2012年5月24日 (木)

セルビア共和国大使館

5月23日(水)

今日は、セルビア共和国大使館訪問。6月29日(金)~7月5日(木)「ミリツァ・ニコリッチ展」のための挨拶。ミリツァは、今年の「On the Steps」にも参加したセルビアの作家。今回、セルビア・日本交流130周年ということで、大使館の協力を得ることができたので、挨拶に伺う。

大使館は品川。品川は、わたしが以前勤めていた、港養護学校があるところなので、懐かしい。駅前の喫茶店「ダリ」を覗いてみることにする。

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本当にむかしながらの喫茶店で、昭和30年代か?と思うくらいの懐かしさ。ダリというのは、もちろん画家のダリで、ダリの複製画や、ぐにゃりとまがった時計などが飾ってある。

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レトロでしょう?

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港に通っていたころは毎日のように帰りに寄っていた。

このビルのトイレが面白いのだなあ。

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これって、どういうつもり?という便器の配置だ。二つあるのに二人同時に使うことは難しい。

タクシーに乗って、セルビア大使館へ。原美術館から歩いて一分のところにあるのでわかりやすい。

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大使秘書のティヤナさんと、文化担当のネマニャさんと話。レセプションの日は、大使といっしょに3人でいらっしゃるとのこと。 今から130年前に取り交わした文書を見せてもらう。セルビア国王と明治天皇の手紙。すべてフランス語だ。今は、国際的な文書は英語が主流だが、当時はフランス語だったようだ。

原美術館がすぐそばなので寄ってみる。

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原美術館もひさしぶりだなあ。

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カフェでコーヒー。天気がいいなあ。

帰りは東京駅で降りて、「アートアワードトーキョー丸の内」を見る。みんな精一杯頑張っているのが好感がもてた。水島ゆめさんの作品。

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5月24日(木)

今日は女子医大眼科の診察日。病院に入ってから出てくるまでに3時間かかる。病院に行くだけでかなりつかれる。肩も凝る。

もし、何でも望みをかなえてくれるって言われたら、わたしは、とりあえず、魁皇か白鳳に肩を揉んでもらうことをお願いするなあ。リンゴを片手で握りつぶすっていうのは魁皇だっけ?昔のプロレスラーにもそういう人がいたねえ。肩を握りつぶしてほしい。

帰りの階段。これは、アラーキーが「冬の旅」にも載せていたコンクリートの階段。わたしはここから落ちて、救急車で運ばれたことがある。

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2012年5月22日 (火)

金在寛展の展評

宮田徹也氏に金在寛評を書いていただきましたので、紹介します。この文章は、韓国で作られる金先生のカタログにも載る予定です。

金在寛―空間と重力の失われた次の世界

幾何学的抽象とオプティカル・アートから出発した金在寛の近年の作品は、グリッドにより構成されている。金はsteps gallery(東京)の個展(2012514-19日)において、《Myth of Cube》(2012-03,0401,05/ミクストメディア)の幅がある平面を四点、《Distorted Cube》(12-1~10/スチール、クロームアルミニューム)の立体を十点、《Distorted Cube》(12-1,2/エンボシング)の木版二点を展示した。いずれもグリッドが主要概念の要素となっている。

Myth of Cube》は厚みのある60号ほどの画面が大きく6つ、若しくは8つに分断され、主に寒系の色彩が施されている。背景となる部分を含めると矩形は21つにまで数えることが出来る。その上に黒、灰、赤などによって、正六面体が描かれている。この正六面体をまるでナイフで切り、その断面図を明かしたような白いグリッドが描かれている。このグリッドは六面体であることに限定されず、単なる矩形に留まる場合もある。1枚の作品に対して一箇所か二箇所、刳り貫かれているというよりも凹状の場所が形成され、そこに立体が填め込まれている。この立体も白いグリッドと同様、正六面体の断面である。

立体のみが独立して壁面を飾ったのが《Distorted Cube》(12-1~10)である。上からの照明による陰が、更に複雑な形象を生み出していく。《Distorted Cube》(12-1,2)にはグリッドが一つしか描かれていないが、よく見るとエンボシングによるグリッドが浮かび上がり、版画という完全な平面であるにも拘らず、深い奥行きが生まれていく。

いずれも《Myth of Cube》=立方体の神話、《Distorted Cube》=歪曲された立方体という作品名が示す通り、立方体という形而上的で完全な世界が変形されることによって、現実でありながらも架空の世界が無尽に広がる想像力を掻き立てる。それは自然の秩序の背景に存在する不可視の世界を具現化し、人間の想像力の有限と無限、宇宙との対話へと導く窓口を開いているということができるのであろう。

しかし金の作品は、A・デューラーが《メランコリア》において描いた八面体のような、複雑で数値的な、理知的な精神性を指し示す象徴的な要素は排除されている。古代から綿々と繋がる人間の知的欲求に応えながらも、飽くまで人間の持つ限界を目の前に突きつけ、その上で全ての人間が自由であり、選ばれた者以外の何人でも作品に触れ、創造する愉しさを得られることを教えてくれる。それはデューラーの《メランコリア》の八面体が究極の理想的な姿である球体に内包されることに対し、金の正六面体は何者にも制限されることなく無限に断面図を晒すという性質にも現れているということが出来るのであろう。

美術の歴史を紐解くことが許されるとすれば、金が影響を受けたとされる幾何学的抽象とは20世紀初頭のP・モンドリアン、W・カンディンスキー、K・マレーヴィッチらや、1950年代のアメリカ抽象表現主義を指すというよりも、古代の古墳に描かれている文様のようなものを示しているのではないかと指摘することができる。それは早くも1920年代にM・デュシャンが予言し、1960年代に台頭したオプティカル・アートと綿密に連繋する。この二つの美術の動向は、絵画の問題であるゲシュタルトに関係せず図像が動き出す点に共通する。

古代の古墳の文様は、我々の視覚では捉えられない儀式であり祝祭的な動きに満ち溢れている。オプティカル・アートは古代への回帰ではなく極限まで切り詰めたミニマル・アートから発見され、それは来るべき未来を感受しようとしたヒッピー思想に受け継がれる。ヒッピー思想はアポロ11号による有人ミッション以前に人間の意識を遊星に漂着させたことを例に挙げるまでもなく、既にこの段階でWorld Wide Webの理論を構築するという、未知の世界を手元に引き寄せる役割を果たしていたのである。

即ち金は、現代という地点に立ちながらも過去と未来を同時に見据えていたことになる。そして金にとって重要なのは、視覚を混乱させることではなく視覚の多元性を最大限に引き出すことにある。すると、金にとって平面か立体は問題ではなくなるのだ。

再び金の作品に眼を向けると、平面とすれば空間性よりも作品の厚薄、立体とすれば質感に対する重力よりも密度という意味での質量が問題となってくる。金の作品で虚実が無効となるとするならば、我々の存在を拘束する時空と大気圏の存在の有効性が無化する。宇宙空間では上下左右奥手前が失われ、近くと遠くという概念しか有効性を持たない。そして重力が意味を成さないため、果てしない質量を持つ物質が浮動し続ける。このように金の作品は、神を信仰しながらも信仰する自己から解き放たれようとする古代の文様とヒッピー思想が持つ未来を見据える力を同時に携えていることが伺えるのだ。

翻って美術の在り方の根底に問題意識を持てば、我々は二つの眼球によって物事の存在や形状を認識・把握しようとするのであるのだが、網膜に映し出された映像が脳によって統合され立体視していると思い込んでいるだけの話であって、決して自己の外界を理解することはできないのだ。たった一本の線が引かれた図像にもゲシュタルトが発生し、人間は地と図を同時に掌握不能の為、その図像に永遠に辿り着くことが出来ない。それは球体の全ての面を捉えることが不可能であることと同様で、人間は立体を視線の全角で掴むことは在り得ないのだ。遠近感すらも虚偽であると定義するのであれば、遠近法どころか三次元を二次元に取り込むヴィジュアル・コミュニケーションの時代に対しても異議を唱える必要が生じる。オプティカル・アートはこのゲシュタルトの喪失を目論んだに過ぎない。

三度、金の作品に眼を投じてみよう。そこにはゲシュタルトが発生し、我々の視線は手前と奥の間をさ迷うであろう。白い線でもスチールの枠でもいい、グリッドのみを見詰めると、その容は千差万別に息づいてくる。そのまま背後に描かれている矩形、若しくは立体のグリッドの陰に視線を広げるといい。そこには複数のグリッドが動き出すどころか、背後の世界が前面に浮かび上がってくるのだ。この点において、金はオプティカル・アートが持つゲシュタルトの課題を古代の文様によって昇華したことになる。そこは同時に、現代の我々が生き延びる為の唯一の場所であると言い換えることが出来るのである。金の作品の背後には我々が畏怖する驚異の世界が隠されているのではなく、我々自身の自画像が鏡のように生息している。見る者がこの世界を発見することによって、金在寛の作品は完結=補完するのではなく、新たな鼓動を発し、見る者と共に次の世界へ旅立つのだ。

宮田徹也(日本近代美術思想史研究)

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2012年5月21日 (月)

現実を超す

とりあえず、金在寛先生を送って、一安心。あとは作品を送り返すだけだが、これがまた一仕事ですな。海外からの作家の展覧会は作品の運搬が大問題だ。来月はセルビアの作家、7月は北京の作家をやるので、また緊張の日々が続く。わたしがニューヨークで個展をやるときも、向こうのギャラリーはけっこうたいへんなんだろうなあ、と考えてしまう。

さて今日から、ステップスギャラリーは永野のり子展。

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気合の入った作品を展示している。

永野は30年来、同じテーマで制作を続けているが、最近の作品には、少し変化が出てきているような気がする。彼女は、空気や風を描いて来た。それは彼女の中の空気と風であって、かなり抽象的なものだった。しかし今回は、はっきり「水面を描きました」と宣言する。

描く対象が、かなり具体的になってきているわけだが、具象画を描いているわけではなく、むしろ、具体性を持たせることで、画面はそれと反比例するように抽象性を帯びているのだ。

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非常に手の込んだ描き方をしているのだが、それを感じさせない爽やかさが香る。

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「現実をそのまま、緻密に表現すること、ありのままに描くこと、それが一番シュールなのだ」と言ったのはサルヴァドール・ダリだったが、永野の作品も同じ意味でシュールだ。

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最近、宇宙の本を読んだり、量子力学について考えれば考えるほど宇宙はシュールだと思う。前にも書いたが、パルサーとかシュールそのものだ。ベテルギウスが超新星爆発を起こすと、昼間、青空の中に星が輝くのだ。地球上で、超能力とか、奇跡とか、超常現象とか言ってるのは、ばかばかしいほどちゃちである。今朝は金環日食があったようだが、まあ起こるでしょう。

一番不思議で驚くべきことというのは、哲学がずっとつきつけてきた問題、「存在するということ」が存在するという不思議である。これは科学を超えた問いだし、宗教も答えを出せないでいる不思議である。もし存在するとしたら、神はなぜ存在するのか、神でさえも、存在するという枠内でしか存在することができない。

美術をやってる人っていうのは、こういう問題も頭のどこかで考えながら作品を作ったりしているわけで、それは、われわれの現実や日常を超えた場所でないとできないことなのだ。

やるじゃん。

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2012年5月17日 (木)

最初の日

連日の飲み会で、けっこう勘弁してください状態にある吉岡だが、今日もなんとか生きてはいる。ブログだって意地で書いている。アクセスが多いと書かねばならないという強迫観念にとらわれる。

金在寛作品を毎日見ているが、見れば見るほど詰めがきちっとしている。酒でいうと辛口吟醸だ。金先生は日本酒が好きだ。ビールも飲むが、日本酒辛口が好きなので毎晩、山形の酒を飲んでもらっている。

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ずっと立方体をモチーフに作品を展開している金在寛だが、彼はいったい何を訴えかけようとしているのだろうか。評論を読めばなんとなくわかるが、わたしは、美術はわからないところに鑑賞の醍醐味があると思っている。そんなに簡単にわかってたまるか!と言いたい。わからないから面白いし、自分の気持ちや人生に照らし合わせて少しずつ理解を深めていくというのが一番の楽しみ方だ。よくわからなくても、いい作品と悪い作品はなぜか瞬時にわかってしまうというのも、美術作品の怖いところである。

分からない作品は、わからないから飽きない。サキイカみたいにじわあっと味わうのだよ。

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なんか宇宙を感じるんだなあ。

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これはエンボシング(型押し)に木版。

昨日は写真家の寺崎誠三宅で歓迎会。ビールやシャンパンや日本酒をかわるがわる飲んでは、揚げたての天ぷらを頬張った。

昨日、文信賞を受賞したことを報告したが、賞金や、展覧会の準備金等もろもろ合わせると1000万円くらいのお金が贈られるそうだ。日本では考えられないことである。

金先生の個人美術館であるシェマアートミュージアムには学芸員が2人いるが、そのうちの1人の人件費は国から出ているそうである。これも日本では考えられないことだ。

文化というものに対する敬意と大切に思う気持ちを、国としてもっている。

「わたしは赤ちゃんです」というのが、金在寛の口癖だが、わたしは毎日生まれ変わっているということを表明しているらしい。昨晩、34階の寺崎宅のベランダから東京の夜景を見おろしながら、金在寛はこうつぶやいた。

「今日は、私の未来の最初の日です」

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2012年5月15日 (火)

金在寛、文信美術賞受賞!

さっき、韓国からの電話に金在寛さんが出たら、いきなりおめでとうございます!と、今年度の文信美術賞の知らせが入ったと金先生。

文信美術賞というのは、韓国のベテラン作家に贈られる現代美術の賞で、毎年1人が選ばれれる。これは、作品だけに贈られるのではなく、その作家の経歴、業績に対して贈られるものである。韓国の現代美術最高の賞といってもいい、たいへん意義のある賞である。

受賞の瞬間に、東京のギャラリーで個展中というのも、なにか嬉しいらしい。

今夜はまた酒の道に入らねばなるまい。

これでまた、金先生の作品の値段が上がるなあ…

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版画の前の金在寛。

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この展示もすごい。なんというスペースの空け方だろう。

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右奥が昨日、苦労して税関から運んだスチールの立体作品(各¥70,000)。

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やるなあ、という展示だ。さすが、美術館館長だな。

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自分で溶接して作った作品。

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昨日のパーティーで挨拶する金在寛氏。日本語の原稿を用意して来た。

昨日のレセプションは、旧知の日本作家や韓国作家がたくさん集まり、勢いで、向かいのやるき茶屋まで延々と続いた。

先週、金先生の名前をタイトルにしてブログを書いたら、ものすごいアクセス数でびっくり。いつもは一日70~80、多い時で100を少し超えるくらいのまさみブログが、なんと一日で1000あった。これは韓国からのアクセスがたくさんあったということだろうか。

金先生は韓国に帰ったら、記念の展覧会をやることになるそうだ。そのときは、ぜひ来てくださいと招待を受ける。挨拶のときに、吉岡さん、「金在寛はステップスの専属作家です」と言ってください、と言う。ありがたいことだ。

なんだか過労気味で、動きがとても鈍くなっている。電車の中でいつもは読書しているのだが、このところ全く読めずにうとうとばかりしている。気合だなあ。

本は読まなくても買う。夏休みはいっぱい本を読みたい。

昨日買った本。

川上未映子「世界クッキー」(文春文庫)

松本侑子「恋の蛍ー山崎富栄と太宰治」(光文社文庫)

なんていうか、もう少し余裕をもって、だらだらとした文章を書いてみたいなあ。

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2012年5月13日 (日)

酒の道

5月12日(土)

吉岡展最終日。今回はギャラリー58との同時開催だったこともあり、かなりたくさんのかたにおいでいただきました。ありがとうございました!面白かったのは、知り合いのギャラリーオーナーのほとんどの方が来てくれたことでした。なんか、アーティストとしてよりも、ギャラリーオーナーとしての吉岡を見に来てくれたような気もして、面白かったのでした。

テーピングスタッフのカン・ソニョンさんのお友達が釜山から来ました。

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左から二人目がカンさん、三人目がファンさん。11月に三人でステップスで展覧会をやります。釜山から来たばかりなのに、吉岡の搬出を手伝わされる二人。

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テープはあっという間にはがれてしまいました。

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これは二人が夜2時までかかって作ってきてくれたクッキー。とても美味しいが、最後に辛い味がするのは唐辛子入りかな?

金先生が到着。

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右から金先生、真ん中がチェさん、左がキム・ジョンヒさん。ジョンヒさんは来年ステップスで個展をやるかも。

三人をホテルまで案内した。途中で道がわからなくなってしまったら、金先生が、「ワタシ、アンナイ」と言って、ずんずん歩いていくのだった。元気過ぎる。

途中で、飲み屋街を見つけると、「酒ノ道デス」と教えてくれる。

ホテルについてから、酒の道で食事をする。

5月13日(日)

金先生の搬入。

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これは、金属の立体入りの作品。100万円。金先生は韓国では売れっ子なのです。

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これは版画。10万円。

じつはまだ作品があるのだが、わたしのミスで、まだ税関にある。明日、宇野和幸さんに取りに行ってもらう手はずなのだが、どうなるだろう…

吉岡は、今までになく疲れはてています。やることが多すぎるぜ!

今日も酒の道に行くことになるだろう…

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2012年5月10日 (木)

金在寛

来週からの展覧会は、金在寛である。

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これは、昨日、韓国から届いた金さんの作品。運送屋さんがひーひー言いながら5階まで運んでくれた。金先生、気合入ってるなあ!恐くて開ける勇気はない。

金先生とお供の二人の方(たぶん大学の教授だと思う)は明後日、土曜日の夕方に成田着。搬入は日曜日になるのだろうな。

金氏は韓国で展覧会のときにはいつもお世話になっていて、去年の北京展のときもいっしょに出品した。今回は会期中、ずっといるので、皆さん、是非会いに来てください。以前、金さんのことはこのブログで書いたので紹介は省く。初日のレセプションは、楽しく飲みたいと思っているので、誘い合わせて参加してください。

来週から8月までのステップスギャラリーの予定をざっと紹介します。

金在寛展      5月14日(月)~19日(土)

永野のり子展    5月21日(月)~26日(土)

高橋俊明展     5月28日(月)~6月2日(土) 

休廊         6月3日(日)~7日(木)

V'ance 展示会(セミオーダートートバッグ)    6月8日(金)・9日(土)

岩崎雅展      6月11日(月)~16日(土)

藤井マリ展     6月18日(月)~27日(水)

ミリツァ・ニコリッチ展   6月29日(金)~7月5日(木)

寺崎誠三による、アーティスト撮影会(¥5,000、要予約)   7月6日(金)・7日(土)

伊伊紅展      7月9日(月)~21日(土)

休廊         7月22日(日)~8月19日(日)

小口あや展    8月20日(月)~25日(土)

山本三花展    8月27日(月)~9月1日(土)

以上

もう少し落ち着いたら、他にも書きたいことがあるのだが、なかなか忙しくてそこまでいかない。

「空想美術館」というのがあって、わたしが空想で作った作品を空想の美術館に展示をするというもの。空想といってもいずれは実現したいというふうにも思っていて、思っていればいつかできるだろうと楽天的に考えているのだった。その作品タイトルだけ書きだしてみる。

①137億年の可視化

②羽毛の立方体

③ナースパフォーマンス

④人間撞球

そのうちゆっくり説明したい。

夏休みを一か月とることにした。少し深呼吸をしないと続かないような気がするので、思い切って気分転換をはかるつもり。

  

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2012年5月 8日 (火)

なんとかスタート

5月7日(月)

展示がなんとか終わり、個展がスタート。こんなにぎりぎりで作品を仕上げるのは、本当に久しぶり。いつもはもう少し余裕があるんだけどなあ。疲れ果てて、鼻血だ出たり、口内炎が発生したり、もう、ぼーっとしています。

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ギャラリー58のテープインスタレーション。

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これは、別の壁に貼った写真。

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ステップスギャラリーの小品。

夕方からパーティー。最初のお客さんは、秋山祐徳太子(中央)。

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そして、やがて人が増えていき、ディープな夜になっていくのでした。

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5月8日(火)

山形新聞の取材。

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今週の紙面に載るかなあ。

今回の写真は、吉岡さんいらないから、と言って、58のオーナーを撮る山新の記者。

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ジャパンアートミュージアムに撮ってもらった画像がありますので、ご覧下さい。画面を拡大したり、左右、上下に振ったりいろいろできますので楽しんでください。

http://www.jpartmuseum.com/jamlive/steps05/

http://www.jpartmuseum.com/jamlive/g58141/

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2012年5月 6日 (日)

搬入

そういえば、去年の今ごろですね、ステップスギャラリーの内覧会をやったのは。あれから一年なわけですねえ…

一年めの記念会をやれば?という人もいますが、いやいや、とてもそんな余裕はありません。

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連休の最終日、さすがに朝の銀座も人通りが少ないです。明日からまた仕事ですからねえ。

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テーピングスタッフがんばっています。ギャラリー58はやはり広い。

ステップスギャラリーでは、小品を展示中。

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こんな感じになりました。

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細部の仕上げをしなくてはいけなくて、あと数時間かかるかなあ、と思っていたら、ギャラリー58のお母さんが、このままの方がいいわよ、あなたらしくって、と言ってくれたので、そうなの?じゃこのままで、ということで、少し気が楽になりました。

テーピングもそろそろ終わるころかな。

明日は晴れるようだから、レセプションもバルコニーでやります。

テーピングスタッフの水島ゆめさんが展示をしています。よかったら見てあげてください。

「アートアワードトーキョー丸の内2012」

4月28日~5月27日  11:00~20:00

行幸地下ギャラリー(丸の内2-4-1)

www.artawardtokyo.jp

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2012年5月 5日 (土)

作品は終わるのだろうか?

事故を起こした高速バスの運転手並にぼうっとしてしまって、制作進まず。大学時代に課題提出で徹夜したときのことを思い出す。中学校教員時代に成績処理で徹夜した時のことも思い出す。しかし、今は無理はできないので、半分あきらめながら制作しているのだった。今朝は築地の「上松」に寄ってヘアカット。少しは気分転換できたかなあ。

こんなに忙しいのに本は買うのである。来週は読みたい。

松原隆彦「宇宙に外側はあるか」(光文社新書)

柳田邦男「犠牲(サクリファイス) わが息子・脳死の11日」(文春文庫)

ミラン・クンデラ「可笑しい愛」(集英社文庫)

とりあえず今日は小品にめどをつけないと、明日のテーピングがうまくいかないような気がする。

明日は朝9時からギャラリー58でテーピングしています。テーピングスタッフは3人

小出恵理奈(多摩美大大学院を今年修了)、カン・ソニョン(同)、水島ゆめ(東京芸大大学院1年)

小品の展示をするのは田崎亮平(東京大学4年)

田崎君は、われわれ悪い美術のおじさんたちとつき合い始めてから、自分でも作品を作るという悪い道にはまり込んでしまっている。責任はとれない。

撮影は谷津栄紀氏。

さて、制作開始。

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