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2016年3月

2016年3月31日 (木)

森本さん入院中

先日、バーボヴィッチが送ってくれた「ポリティカ」の記事を載せたが、今度は彼がその記事をセルビア語から英語に訳して送ってくれたので、わたしが英語から日本語に訳してみた。

2016年 323日「ポリティカ」

「浅瀬のlife is beautiful


東京のSteps Galleryで、ドラガン・バーボヴィッチの写真展「life is beautiful」が開催された。39日-19日。この展覧会の出品作は、日本の画家、吉岡まさみによってセレクトされたものである。

吉岡は昨年ベオグラードで、ミラン・トゥーツォヴィッチとサーシャ・マリアノヴィッチとグループ展を開いた作家でもある。


展覧会のタイトルは「life is beautiful」と題されているが、このシリーズは、モンテネグロのイガロで撮られた初期の代表作である。


バーボヴィッチはこんなふうに作品について語る。

「われわれの身振りや動作というものは、世界共通の意味を持っています。これらの写真のなかの、年配の人たちは、ほとんど動かずじっとしているように見えますが、若者たちが元気に走り回って人生を楽しんでいるのを見ながら、人生の意味を考えているのです。」

この写真は(新聞に掲載されている作品)は、ドイツで出版された写真の本『インスピレーション』の表紙を飾ったものである。


中略(ここにはバーボヴィッチの経歴が書かれているので、本人が中略とした)


バーボヴィッチの作品には、人間に対する賛美が溢れている。彼の撮影手法はきわめてミニマルなものであるが、その主題は複雑である。


登場人物たちは映画の俳優のようにも見える。なんでもない日常生活の一こまが、劇場における一シーンのように立ち現れるのである。「わたしは円形劇場に座って、最良の瞬間を待つのです」とバーボヴィッチは語る。

以上

あいかわらず中村陽子展はお客さんが引きも切らず訪れている。暖かいし、桜を見に行くついでの人もいるようである。

そんななか入院中なのが、来週から個展を開く森本利通さんである。疲労骨折にウィルスが感染してたいへんなことになっているらしい。

明後日、搬入なのだが、大丈夫なのだろうか。

大丈夫ではない。実は、森本さんは個展が終わっても退院のめどは立っていないのである。

ではどうするのかというと、明後日は、病院に外出許可をとって、自宅に帰り、作品を赤帽さんに託して病院に帰る。

赤帽さんはギャラリーまで作品を運ぶ。森本さんの作品は平面なのにとてもとても重くて一人では運べない。

中村さんの搬出のお手伝いに来てくれる小林誠さんにもお手伝いをお願いした。

搬入はわたしと小林さんとでやる予定。

展覧会のときに作家は入院中だから居ないのか?

居ないのである。したがってパーティーもありません。

しかし最終日は、外出許可をもらって這ってでも来ると宣言している森本さんなのであった。

最終日にはトークがあります。

4月9日(土)14:00-17:00

本江邦夫×宮田徹也

「70年代から現在、未来に至る現代美術の動向」

入場無料・予約不要

これについてはまたお知らせいたします。

明後日は中村さんの搬出と森本さんの搬入が終わったら、わたしは事務所内の荷物移動をしなければならない。4月4日からバルコニーの工事が始まるので、今までバルコニーに出していたテーブルや椅子等をギャラリー内に入れておかなければならないのである。4月は事務所が大混雑しそうであるが、まあ、なんとかしなければならない…

 

 

 

 

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2016年3月28日 (月)

4月のバルコニー

★バルコニー工事

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ようやく今週あたりから春めいてきていて、ギャラリーでもお花見の話題がちらほら出てきているこのごろではある。バルコニーものんびりお茶を飲むのに良い塩梅になってきた。

ところがですね、4月はほとんどバルコニーが使えなくなりそうなのである。床の張替え工事が入るのである。どの程度の工事になるのかはわからないが、床を全面張り替えるので、おそらくバルコニーに出ることは難しいのではないかと予想される。ちょっと煙草を吸わせてくださいといっても、ひょっとしたらダメかもしれない。工事が始まってみないとわからないが、しばらくはご不便をおかけしますが、ご了承ください。

★新聞記事

Politikakultura23martmala2016dsc_43

これはこの間お知らせした、セルビアの新聞「ポリティカ」の記事。ステップスのバーボヴィッチ展に関する記事である。セルビア語なので読めないけど、どんなことが書いてあるのだろう。けっこう大きな記事なので、バーボヴィッチはひょっとしたらかなりの大物なのかも。

★ミニチュア・ビエンナーレ

以前、セルビアで開催されるミニチュア・ビエンナーレについてお知らせしたが、入選結果が届いた。

この展覧会は10×10cmの小さな作品の展覧会で、審査がある。セルビアのほかに、ポーランド等の近隣諸国に声をかけている展覧会であるが、今回、日本から初出品。

日本からエントリーした15人のアーティストはなんと全員入選!すばらしい。

入選作家

中澤小智子

前田精史

串田治

杉山佐和子

槙野央

相澤秀人

古賀亜希子

佐々木敬介

関水由美子

纐纈令

ナガクボケンジ

穴澤和紗

萩谷将司

中村陽子

藤木光明

そして、ドローイング部門に出品した中澤小智子さんは部門最優秀賞を獲った。おめでとうございます!

展覧会は4月16日から。

★ラキア

バーボヴィッチ展のときに、セルビア大使館のホームページを見てギャラリーに来たという方が何人かいらっしゃったが、その中のKさんからメールが届く。ラキアをごちそうしたときに、ラキアの壜の写真を撮っていいですか?と言うので、どうぞ、と言ったのだったが、セルビアに住んでる友人にその写真を送ったのだそうだ。そうしたら、このラキアはセルビアでも最高級なもので、有名だそうである。お友達は、「外国」に行くときはこのラキアをお土産にするそうである。ミランも山崎さんも、良いラキアをもってきてくれていたのだなあ…

★展覧会案内

「輪 展」

3/28-4/2

K’s Gallery(銀座1-13-4 大和銀座第一ビル6F)

永野のり子さんが参加しています。

「竹内博 展」

4/4-16

SPC GALLERY(日本橋兜町9-7SPCビル3F)

「達 和子 版画 展」

4/6-16

ギャラリー f分の1(千代田区神田駿河台1-5-6コトー駿河台)

達さんは2017年Stepsで個展予定。

「ヒュー・スコット=ダグラス 展」

4/16-6/19

栃木県立美術館

今最も注目されているスコット=ダグラスの日本での初紹介展。企画の山本和弘さんはかなり気合が入っている様子。これは行ってみるかなあ。

★倉重リーフレット

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これは今開催中の瀬戸内トリエンナーレの倉重光則展で配られているリーフレット。わたしがテキストを書かせてもらっています。ギャラリーにも何枚か送られてくると思いますので、「どうしても」ほしい方は申しつけてください。

★本

わたしは今、中村真一郎『芥川龍之介の世界』を読んでいる途中だが、また本を買ってしまった。

ブレヒト『暦物語』(光文社文庫)

三井美奈『イスラム化するヨーロッパ』(新潮新書)

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今読んでいる本が読み終わったらどうしよう、といつも心配しているので、次に読む本が手元にないと不安なのである。








 

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2016年3月25日 (金)

ホタテ

カニかまは好きですか?

わたしはわりと好きです。

カニかまの魅力は何といってもあの食感にあります。裂けるチーズのように繊維に沿って縦に裂けていくところがこの食品の肝といえるでしょう。従って、食べるときには指で一回縦に裂いてから口に入れるという仕儀になるのです。

その見た目もなかなかのものがあります。昔は真っ赤な色をつけていましたが、今では、リアルを追求して、渋めのピンクで着色して、形も微妙なカーブまでつけて、本物と見分けがつかないほどです。味のほうは本物にはなかなか近づけませんが、こういうものだと思って食べるとそれなりの味わいがあります。

もし、本物のカニを食べたことがなく、カニかましか食べたことがない子供がいたとして、その子が、ある日、本物のカニを食べる機会に恵まれたとしたらどうでしょう。きっとその子は

「お母さん、これカニかまに似てるね」

と言うことでしょう。

こういう、似せて作った代用食というか、ガジェット食品は他にもいろいろあります。

マーガリンはバターの代用品として作られて、かなり昔からあるようです。ジョージ・オーウェルは、マーガリンを塗ったパンを美味しそうに食べる情景を描写しています。

日本でもいろいろあります。ガンモドキなどもその一つですね。豆腐や野菜を混ぜて、鴨肉に似せているわけですが、現代のわたしたちには、ガンモドキから鴨肉までの隔たりはかなり大きいと言わざるを得ません。

昔、どこかの店で食べたハンバーグはすごかったなあ。それは肉を使わずに作った「健康食」でした。椎茸の傘ではなく、石附というか茎の部分を使い、それをみじん切りにして、小麦粉と混ぜて焼き、ケチャップをつけて食べるのですが、刻んだ椎茸の食感は肉と区別がつかず、まるで肉で作ったハンバーグを食べているようでした。

一昨日のことですが、わたしはスーパーで買い物をしていたのですが、そこで、すごいものを見つけてしまったのです。きょうはその食品について報告したいと思います。

それは、かまぼこで作られたホタテです。

おお!そうか、ホタテだ!なぜそこに今まで食品会社は気づかなかったのだろうか。カニと同じく、ホタテも「裂けるチーズグループ」だったのです。ホタテのあの貝柱もまさに裂けるチーズといっしょです。わたしは迷わずに「ホタテ」を買いました。

まずは見た目ですが、カニに比べたら、本物に似せるのはさして難しくないと思われるのですが、大根の輪切りを小さくしたような、あるいは人参の輪切りを白くしたような硬さがあり、本物のホタテの柔らかさや優雅さはありません。きっとまだ研究中なのでしょう。

味はというと、ホタテよりもカニかまに似ているというのは当然といえば当然のことでありましょう。

しかし、裂ける食感はやはりホタテに似ていて、食べると楽しいのです。わたしは袋に同封されていた「焦がしバター醤油」は使わずにわさび醤油で食べました。

さてさて、この食品のすごいところは、なんといってもそのネーミングにあります。

わたしはそのセンスに驚いてしまいました。その商品名は

「ほぼホタテ」

というのです。

これは、ホタテと同じような味がするよ、でも「ほぼ」だから、やっぱり本物とは違うよということを静かに伝えているのでした。

また買ってみようっと。

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2016年3月22日 (火)

卒業旅行

昨晩は、中村さんのパーティー。さすがというべきか、やっぱりというべきか、満員御礼状態だった。

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浜田浄さんが挨拶をして、中島けいきょうさんが乾杯の音頭をとった。

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和気藹々と会は進み、人は入れ替わり立ち代り動いた。

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いつもなら、話が弾んで、19:00までの予定が、20:00、21:00とかになるのだが、なんと19:00になると、みんないっせいに腰を上げて、2次会の飲み屋さんに移動したのだった。こういうところも慣れていて、さすがなのであった。スマートとはこういうことをいう。

さて、明日はわたしは休みで、ギャラリーの「当番」は田崎亮平君が入る。明日が亮平君の最後のバイトの日である。彼は

「バイトの日なんですけど、ぼく、そのまま朝まで居てもいいですか?」

という。わたしは、いいよと答えて、で、なんで?と聞くと

「次の日の朝すごく早い時間に成田まで行かなくちゃいけないんですよ。銀座からバスが出るので、ステップスから行けたらすごく便利なんです」

成田から高松に行って、瀬戸内トリエンナーレを見に行くのだそうだ。倉敷とかも回って来たいと言う。

4月から就職するので、その前に一人で旅行するのだそうだ。

「卒業旅行みたいなもんです」

と言う。

東大を卒業したのはもう3年くらい前だよね。大学院は中退してるし。

でも就職前の彼にとってのこの3月は、やはり卒業旅行なのだろうと思う。

ギャラリーにある毛布を出しておいてあげよう。

おれも卒業旅行したいなあ…

ちなみに甲斐さんは来週でステップス卒業である。

みんなどんどん新しい生活に入っていくのだなあ。

4月からは、ステップスの「当番」は永野みちるさんと、一井すみれさんの二人が受け持つことになる。

永野さんは甲斐さんの友達で、武蔵野美術大学の通信で油絵を学んだ。

一井さんは今年、京都嵯峨芸術大学を卒業し、4月から多摩美術大学の大学院に進学する。宇野和幸さんの教え子である。

しばらくはこのお二人で「当番」をする。

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ウエルベックの『服従』を読み終わる。本当に面白かった。ユイスマンスを読んでみようと思った。

で、次に買ったのは

中村真一郎『芥川龍之介の世界』(岩波現代文庫)

いやあ、さすがに一流の人は文章がうなるほど上手い。

「…しかし、なかんずくそれは「ぼくの」芥川像となるだろう。ぼくは自分を押え匿すことによってではなく、積極的にぼく自身の内奥の秘密の数々を乾板として、芥川龍之介というひとりの作家像を前後左右から写し出してみようと思う。ぼくはこの文章のなかで、「ぼく」という代名詞を濫用することを遠慮しないつもりでいる。」

霜田誠二からNIPAFの今年のカタログが送られてきた。相変わらずの「移動の民」ぶりは健在で、その「奴隷日記」は面白すぎる。





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2016年3月21日 (月)

中村陽子展始まる

これは作品を包んできた風呂敷

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なるほどなるほど。小さめの作品を運ぶのに、みんな段ボール箱に入れてもってきたりすることが多いのだが、こうして風呂敷に包んでもってくるというのはなかなかのよい方法である。大きめの風呂敷は使える!

大きい作品もたくさん展示した。

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前回書いたように、本人が自信がないという作品は、なかなかの迫力があり、のたうち苦しんだ制作とは裏腹に、とてもすっきりしているのだった。

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右から「念 1」「念 2」 キャンバスにアクリル 130×130cm 各¥500,000

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「絵は難しいわあ。私はひょっとしたら絵画に向いてないかも…」

と弱音を吐く中村だが、まあ、絵は難しいってジャコメッティだって言ってるわけだから、そんなことは気にしなくていい。

「念 1」部分

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中村は筆を使うことなく、すべて、指に絵の具をつけて描く。

中村の絵は「抽象画」であるからして、作品のとっかかりのないまま制作するのだから、難しくて当然なのだが、中村の言う「難しさ」とは、この「絵にする」という困難を意味している。画面を絵画に変えていく作業はたしかに何もないところに分け入って地歩を固めていくことなので、難しいに決まっているのだ。

しかし、中村の嘆く「私は絵に向いていない」という悩みを解決するのは簡単である。

それは

「これは絵画ではない」

と宣言すれば済むことなのである。

だれも指摘していないが、たとえばポロックの作品は、あれは実は絵画ではない。

パフォーマンスの痕跡なのである。

それを敢えて絵画として提示するポロックは、「やり手」なのである。

見る人にとって、それが絵画であるかそうでないかはどうでもよいことである。

これは絵ですよといわれれば、そうですか、と言うし、これは絵画ではないと言われればへえ、そうなんだ、という程度である。

どっちでもいいことなのである。

中村の場合は、これは絵画ではないと宣言することで、作品の鑑賞の仕方の幅が広がるし、作家自信も自作の評価が変わってくるかもしれない。

「残雪 2」 キャンバスにアクリル 20×20cm ¥25,000

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中村の制作は、指で描く「怨念」のようなものである。感情が溢れて画面の外にまでその勢いが飛び散っている。

「刻-2」 キャンバスにアクリル 10×10cm ¥10,000

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作家も、見るほうも、一度これは絵画ではないという見方をすると、逆にその絵画性がきわだって見えてくるから不思議なものなのである。

そんなものよ。

「ゆらぎ 2」 キャンバスにアクリル 90×90cm ¥300,000

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「流-163」 キャンバスにアクリル 30×60cm ¥70,000

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作家が悩み抜いた作品というのは意外ににも、とてもさわやかだったりする。

中村の、絵画でない絵画は、不思議と見るものの心を軽くしてくれるのだ。







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2016年3月18日 (金)

中村陽子のどきどき

ドラガン・バーボヴィッチからメール。

個展は順調に進んでいるようで安心しました、とのこと。

数日前に、ベオグラードの国営放送局で、山崎洋さんの詩に関する新しい本のプロモーションがあって、そのあと、ミラン・トゥーツォヴィッチと洋さんと3人で、ミランのスタジオでワインを飲んだそうである。そして、昨年の、吉岡と倉重との4人展について、思い出話に花が咲いたようである。

時の経つのはなんて速いんだろう!

東京のSteps Galleryでの個展について、新聞「ポリティカ」のインタビューを受けたそうである。「ポリティカ」は日本でいうと朝日新聞のような「メイン」の新聞社である。記事になるのかな?

今回のバーボヴィッチ展には、何人か、セルビア大使館のホームページを見てきましたという方がいた。今日来た方は、友人がセルビアに住んでいて、訪ねていく予定で、セルビア大使館のホームページ見てたらこの展覧会をみつけて、慌てて来たとのことである。ラキアをご馳走した。また、三菱の社員の方は、昔セルビアで勤務したことがあり、やはり大使館のホームページを見て来たそうである。

大使館のホームページを見ている人は多いのかも知れない。

来週から中村陽子展が始まる。

自分の作品に自信をもっていて、おれの作品はやっぱり最高だよ、みたいに言うやつにかぎって、どうでもいいクズのような作品を作るものである。それはなぜかというと、作品の完成度の高さとか、テクニックのレベルとかばっかり追うと、必然的にそうなるからだ。

良い作家というのは、なぜかいつも自分の作品に自信がないような態度をしている。

それはなぜかというと、いつも新しいことに挑戦していて、今自分がやっていることに確信が持てないでいるからなのである。

中村陽子は、キャリアもあり、作品の質も非常に高いものを持っているのだが、彼女は今回の作品に自信がもてないらしい。こんなんでいいのかしら?と悩んでいる。

どきどきするわぁ。

吉岡さん、この作品さあ、どうしてもうまくいかないから、どうしようかしら。やっぱりもう少し手を加えて描き込んだほうがいいのかなあ。

いやいや、それならもうその作品に手を加えることはしないで、そのままもってきてください。たぶん、うまくいっていないと感じている今が、いちばんいい感じだと思いますよ。それ出しましょう。

あたしなんだか自信がなくて。

いいの、いいの。大丈夫。

作家がこういう状態のときの作品は、だいたい、かなり良いのである。

今回、中村さんは小さなパンフも作った。会場で配りますので、どうぞ見てください。テキストは宮田徹也。

初日21(月)にレセプションを行います。どうぞいらっしゃってください。

17:00-19:00

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2016年3月15日 (火)

にぎやかな3人

今日はセルビア大使館からイェレナさんとアナさんが、友人のブランカさんを連れてやってきた。

セルビアの男の人はおしゃべりが多いとわたしは書いたが、やはり女の人もにぎやかなのだった。

左からアナさん、ブランカさん、イェレナさん。

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女の人がおしゃべりなのは世界共通である。

そういえば、コンサートのチラシを置いてもらえますかって、セルビア大使館のコンサートのチラシを、知らない人から送られてきたよ、と私が言うと

ステップスギャラリーはセルビア好きって知られてるのよ、きっとセルビアでもネットで有名かもよ、とか言って3人でゲラゲラ笑うのだった。

イェレナさんはラキアをお土産に持ってきてくれた。

アナさんはモンテネグロ出身なので、この海はよく知っているとのことだった。

写真におばさんとかおじさんが写っているのを、モンテネグロの女の人がみんなこんなだと思われたらいやだわ、という。モンテネグロの女性はみんな美人なのよ!と強調している。アナさんは、私のテーピング作品をそのまま大使館に残すべきだと言ってくれた人である。

ブランカさんは旦那さんが日本人で、流暢な日本語を話す。写真を撮っているそうだ。今度、作品を持ってくるから見て欲しいという。

ブランカさんの息子から電話があり、家の鍵を忘れて出かけたから、家に入れないと訴えられる。

もう!本当にしょうがないわね!とぶつぶつ言いながら、帰り仕度を始めて、3人もろとも嵐のように去っていくのだった。

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2016年3月14日 (月)

待ち人は来ない

朝から雨である。

今日が展覧会初日の作家さんもいるだろうに、残念である。

わたしもなんとか体調が戻ってきて、さて今日からがんばるかな…と思っていたのだが、ギャラリーは本当に雨に弱いのである。お客さん来ないだろうなあ…

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バルコニーに落ちてくる雨粒の様子を観察するだけで、今日はお客さんが何人来るか、だいたいわかるようになってきているわたしである。

今日は絶対来ないから、こうやってのんびりブログでも書こうかなと思っていると、こんにちは、とギャラリーのドアを開けて入ってくる人もいるから油断は出来ない。

今週はバーボヴィッチさんの個展なので、作家は居ないし、わたしひとりでのんびりと過ごすことにしている。

ギャラリーの作品は独り占めで鑑賞できる。

life is beautiful 16 RETURN

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life is beautiful 21 FREEDOM

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life is beautiful 10 FISHING

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ギャラリーで個展をする作家さんたちは、仕事が忙しくないときは、だいたいギャラリーに居て、お客さんが来るのを待っていて、知りあいが来たらお茶を飲んだり、ときには日本酒を開けたりして、楽しい時間を過ごすわけだが、待っていればいつでもお客さんが押しかけて来るというわけではないから、これがなかなか難しいのである。

待っていると人は来ない。

誰も来ないから、ちょっと他のギャラリーを見てきますとか言って出かけたりすると、とたんに来客が増えるのである。そういうものなのである。

待ち人が来ないというだけではない。

今回の個展には、ぜひぜひ来て欲しいと思い、案内状に一言書いて待ってしまうようなそういう「大切な待ち人」はだいたい来ないのである。

一番来て欲しい人が来てくれなかったりするのが人生なのである。

なかなか思い通りにはことは運ばないのである。

それでも、バーボヴィッチは

life is beautiful

と言っているのだから安心していましょう。

作家のTさんが来た。雨の中来てくれるひとは本当にありがたい。これから知り合いの作家さんが表参道で個展をやっていて、初日だから行くとのこと。

雨なのにたいへんだねえ…

雨だから行くのよ。雨の日に来てもらったら私も嬉しいからこういうときに行かなくちゃね。

うん、なるほどそうだねえ…

さてわたしは本も手にとって読めるようになってきたので、「服従」を読むことにしよう。

文庫になる前に、我慢が出来ずに買ってしまったのだった。

ミシェル・ウエルベック『服従』(河出書房新社)

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これは2400円。

でもこれが文庫になったとしてもおそらく1200円くらいにはなるはずだから、まあいいか。

具合の悪いわたしでもこれなら読めるというくらいめちゃくちゃ面白い。








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2016年3月12日 (土)

セルビア関係のイベント

①「吉川久子フルートコンサート」

4月12日(火) 18:30開場 19:00開演

セルビア共和国大使館(東京都品川区北品川4-7-24)

料金:6000円(軽食・ワインつき)

問い合わせ:AZ GROUP 03-5913-8101

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②日本・セルビア文化交流「フルートコンサートツアー」

吉川久子さんのコンサートツアーが2016年10月にセルビアで開催されます。

ツアー予定

2016年 10月2日ー8日

コンサートのほかに、ワークショップや観光が予定されています。

旅行代金は4月に決定予定です。

先着20名様限定

企画:AZ GROUP

お問い合わせ・資料請求先:日通旅行(団体営業部 営業第五課)

〒100-0004

東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル1階

TEL 03-6256-0175 

FAX 03-6212-1521

担当:江頭・木村

③「セルビアアート展」

2016 4月8日(金)-13日(水)

白矢画廊(西武新宿線小平駅南口徒歩1分 白矢眼科医院隣)

出品者:マリヤーナ・アンジェリッチ(ベオグラード芸術大学卒業。現在東京藝術大学日本画博士課程在学中)

ミレンコ・ステヴァノヴィッチ(ベオグラード芸術大学卒業。2015年東京藝術大学油画修士課程卒業)


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2016年3月11日 (金)

バーボヴィッチさんの挨拶

 

ドラガン・バーボヴィッチ


東京のステップスギャラリー個展ご挨拶(20163月)


日本のみなさん、こんにちは。今回、わたしの写真展を企画していただき、たいへん感謝しております。特に吉岡まさみ氏、倉重光則氏にはたいへんお世話になりました。また、セルビア人アーティストのミラン・トゥーツォヴィッチさん、サーシャ・マリアノヴィッチさんにもお骨折りいただきました。お二人は昨年、ベオグラードで、吉岡氏、倉重氏と4人でグループ展を開きました。

そして今回、わたしの作品を見に来ていただいた日本の方々に感謝申し上げます。

この展覧会は、私の人生のなかで大変大きなイベントになります。なぜなら、セルビアでは羨望と尊敬の念で見られている日本という国で私の展覧会を開催するからです。この栄誉を、どう表現したらいいのかわかりません。

写真家というものは写真という世界共通の言語を使って世界に語りかけることが出来ます。人々の感性に直接訴えかけていけるのです。


世界の人々は、違った言語を話し、お互いに深く理解し合うということが困難な状況におかれています。しかし、言語ではなく、身体を使った表現は、われわれを共通の認識に導きます。

今回の私の作品に、シルエットという形で登場する人々は、まるで劇場でバレエをするダンサーのようです。私にとっての舞台とは自然であり、海の円形劇場ともいうべき、アドリア海のボカ・コトルスカ湾です。人々の形は、その個々の表情で表されるのではなく、同じ地球上で生きているわれわれの共通した動作、動きによって表現されるものです。われわれは自分以外の人間を見ることで自分自身を認識するのです。


今回の登場人物たちは、それぞれに自分の動きをしていて、それぞれの性格や特徴を持ちながら、喜びを運んでいたり、幸福を表していたり、あるいはいくばくかの悩みを抱えているようにも見えます。彼らは、みんな同じ土地に住みながら、それぞれの運命の道のりを歩いているのです。


現代では、地球上のあらゆる地域から悪いニュースばかりが飛び込んでくるようになっています。しかし、それでも私は「life is beautiful」と言い続けたいと思っています。

これらの写真のなかの年配の人たちはまったく動いているようではなく、若い人たちは、逆に元気よく動いているように見えるでしょう。この年配者たちは、若者が元気に走り回って人生を楽しんでいる姿を見ながら、人生の何であるかを探し続けているのです。

(訳・吉岡まさみ)

 

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2016年3月10日 (木)

クッシーが来た

クッシーというのは串田治のことである。

アートカクテル展の参加費を払いに来たのだ。

調子が悪いそうだ。

嬉しい。

調子が悪い仲間がいるとなんか安心する。

病院に行ったそうだ。風邪のようである。気管支炎とも言われたらしい。とにかくなにもすることが出来なくて寝ているだけだそうだ。

とにかく体調が悪いのだ。なあんにも出来ない。わたしはギャラリーでぼうっとしているだけだ。

やっぱさ、年だよね、という結論で一致する。

お茶とコーヒーどっちがいい?

コーヒーかな。

わたしは煙草が吸えないが、クッシーは煙草は大丈夫らしい。酒も飲んでるそうだ。まあ、それなら大丈夫だろう。

しかし、まわりの皆さんはなんでそんなに元気なのよ!?と驚くぐらい元気である。還暦を過ぎ、70を通り越しても作品を発表する気合はなくならないのだな。わたしはギャラリーをやっていてこんなことをいうのは何だが、そんなにがんばってどうするんだろう?

おれさ、耳鳴りがするんだよ。

それは疲れだろうなあ。

家帰って寝ようかなあ。

あ、今モランディ展やってるんだ。でもやっぱり帰ろうかなあ。

4月からまた学校があるけど、おれ教えられるかなあ…

クッシーはコーヒーを飲みながら事務所のバーボヴィッチ作品を見つめている。この作品だ。

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おれの人生で、もうこんなことは起こらないだろうなあ…

まあねえ…

でもわからないよ。人生何が起きるかわからないからねえ。

そうだよね。おれ帰るワ。

わたしは次の具合悪い人が来るのを待つことにする。

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2016年3月 9日 (水)

バーボヴィッチ挨拶

Dragan M. Babovic

Welcome speech at the opening of exhibition in Steps Gallery in Tokyo ( 9 March 2016.)

Dear Japanese friends, I wish to thank you organizing this exhibition of my photographs, most especially the two gentlemen, Masami Yoshioka and Mitsunori Kurashige. I would also like to express my gratitude to Serbian painters Milan Tucovich and Sasha Maryanovich, who had last year a group exhibition with Mr. Yoshioka and Mr. Kurashige in Belgrade. Finally I wish to thank the audience for taking time to reflect upon my photos. This is an extraordinary event in my life, because the exhibition takes place in Japan, a country that enjoys high respect and admiration in my home country, Serbia.  There are no words to describe how honored I feel today.

A photographer speaks a universal language through photographs. A photographer transfers to another one’s own perception.

People speak different languages and consequently have difficulty understanding each other. However, the body language is a universal language that connects them.

Silhouettes of people in my photos resemble ballet dancers on a theater stage. That theater for me is nature, the great amphitheater of Boka Kotorska Bay in the Adriatic Sea. Figures are not determined by physiognomy of the face but by a similarity of movement with people who live at all meridians of the globe. When looking at figures of others, we recognize, in fact, ourselves.

Each figure is doing something else, radiates its own special character, carrying joy, happiness or weight of problems. Each figure is on its special path of destiny although it all happens in the same area.

Nowadays, when mainly bad news is arriving from all over the globe, I strived to show that life is beautiful. We can see on these photos that the elderly are static and the young dynamic, that elderly are persistently looking for something while the young enjoy life by running about exuberantly.

これは、バーボヴィッチさんが今回のStepsでの個展挨拶です。とりあえず英文をそのまま載せます。時間と元気があったら、吉岡、明日にでも日本語にしたいと思います。

わたしは熱は下がったもののまだまだ本調子ではなく、ぐったりしています。もう2週間になるなあ…

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ありふれた風景

今日からバーボヴィッチの写真展が始まる。わたしのなかではようやくスタートしたなあ…という気持ちである。セルビアで初めてバーボヴィッチに会って、個展をやらないかとわたしから「スカウト」した。吉岡の眼が試されているようでドキドキするのだが、どうなることやら、彼の作品の評価は気になるところだ。

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今回の「life is beautiful」シリーズはすべて海辺の風景である。遠浅の海岸線で遊ぶ家族や舟を浮かべて釣りをする人たちが写されている。

微妙な位置からカメラを構えているので、不思議なアングルの構成になっているものの、それらのスナップは特別な時間でも特別なシチュエーションでもなく、普通のありふれた光景でしかない。

なんでもないありふれた光景が、なぜ、こうもわれわれの視線を惹きつけるのか、そこには作家の、人生に対する眼差しが隠しようもなく反映しているからにほかならない。

人生ってbeautifulじゃん。

これってなかなか言えないのである。

「life is beautiful 2」 14.7×22cm 写真(レーザープリント) 2015 ¥43,000(額込み)

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ただただこういうありふれた風景を見ていられる幸せというのは実はありふれたことではない。

少しだけ解説を加える。

ドラガン・バーボヴィッチはセルビアで生まれた。1954年だから、今年で62歳である。

ユーゴスラビアが崩壊して内戦があり、分裂した。セルビアはその中の一つの国だ。以前セルビアに行ったときに紹介したが、街の中には戦火の跡が生々しく残っているし、バーボヴィッチの年代の人たちは戦争を潜り抜けてきた人たちだ。分裂した国は、今では関係は微妙ではあるのだが、それぞれになんとかやっているのである。バーボヴィッチにしてもこの作品はセルビアで撮ったものではなく、モンテネグロの海まで出かけて撮ったのである(セルビアに海はない)。

セルビアの国民は、みんな本当に人が良くて、セルビアに居るだけでなんか安心してしまうのである。よく飲んでよくしゃべるのである。

楽しく飲んで、食べて、しゃべって、笑って、そして静けさがやってくる。

「life is beautiful 1」 14.7×22cm 写真(レーザープリント) 2015 ¥43,000(額込み)

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バーボヴィッチの写真には音がない。人の声も波の音もまるで時間とともに止まってしまっているような静寂をたたえている。

ミラン・トゥーツォヴィッチの絵画でもそうなのだが、作品の隅までに憂いを含んだ明るさが満ちているのである。

余談ではあるが、バーボヴィッチさんは、静かで穏やかな笑顔の静かな写真家というイメージで見られるが、本人はいたって明るい。そしてマシンガントークで周りを迷惑がらせていたりする。写真技術に関しては技法書も出しているくらいだからめちゃくちゃ詳しい。で、知っていることをわれわれに自慢するのである。写真は静かだが、本人はうるさい。

まあ、おちゃめなのである。写真家のほかに弁護士という顔ももっていたりする。

今回の写真が評判良かったら、来年今度は別のシリーズで個展を開きたいなあと思っているのだが、それはまたぼちぼち考えよう。

「life is beautiful 6」 14.7×22cm 写真(レーザープリント) 2015 ¥43,000(額込み)

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「life is beautiful 11」 14.7×22cm 写真(レーザープリント) 2015 ¥43,000(額込み)

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人生いろいろあって、でも、life is beautiful だよね、とわれわれもそう言いながらこの世界を渡っていくのである。

「life is beautiful 13」 14.7×22cm 写真(レーザープリント) 2015 ¥43,000(額込み)

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2016年3月 3日 (木)

5年めに寝込む

わたしはこのところ煙草を吸っていない。

もう1週間になるが、1本も吸っていない。

禁煙しているわけではない。

なんだか美味しくないのである。

なぜ美味しくないかといえば、たぶん体調が良くないのである。ちょっとやばいのである。

先週の金曜日のことであるが、ギャラリーのバルコニーで作品の梱包をやった。ちょっと寒かったけど、まあ大丈夫だろうと高をくくったのがまずかったような気がする。途中で寒気がしてきた。

その夜はマッサージに行ったのだが、体がほぐれるというよりは、寒気が増しただけだった。

土曜日は朝から発熱。風邪だね。

大塚麻美展の最終日と搬出だったが、わたしはぎゃらりーに「居る」だけでせいいっぱいだった。

武内カズノリ展の搬入は、作品をギャラリーに運び込んだ時点で終了。あとは月曜日の朝に作業をしてもらうことにする。

2月28日(日)

一日寝込む。熱は38.4℃。体中が凝って痛い。頭痛もひどい。

2月29日(月)

這うようにしてギャラリーへ。具合が悪すぎて一日もたないと思ったので、亮平君に連絡して来てもらうことにする。3時からわたしは帰ることにする。明日も無理なような気がしたので、亮平君に明日も来てもらうことにする。

あまりにもつらくて事務所のテーブルに突っ伏していたら、気がつくとわたしは床に倒れて寝ている自分を発見したのだった。武内さんはお客さんと話をしていて、事務所にはわたししかいなかった。左の側頭部がずきずき痛かったので、たぶん気を失ったときにどこかに頭をぶつけながら倒れこんだのだろう。

帰ってそのまま寝てしまう。食欲全くなし。

3月1日(火)

背中の凝りがひどくなってきたので、稲毛駅前でマッサージを受ける。

少し何か食べておかないとなあと思い、マックでハンバーガーとジュース。ハンバーガーは半分食べるのがやっとだった。

そのあと家に帰ってバナナを1本。

夜はお餅を一切れ納豆で食べる。

一日にこれしか食べてないのに、インスリンの注射を普通に打ったら低血糖になるはずなのに、不思議と低血糖にはならなかった。

熱があるときはインスリンの効きが悪くなるんじゃないだろうか。

3月2日(水)

今日はもともとの休みなので、一日寝たまま過ごす。熱は37度台まで下がってきたが、やはりつらい。

ギャラリーは甲斐さんが当番。

今週は亮平君がいたから良かったのだが、来月からはどうしよう。

亮平君は市役所へ。優太君も仕事が決まりそうらしい。そして甲斐さんも、今度「社員」になるとのことで、ギャラリーは大幅なシフト換えが必要になる。

それにしてもこの5年間でこんなに具合が悪くなったことはなかったような気がする。

わたしももうすぐ60歳。ギャラリーももうすぐ6年めに入る。

ギャラリーはもう少し楽に運営できるといいんだけどなあ…

★ドラガン・バーボヴィッチ展

来週の展覧会は、これも不定期なスタートですので、ご注意ください。月曜日と火曜日は休みで、水曜スタートです。

ドラガン・バーボヴィッチ展

3月9日(水)-19日(土)日曜休廊

12:00-19:00(土曜日は17:00まで)

作家は来日しませんが、今回の個展について、今ドラガンさんはテキストを書いていますので、来週には紹介できると思います。

パーティー等も設定していませんが、天気もよさそうで気温もちょうどよい感じになりそうなので、バルコニーでお茶しましょう。

わたしも来週には復活するぞ!

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