2017年10月17日 (火)

クッシー作品

今週のヒランダルスカ14倶楽部展は、事務所の壁を使わなかったので、十河雅典の小品を飾った。飾っている途中で、あ、クッシーの作品もある、ということを思い出して、いっしょに飾ってみた。

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串田治「1010702」(下)「1010700」(上) 紙にアクリル 10×10cm 2015

これは、セルビアで行なわれたミニチュアアートビエンナーレに出品した作品である。展示が終わってからセルビアから送り返されてきたのだが、クッシーは取りに来ることができなかった。

セルビアから作品届いたよとメールをしたのだが、体調が良くないので、回復したら取りに行くよといっていたのだが、しばらくしてまたメールをしたら

「家から出られないんだよ。歩くのも大変」

ということだった。しかし、わたしはまあ、そのうち直るだろうくらいに軽く考えていたのだが、じつは深刻な事態が進行していたのだった。

この作品はしばらくこのまま飾っておくことにしよう。

新しく本を買った。

小島政二郎 『眼中の人』(岩波文庫)

武田百合子 『富士日記』上・中・下(中公文庫)

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エミール・ゾラを読んで、わたしは疲れてしまった。ゾラの作品は傑作であるし、読みやすいし、面白いのだが、なんか重くて疲れてしまったので、軽い読み物にしたのだった。

小島政二郎は、軽い読み物と思っていたら、なかなか重要な発言をしていて面白かった。

作品を書くときの苦悩があからさまに語られている。

「私は文学志望の身でありながら、思想を持たなかった。思想を持たない文学者ーこれこそ私の致命傷だと思っていた。大文豪はいわでものこと、多少頭角を抜きん出ている文学者なら、大なり小なり何らかの意味で新らしい思想を持っていた。ところが、私には思想がなかった。肝腎かなめの思想を持っていなかった。…私がいつまで立っても、いい作品の書けないのがその何よりの証拠のように思われた。」

「…やはり徹夜の机に向って、あれにしようかこれにしようかと、題材について暗中模索をしている最中、私はふと或暗示を受けた。それは、言葉にはなっていないが、

「小説は芸じゃない」

という悟りだった。

私は天来の如く悟ったのだ。小説は芸じゃない。文章も芸じゃない。技術?とんでもない。小説とは、文章とは、筆を持って机に向う以前のーその瞬間までの、作者の全生活の堆積だ。机に向う刹那までの作者の全人格の活動だ。含蓄の発露ーそれ以外の何物でもない。」

串田治ものた打ち回って、「芸じゃない」作品を模索していた。

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2017年10月16日 (月)

ヒランダルスカ 14 倶楽部 スタート

今週は雨模様のようだが、しとしと降っているので、それはそれで情緒があって良いのかもしれない。

長見さんの写真が並んでいる。

これは全部ベオグラードの街である。

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長見有方 「ベオグラード 2007」 写真 20×25cm 2007

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これは鈴木純子作品

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鈴木純子 「Ksenija」 リネン(ほぐし絣/シルクスクリーン・織り) 95×60cm 2017 ¥180,000

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古賀亜希子 「ヨルダンカ」 写真 19×29cm 2010 ¥45,000

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田島さんは、自作の切手等を組み合わせた作品。

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田島木綿 「25. 11. 2011」 紙・HDFボード 26×33cm 2017 ¥5,000

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日本人作家の展覧会なのに、妙に異国情緒があるのが、楽しい。

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2017年10月14日 (土)

訃報

今日の夕方、串田治さんの家族から連絡があり、串田さんは今日の未明、病院で息を引きとったとのこと。

え?嘘でしょう!?と思ったのだが、ずっと体調が悪くてギャラリーにも顔を出していなかったので、かなり具合が悪かったのだなあ…と振り返ったのだがあとの祭りである。

昨年の7月にクッシーこと串田さんはステップスで個展を開いた。新しい展開をみせていたのだが、その後、体調がよくないと言い出して、今年に入ってからは、家から出るのも難しいというメールが入ったりしていたのだが、その後体調は戻らなかったらしい。もともとポリオという持病があり、筋力が弱ってきたり、肺炎を起こしたりとさまざまな症状が出たそうだ。最近は酸素吸入をする日々だったという。

告別式などは、ごくごく内輪でやるので、何もしなくてけっこうです、とのことだった。

近いうちにギャラリーで偲ぶ会でもしようかなあ。

死なれたら困るよクッシー。

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2017年10月13日 (金)

ヒランダルスカ 14 パーティーあり

来週は「ヒランダルスカ 14 倶楽部」という不思議な名前の展覧会。

上が案内状で下がチラシです。

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ヒランダルスカというのは地名。セルビアの首都ベオグラード、ヒランダルスカ 14番地。ここには広告代理店ニューモーメント社のギャラリーがあり、ここで展示をしたことのある4人の日本人のグループ展です。企画は長見有方。

長見 有方

鈴木 純子

古賀 亜希子

田島 木綿

の4人が、それぞれベオグラードにちなんだ作品を並べる予定です。

初日にパーティーをやります。

10月16日(月) 17:00-19:00

なんかうっとうしい雨模様の日が続きそうですが、ギャラリーでは、楽しいひと時を用意していますので、皆さま、ぜひ足をお運びください。

☆展覧会

「中村 ミナト 彫刻展」

10/23(月)-11/4(土) 日曜休廊

始弘画廊(港区南青山 5-7-23 始弘ビル B1F)表参道駅から3分 

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2017年10月10日 (火)

十河作品の絵解き

とりえず、寺崎誠三氏撮影の動画をご覧下さい。

https://youtu.be/wHPlWaea4s4

いつもものすごいエネルギーの詰まった作品を見せてくれる十河さんだが、なんだか今年はさらに鋭くなっている。メッセージがシンプルになっているのだが、それに反比例して画面は複雑な様相を呈している。正直にいって、どこから手をつけてよいのかわからないのである。わたしはお手上げなのである。

このあいだ、笠間から来た藤本均定成氏にそれを話したら

「そうだねえ。作品の真正面から挑まないほうがいいのかも。十河さんの作品を作る動機とか、幼い頃のこととか、どうして作家になったのかとか、そういうところから入っていくと、案外わかるのかもしれないよ」

という。正直なわたしは、このことを十河さんに話した。そうしたら

「それは、なかなかいい所を突いているかもしれない」

と言って、昔の話をしてくれたりしたのだった。

決して裕福な家ではなかったのだが、親は麻布中学・高校に入れてくれた。入学するとまず新入生はどこの大学に入りたいかを書かせられたそうだ。全員、一人残らず「東大」と書いたそうだ。そういう学校であった。

それから藝大に入り、電通に勤めて4年で辞めてスペインへ。そして茨城大学に奉職。

いろんな話を聞いたが、それはまた今度別に書こうかな。

こういう作品を作ってきたのは、戦後70年経つけど、日本は、高度成長を目指して、経済を優先する国になってしまったが、こういう選択をしないという方向もあったのではないか、というのが、すべての作品に共通しているとのこと。

十河にとって、今のような選択をしてしまった日本というのは、ある意味ディストピアであり、現代ををディストピアとして描くことで、われわれがめざすべきユートピアを浮かび上がらせたい、というのが彼の一貫したテーマなのである。

「企業というものを裏側から描きたい」

とも十河は言う。

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この作品について、十河さんは、文字だけで作品になるんだなあ…と不思議なことを言った。何をおっしゃる、十河作品は文字がモチーフじゃないの?と思ったのだが、今までの作品は「文字だけ」ではなかったということだろうか。その辺はもう一度考えてみなければならないだろう。

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このハートの形の入れ物はね、チョコレートが入っていたんだよ、と言う。チョコレートが入っていた窪みに紙粘土(?)で作った顔を入れた。最初はみんな綺麗に並んでいたんだけど、運んでくる間にいろんな方向を向いてしまったけど、ちょうどいい塩梅だ。

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十河作品の特徴の一つにコラージュがあるのだが、これは作品を解き明かす秘密でもある。

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100円ショップで買ったお寿司が愛嬌をふりまく。

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十河さんは、そのうち、小さな作品集を作りたいと思っているらしい。それは、ステップスで展示した作品だけの冊子になりそうである。

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さて今日はこのくらいにしておこう。






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2017年10月 9日 (月)

コピックアワード

コンテストのお知らせです。

「コピックアワード」第1回展

コピックという名前を聞いて、ああ、コピックね、という人の90パーセントはイラストか漫画を描いていると思う。イラスト用のサインペンである。

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これは72色セット。けっこうな値段です。

コピックを販売しているところはG-Tooという会社なのであるが、この会社は、わたしがテーピング作品で使っているテープを販売している会社でもある。

G-Tooの営業のHさんがギャラリーに来て、ちょっとご相談が…ということだったのでお話を聞く。

コピックを使った作品を募集しているとのことである。

ところが、作品を募集してみると、やはり、その作品はイラストや漫画がほとんどで、いわゆるアート系作品がないようなのである。企画側としては、絵画作品とか、デザインとか、いわゆる現代美術の作品の応募を期待しているとのことだったので、紹介をするわけなのである。

コンテストというのは、賞金がちゃんと出て、審査員もそれなりの人がいないと、みんななかなか応募しないのでは…とアドバイスしたのであるが、第1回ということなので、これからに期待したいところである。

賞金は出ないが、入賞すると、かなりの数のG-Too製品がもらえるようではある。

興味のある方はぜひ応募してみてください。

ギャラリーに置いてあるコピック72色セットを貸しますよ。

コピックは画材屋さんならどこでも売っているはずです。

「コピックアワード」公式ページで。作品規定などは近日中に公開されます。

締め切りは今年の12月17日です。近日中にギャラリーにも応募要項が送られてきますので、吉岡に聞いてください。

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2017年10月 6日 (金)

JTの喫煙室

今朝、ギャラリーに向かって階段を昇っていたら、途中に二人連れの男性がいて

「5階の方ですか?」

というので

「そうです」

というと、今度3階に入ることになりましたので、よろしくお願いします、と菓子折りを渡された。来週から工事が入るので、ちょっとうるさいかもしれませんという。

「どんな会社なんですか?」

と訊いてみると

「JTです。JTの喫煙室になります」

とのことだった。

ははあ、そうなんだ。

銀座は、オリンピックに向けて、煙草が吸える場所がどんどん減ってきている。JTとしては、このまま手をこまねいているわけにはいかないということだろう。煙草を売っているのに、それを吸う場所がなくなるのは、会社としても由々しき事態なのである。で、この琉映ビルの3階を借りて、銀座で煙草を吸える場所を確保しようというのであるな。銀座に買い物に来たり、観光で日本に来た外国人とかが自由に煙草を吸える場所を作るわけなのである。

しかし、家賃を考えると、ものすごく贅沢な喫煙室ということになるだろう。まあ、JTの意地ということだろうか。

そういえば、ビルの管理会社の人から、これから、トイレは暗証番号を押して入ってもらうことになります、とか、日曜、祝日も普通にビルを開けておくことにしました、という連絡が入っていたのだが、この喫煙室のためだったのだな、ということがわかったのであった。

喫煙室だけに来た人は、トイレが使えないのである。ギャラリーのお客さんも、トイレに行くときは、わたしに暗証番号を聞かなければならなくなるわけである。暗証番号は、パーティー荒らしには教えないぞ。

伊東屋で2018年のカレンダーを買ってきた。この間、2017年カレンダーを買ったばかりだったのに、もう1年経ってしまったのである。恐ろしいことである。

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さっそく来年の予定を入れてみた。展覧会はずいぶん埋まってきている。

空いているのは5月と6月だけかな。あと8月ね。展覧会開催希望の方は、早めに連絡をくださいね。

このあいだ、セルビア大使館のイェレナさんに

「吉岡さんは『水源』は読みましたか?」

と訊かれて、なんのことかわからなかったので、それ何?と言うと、アイン・ランドと言う人の小説らしい。

全く聞いたことのない名前だった。イェレナさんは、なんで知らないの?吉岡さんは読んでると思ったのに、と言われてしまった。

海外ではかなり有名な小説らしい。

イェレナさんは、読んだ感想を聞きたいということだったので、読まなくてはならない。

だれか、この小説知っている人います?

どうやって手に入れたらいいのかわからない。本屋さんに調べてもらえばいいか。

だれか本もってないかな?もってたら貸してほしい。アイン・ランド『水源』。

『芥川竜之介随筆集』を読み終わる。この人は、やっぱり芸術に関して鋭いんだなあ。

「…樹の枝にいる一匹の毛虫は、気温、天候、鳥類等の為に、絶えず生命の危険に迫られている。芸術家もその生命を保って行く為に、この毛虫の通りの危険を凌がなければならぬ。就中(ナカンズク)恐る可きものは停滞だ。いや、芸術の境に停滞と云う事はない。進歩しなければ必退歩するのだ。芸術家が退歩する時、常に一種の自動作用が始まる。と云う意味は、同じような作品ばかり書く事だ。自動作用が始まったら、それは芸術家としての死に瀕したものと思わなければならぬ。…」

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2017年10月 5日 (木)

アンドレアスのサイコロ

わたしがいつも使っているカバンはボロボロである。もう何年使っているだろうか。少なくとも10年は経っていると思う。穴も開いている。鍋に穴が開いてしまったらごくごく小さい穴でも水が漏れてしまうので使えなくなるわけだが、カバンの場合は少々の穴が開いていてもなんとか使える。いざとなったらガムテープを貼っておけばよいのである。このカバンに手を入れると、底のほうがざらざらした感触のすることがある。ゴミが溜まっているのである。埃とか砂のようなもの、クッキーの食べカスなどである。そこでわたしはカバンに入っているものをすべて取り出して、カバンを逆さまにして、このゴミを払い落とすのである。

昨日、カバンを逆さまにして揺すっていたら、コロンとなにか小さいものが転げ落ちてきた。

あ、サイコロだ。

ああ、ここに入れておいたんだっけ。アンドレアスにもらった手作りのサイコロだ。

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そういえば、ドイツで開催されていたアガーテンブルグ城のグループ展は10月1日までのはずだから、もう終わって搬出もたぶん終わっているんだろうなあ。アンドレアスは、またウテさんに頼まれて搬出も手伝ったのではないだろうか。

展覧会って展示作業も大変だが、搬出もかなりヘビーな仕事なのである。日本の作家たちはみんな帰ってきてしまったわけなので、搬出は向こうにお任せなのである。申し訳ないのである。

さて、アンドレアスのサイコロである。

アンドレアスは、ウテさんの友人で、ブレーメンに住んでいる。クラフト制作の仕事をしている。アクセサリーとかいろんな小物を作っている。手先が器用だし、展覧会の搬入などもお手のものである。

大男なのだが、とても静かで、ほとんど話をしないで、もくもくと仕事を続けるのである。職人気質である。気が小さいところもあるかも知れないし、恥ずかしがりやかも知れない。

ウテさんによると「ブレーメンの人たちはみんな静か」なのだそうである。

ある夜、みんなで食事をしていて、そろそろデザートかな、というときに、突然アンドレアスが立ち上がり、意を決してという感じで話を始めた。

「みなさん、私はみなさん日本からきたアーティストといっしょにいろんな仕事をさせてもらい、とても楽しい時間を過ごすことができました。心から感謝しています。この記念と言ってはなんですが、お礼として、私が作ったサイコロをプレゼントさせてください」

と言って、一人ずつ、手の中にサイコロを落としてくれたのだった。

彼はこのとき、英語で話をしたのだろうか。それともドイツ語だったのだろうか。英語ならわかるのだが、ドイツ語だったら何を言ったのかわからないはずなのだが、ドイツ語だったような気もする。でも、上記の内容を話したのだなあ、ということはわかるのである。アンドレアスが、そういうことを話しているに違いないということは、なぜだか伝わってくるのである。

このサイコロは牛の骨から彫り出したということである。

わたしは、ボロボロのカバンにサイコロを戻しておいた。


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2017年10月 3日 (火)

十河作品のメッセージ

間島秀徳の巨大な作品の搬出のあと、十河さんの搬入が始まった。十河さんは体調もよくないから、作品は、ちょっと小さめの作品が多くなるのかなあ…と勝手に考えていたのだが、とんでもない、間島さんの作品の上を行くスケールの大作が運び込まれてきた。

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おそろしいほど大きい。180×90cmのパネルが13枚くっつけられた。いつもあっという間に展示を終えるアートワークスさんが、けっこう時間がかかっている。

このエネルギーってどこから来るんだろうか。

たぶん十河さんの大学時代の同級生と思われる方々が4人ほどみえられて、バルコニーで話しこんでいた。十河さんはいつギャラリーに居るのかという問合せに、わたしは、分かりません、どうしてもお会いしたいのでしたら、搬入に来られてはどうですか、と伝えたら、4人も来てくれたのだった。

この大作だけでなく、他の作品も、とんでもないエネルギーの詰まった作品で、圧倒される。解説を書きたいが、すぐにはかけない。急に大量のエネルギーと情報量とメッセージのパワーに圧倒されてしまうからである。

今日はとりあえず、出品作を写真で紹介するだけにしておこう。

まず大作から。この作品はギャラリーの壁の3面を覆いつくしてしまったので、ギャラリー奥のドアを塞いでしまった。大きすぎるので、3つに分けてみる。

「トヨタやソニーで生きてきたんだよう」 キャンバスにアクリル 225×1170cm ¥10,000,000

画面右

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画面中央

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画面左

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「コクボーグンのいる風景」 キャンバスにアクリル 132×270cm ¥400,000

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ギャラリーには大作の間に小さい作品が3点並べられた。

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「ダメおやじ」 紙にグワッシュ 30×25cm ¥40,000

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「国亡軍」 紙にインク 25×20cm ¥30,000

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「HOPELESS」 紙にアクリル、コラージュ 30×25cm ¥50,000

Hopeless

ギャラリー入り口には2点

「SONY」 キャンバスにアクリル 72×60cm ¥120,000

Sony

「トヨタ」 キャンバスにアクリル 40×30cm ¥80,000

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事務所内には3点

「ア美シイ国ダ」 紙にアクリル、鉛筆 他 103×219cm(3点セット) ¥450,000

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「ものすごいかぜ」 紙にアクリル 71×73cm ¥150,000

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事務所の奥のドアは塞がれていて、ギャラリー内の大作の裏側が見えるのだが、そこに作品を1点立てかけた。

「穴だらけの肖像」 キャンバスにアクリル 68×63cm ¥150,000

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そして、最後の1点はバルコニーに置くことになった。

「空飛ぶシューマイ(または、このハゲーッ)」 紙にアクリル、鉛筆 135×110cm ¥200,000

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こうやって写真を見ただけでも作品の重圧が感じられると思うが、実際に見ると、本当に圧倒されるはずである。

十河さんは、明日4日(水)と9日(月)と14日(土)はギャラリーに来るつもりだとのことだが、体調が悪いときは、その限りではないので、ご承知おきください。それぞれ2~3時ごろに到着する予定です。

では、みなさん、十河作品に圧倒されに来てください。

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2017年9月30日 (土)

十河雅典展は(水)から

来週はいよいよ十河雅典展である。

いよいよというのも変なのであるが、わたしにとっては、いよいよと言うのがピッタリくるのである。

明日が間島秀徳展と十河さんの搬出・搬入を同時にやるのであるが、十河展のスタートは10月4日(水)からですので、ご注意ください。

十河雅典展

10月4日(水)-14日(土) 日曜休廊

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わたしは今、「ドクメンタ雑記」という文章を書いているのであるが、どうしようかなあ…と迷っているところなのであるが、ちょっと辛辣に書きすぎたかなあと読み返しているのである。

つまり、今の日本の作家はドクメンタでは通用しないということを書いたのであるのだが、もちろん中には堂々と通用する作家は何人かはいると思う。

そして、数少ない「通用する」作家の一人が十河雅典であると思うのである。

十河さんの作品は海外にもって行きたいものである。

展覧会の会期中は、十河さん本人はギャラリーに来られるのかどうかはわからない。

体調が良くないのである。作家はいなくても作品はあるので、見に来てくださいね。

さっき、田崎亮平君が来て、ギャラリーで作品の撮影をさせてほしいということで来たのだが、そのときに

「これ見てください」

といって、スマホの写真を見せてくれた。これである。

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これと同じような作品を作ってきたのでショックだったようだ。クリスチャン・ディオールのウィンドウらしい。

☆展覧会案内

「松宮真理子展」

10月9日(月)-14日(土)

K's Gallery‐an(銀座1-13-4大和銀座一ビル6F)

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