ざね君
来週の展覧会はZANE展。誰それ?と思われるはずである。
廣實優(ひろざねまさる)君である。みんなに「ざね君」と呼ばれているので作家名をZANEとした。しかもそれを「ゼイン」と読ませるのであった。
1993年 東京生まれ。武蔵野美術大学(テキスタイル)卒業。鈴木純子先生に習った。初個展である。どんなふうになるのか分からないが、初個展なので好きにやってくれ。
11月29日(水)
来年のわたしのアトリエ・Kの個展作品を、ちょっと早いけど送ってしまおうと思って梱包を終わる。送ってもいいかどうかギャラリーに電話してみた。中村きょうこさんが出ないで、男の人が出た。中村さんは突然倒れて入院しているという。一週間ほどと言っていたのでそれまでの心配はないのかも知れないがわからない。心臓かもしれない…大丈夫かなあ。
倉重に電話。横須賀美術館に行く日を伝える。12月17日に行くよと伝えると、横須賀まで車で迎えに来てくれることになる。セルビアから山崎久さん夫妻が来ていて、倉重展のときにステップスに来ると言うので、その日取りを決める。久さんは、山崎洋さんの息子で、ベオグラードの日本大使館に勤めている。わたしと倉重はベオグラードに行ったときに大変お世話になった。中村きょうこさんの件を伝えると、すでに知っていた。倒れる前日に行ったときに、なんか調子がよくないように思ったということである。
11月30日(木)
画廊会議。来年の「新世代への視点」の打合せ。今日は、各画廊の作家を紹介する。ファイルを交換してどんな作家が出品するのか確認。ステップスは甲斐千香子。「会議」はすぐに終わってしまう。わたしがスタンプラリーについて質問。スタンプラリーは各画廊に用紙とスタンプを置いておく。全部の画廊を回ると、作品購入時に10%割り引きになる。一番よかった作家名を書く。で、集計して1番だった作家を選ぶ。一番になった作家を選んだ人の中から1名、抽選でその作家の小品がもらえるというシステムである。作品は半額で画廊会議が買い上げる。
来年新年会をやろうよという話になり、どんな店で何を食べようかという話で1時間。ゆるい会議なのであった。店を決めるのはコバヤシ画廊の小林さんということになる。小林さんは普通の居酒屋では嫌なのだそうだ。