファーで個展をやったときにも来てくれた人らしい。

最後に企画のウテさんの挨拶。

挨拶だけで1時間かかったなあ。

ワインを飲みながら歓談。

みんな作品を見て回るので、わたしは自分の作品の前で説明をする。

明日は「アーティストクッキング」の日。その実態がいよいよ明かされる。

お城の庭。

Photo_14





|

« ブレーメンの美術隊③ | トップページ | 纐纈令はもの派なのか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/576487/65711418

この記事へのトラックバック一覧です: ブレーメンの美術隊④:

« ブレーメンの美術隊③ | トップページ | 纐纈令はもの派なのか »