2025年12月 4日 (木)

世界の秘密

カレーライスを食べると血糖値がかなり上がる。ラーメンを食べても上がる。これはわたしの経験からでたデータである。これを女子医大で栄養指導を受けたときに看護師さんに言ってみた。ああ、そうですか、それは貴重な

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2025年12月 1日 (月)

米沢のリンゴ

11月30日(日)

マッサージの前にギャラリー睦に行っておくことにした。歩いてスポーツセンター駅まで行く。市民の森をゆっくり抜けて緑の空気を吸う。20分近くかかった。スポーツセンター駅から千葉公園までモノレールに乗る。公園を抜けてギャラリー睦へ。Winter Art Fair 2025 展。作品を見るよりも展示が大変だったろうなあ、宇野さんお疲れ様という感じ。昨日のオープニングパーティーは大盛況だったとむつさん。コーヒーを一杯いただいてから千葉駅まで歩く。稲毛駅まで戻る。サンジェルマンでビーフシチューセットで食事。

マッサージのあと、イオンのビルの地下のプリミエールでアイスコーヒー。血糖値が低かったので、森のケーキも食べる。

12月1日(月)

朝、米沢からリンゴが届く。さっそく皮を剥いていただく。美味しい!!酸っぱさと甘さがちょうどいい。サクサクの噛み応えもちょうどいい。お礼の電話で、日本で一番美味しいリンゴだね!と伝える。

オコナーの「啓示」を読んでいたら、グリーン・スタンプというのが出て来た。説明書きがある。「商店が買い物の額に応じて客に渡すスタンプ。台紙に貼り、集めた枚数によってカタログの品物を請求できる。」

これって昔、日本でもあったよね。米沢のばあちゃんが集めてた。切手のようなスタンプを貼って、台紙というか、冊子になっているものに貼っていくと分厚くなる。かなり集めても、なかなか高価なものがもらえない。今でいうところの「ポイント」だね。スタンプを貼るだけで面倒なのだが、これって楽しい作業のような気もする。

☆展覧会

松浦延年 展

11月28日(金)- 12月20日(土) 日・月休廊

12:00-17:00

N&A Art SITE (目黒区上目黒1-11-6)

 

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2025年11月28日 (金)

地獄でビール

昔の缶コーヒーのテレビコマーシャルで気にいっていたものがある。もう20年前?30年前かな。覚えている人はいるだろうか。

地獄で鞭打たれながら強制労働させられている青年がいる。灼熱地獄でもあり、ヘロヘロで死にそうである。もう死んでいるけど。そこに天からの差し入れなのだろうか、一本の冷たい缶コーヒーが目の前に届く。青年は缶コーヒーを飲み、思わず叫ぶ。

「地獄だいすき!」

いやー、好きだったなあこのコマーシャル。

缶コーヒーでここまで感動はしないかもしれないが、これが生ビールだったらどうだろうか。「地獄大好き!」と口走ってしまいそうにならないだろうか。ビールの力は大きい。

もう亡くなってしまったが、作家の新里陽一はお酒が大好きだった。やめられない。アル中だよね、とみんなに言われていた。わたしの知っているアルコール依存症の人は、アルコールならなんでも飲む。選り好みしない。みりんも飲んでしまう。それが依存症というものだ。しかし、新里陽一はビールを選ぶ。彼はキリンの一番搾りしか飲まないのだ。アル中と言っていいものかどうか迷う。

来週のステップスは石倉仁一郎展である。彼は作品を宅配便で送ってきたが、続いてビールも注文したのが届いた。サッポロである。石倉さんはサッポロしか飲まない。来週の個展初日は簡単なパーティーをやるだろう。サッポロビールがサービスされるはずだ。

みなさんお酒の好みはいろいろで、ギャラリーでは、そういう面倒なことにかかわっていられない。

わたしはヴァイツェンビールが好きだ。今度またドイツに行くことがあったら、ウテさんとヴァイツェンビールを飲みたい。ドイツのビールは美味しいと思っているのだが、ベルリンに住んでいる川辺美咲は、日本のビールは美味しい!と言う。みんないろいろだね。

ウテさんと山形田に行った時に、誰かが、日本酒を薦めた。彼女は日本酒が大好きである。しかし、ウテさんは、何を言ってるの!いきなり日本酒は飲まないわよ。まずビールでしょう!と言う。日本人が言うところの「とりあえずビール」なのである。「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」でケンコバ言うところの「のどを湿らす」であるな。みんな流儀があるのだ。

わたしはビールならなんでも飲むが、いちばん好きなのはプレモルである。プレミアムモルツである。で、次にスーパードライ、その次がサッポロだな。一番搾りも飲むが、好んで飲むというわけでもない。ちょっと高級感のあるエビスビールはどうか。なぜかわたしはそこまでエビスが飲みたいとは思わないのだ。

わたしはアルコールに弱い。缶ビール一本飲み切るのがやっとである。それにもかかわらず毎晩缶ビールを飲む。風呂から上がって、食事前に一口飲むビールがたまらない。ビールがこんなに美味しく感じるのは、世の中が地獄だからかも知れない。

 

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2025年11月24日 (月)

訃報

わたしは飲み会が苦手である。お酒を飲むのが苦手ではなく、居合わせた人たちと話をするのが苦痛だからである。2、3人で飲むならいいが、5人とか10人になると、話題がぼやけたものばかりになり、話を合わせることができなくなるのだ。内容が最小公倍数的になりつまらなくなるのだ。一緒に飲むときは、気の合った、気を遣わない人がいいのだが、そういう人は滅多にいない。ウテさんはドイツ人だけど、この人には案外気を遣わないで済む。倉重、勝又両氏も飲むと楽しい。他にだれかいるかな。以前勤めていた港養護学校時代の同僚、3人の女性教員と飲み会をするときも楽しい(楽しかった)。ぶっちゃけ話ばかりなので、ずっと笑っていられる。その中の一人、Mさんの娘さんから喪中のハガキが届く。母が63歳で永眠しましたとあった。うそでしょ!と思ったがそうかもしれないと思った。彼女はガンだった。わたしの個展に毎回来てくれていたし、他のときも時々顔を出してくれていたのだが、7月の個展のときに、今回は体調が悪くて行けないかもしれないとメールがあった。ガンが全身に転移したと言っていた。その後一回電話で話をしたが、その時の声は元気そうだった。同じグループのTさんは数年前にすい臓がんで亡くなった。

9月に友人のN君の奥さんから電話で、彼が亡くなったと知らされた。ガンだった。50年前に、わたしは東京の予備校に通うことになった。お世話になっていた宣教師の先生からの紹介で、新所沢の教会に通うことになった。そこで、まだ高校生だったN君に出会い、二人でフォークグループを結成して、ゴスペルフォークを歌った。一度コンサートをしたこともある。66歳だった。

知人が亡くなると、けっこうきつい。

来年の個展にはMさんは来ないけど、少しずつ進めていこう。幾何学的な線の上に2mm幅のマスキングテープを貼り、その上から絵の具を塗ってテープをはがす。線が浮き上がる。15点終わった。今度は、その線に別の色を入れていくのだが、線の両側にマスキングテープを貼る。この作業は、やり始めてみると、とんでもなく面倒であることがわかった。時間がかかる。できることを少しずつやって行こう。今日は祝日だし、のんびりしよう。

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2025年11月21日 (金)

2026年予定

来年のステップスギャラリーの予定が決まりましたので、少し早いですがお知らせします。

Steps Gallery 2026年予定

 

・倉重 光則  112日(月)- 24日(土)

 

On the Step 2026   128日(水)-27日(土)

イレーナ・クズマノヴィッチ/鄒 芷宁(スウ・シネイ)/泰地 朋香/たてやま ともか

劉 芷璇(リュウ・チセン)

 

・出店 久夫  29日(月)- 18日(水)

 

・古山 コスミ   223日(月)- 28日(土)

 

・古賀 亜希子   32日(月)- 14日(土)

 

・日影 眩     318日(水)- 28日(土)

 

・安藤 菫     41日(水)- 11日(土)

 

Art Cocktail 2026     415日(水)- 25日(土)

 

・堀内 陽子      511日(月)- 16日(土)

 

・島田忠幸       5月20日(水)- 30日(土)

 

・うのぜみ 2026    61日(月)- 6日(土)

 

・田中 彰       68日(月)- 13日(土)

 

FAVORITE 2026     624日(水)- 74日(土)

五島 三子男/平塚 良一/甲斐 千香子/唐 詩薏/霜田 哲也

 

・吉岡 まさみ    78日(水)- 18日(土)

 

・たてやま ともか  720日(月)- 81日(土)

 

・ギャラリーコレクション 「夢」  97日(月)- 19日(土)

ミラン・トゥーツォヴィッチ/佐藤 全孝/津田 亜紀子/古賀 亜希子/ウテ・ザイフェルト

・石倉仁一郎    924日(水)- 103日(土)

 

・古川 巧+高橋 勉  105日(月)- 10日(土)

 

・赤川 浩之     1012日(月)- 17日(土)

 

・有坂 ゆかり    1021日(水)- 31日(土)

 

・田邉光則     113日(火)- 14日(土)

 

・徳永 陶子    1118日(水)- 28日(土)

 

・島花梨      11月30日(月)-12月5日(土)

 

・倉重 光則×吉岡 まさみ   1214日(月)- 26日(土)

 

11月18日(火)

女子医大の糖尿病の診察日。なんかかなり体調悪くて、ずっと目をつむっていた。電車の中でも本が読めないくらいに眠い。フラナリー・オコナーは1行も読めなかった。

前回に続いて透析予防指導と栄養指導の2回目がある。血糖値は前回9.0だったのが、今日は8.5と少し良くなったので褒められる。しかし、ドクターは、ああ、そうなの、という感じでそっけない。患者を甘やかさないのだな。

指導の中で面白いことを知った。果物はどれくらい食べてもいいのかと質問したのだが、その中で、果物の糖はいろいろ種類があるが、ほとんどが果糖である。しかし、葡萄は果糖ではなくブドウ糖なのだそうだ。ブドウ糖のブドウは葡萄の事なのである。葡萄に含まれる糖だからブドウ糖というのだそうである。初めて知った。

早食いもよくないと言われる。早食いは血糖値の上がり方が急上昇する。食事は時間をかけてゆっくり食べるのがよいそうだ。最初にご飯を食べないで、先に野菜とか肉とかを食べるのがよい。最後にご飯とか麺とかを食べた方が、血糖値の上昇が抑えられる。糖分は最後にとるのがよい。お酒飲むときは、おつまみを食べて、最後に「〆」にするから、これは理にかなっているのかもしれない。酒も糖分だけどね……

今、「作者とは誰か」というテキストを書いていて、丸山薫について書いて、ラウシェンバーグを終わって、デュシャンについて書き始めた。レディメイド作品ついて考え始めたら、わたしのなかで、デュシャンの評価がちょっと下がった。レディメイド作品は重要ではあるが、たいしたことはないのでは?と思い始めた。よく考えたら、レディメイド作品って厚かましいよね。デュシャンがすごいなあと思うのは、作品じゃなくて、そのメンタルだ。元伊東市長ぐらいのメンタルかもしれない。

 

 

 

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2025年11月17日 (月)

加藤慶子の新作

11月15日(土)

小林さんの最終日。たてやまともかが、来年の「On the Steps 2026」のDMを取りに来る。若い人は案内状はそれほど枚数を欲しがらないのだが、たてやまは400枚持っていく。来年7月の個展は、DM700枚くださいと言っている。気合が入っている。リュウ・チセンもDMを取りに来る。リュウさんは今女子美の大学院2年生だが、来年は博士に進みたいと言っている。忙しくて緊張して胃が痛くなって病院に行ったそうだ。スウさんの分も持って行ってくれる。On the Steps の案内状は明るい!20代の作家の展覧会だなあってわかるのだ。

甲斐さんが個展の案内状を持ってくる。

11月16日(日)

朝、ギャラリー睦に「Winter Art Fair 2025」に出品する作品をもっていく。モノレールで行く。ちょっと早いのだが、時間がないので今日もっていくことにしたのだ。コーヒーをごちそうになったあと電車で稲毛まで行く。サンジェルマンでスープセットを食べたあと、マッサージ。疲れていてうとうとしてしまった。一度家に帰ってから、近所のウエルシアで原稿をコピーする。「米沢」の文章は正月の案内状といっしょに送るつもりだ。「千歳山」も同封するよ。がんばるなあ!オレ。

11月17日(月)

加藤慶子展の搬入。2時から始める。今回の加藤作品はいつもとずいぶん違った印象だ。リアルな「花」、それと「男」のシリーズ。抽象的な作品に見えるのは逃げ惑う人々だ。どれも、ウクライナとガザのイメージなのだ。展覧会タイトルの「SCARRED」は傷ついたという意味である。

搬入中にAC GALLERY の中村ミナトジュエリー展を見に行く。新作のジュエリーは曲線を多く使っていて美しい。AC GALLERY は今年いっぱいで閉廊することになっている。閉めるギャラリーがじわじわと増えているような気がする。気のせいだといいけど。

2026年の倉重光則のDMが届く。勝又さんのDMも届いた。勝又さんは横浜のアトリエ・Kで個展。倉重とはオープニングの日をずらしてある。

☆展覧会

「甲斐千香子 展」

11月25日(火)- 12月6日(土)日・月休廊

12:00-19:00

タナベ画廊(千代田区神田北乗物町1-1 イトーピア神田共同ビル 1F)

新しいギャラリーらしい。

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2025年11月14日 (金)

水曜日スタートの理由

ステップスギャラリーの展覧会は水曜日スタートが多いと言われる。そのとおりである。

通常、展覧会は1週間単位で開催される。1週間、あるいは2週間である。しかし、作家は1週間だと物足りないらしい。そういうときは2週間で、ということになるのだが、実際2週間やると、途中で疲れてしまう。ちょっと長いのである。で、10日間がちょうどいいのだ。ギャラリー使用料も、2週間だと1週間の2倍なわけだが、10日間だとかなり割引にする、というのもその理由だ。

1週間個展をやると200人の来場者がある作家が、2週間やると400人になるわけではない。200人がばらけて来るだけなのだ。日数が多いと来場者も多いというのは幻想である。

来週の加藤慶子展も水曜スタートである。

11月19日(水)- 29日(土) 日曜休廊

搬入は月曜日。火曜日はわたしは病院に通院。

水曜スタートだとわたしも休めるのだ。

もうすぐ今年も終わるなあ……

来年の展覧会、倉重光則と次のOn the Steps 2026 の案内状も出来上がっている。

☆展覧会

「中村ミナト ジュエリー展」

11月17日(月)- 27日(木)日曜休廊

11:30-19:00

AC GALLERY (銀座5-5-9 阿部ビル4F)

「村松英俊 展」

11月21日(金)-2026年 1月12日(月)

11:00-20:00

art cruise gallery by Baycrew's (港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 3F)

さっき村松君が来てチラシを置いていった。

「62 Winter Art Fair 2025」

11月29日(土)- 12月13日(土) 月・木休廊

11:00-18:00

ギャラリー睦(千葉市中央区弁天3-8-11)

65人のグループ展。吉岡も参加します。

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2025年11月10日 (月)

紅斑性狼瘡

朝はコーヒーを飲む。寒くなって来たのでホットである。一杯ずつ淹れるドリップ式のものを飲んでいたのだが、最近はインスタントコーヒーを飲んでいる。理由は二つある。一つはお湯を注ぐだけでいいから簡単なのである。もう一つは「ヒロシのぼっちキャンプ」の影響である。ヒロシはインスタントコーヒーの瓶から直接カップに粉を入れて、適当にお湯を注ぐとかき混ぜないで飲む。なんかそれが妙に美味しそうなのである。朝起きてしばらく何もできないのでコーヒーを飲んで調子が出て来るのを待つ。

フラナリー・オコナーの年譜を見ていたら、病気のことが書いてあった。25歳のときに狼瘡を発病とある。これは紅斑性狼瘡と呼ばれるものだ。どんな病気なんだろうと思ってネットで調べてみたら。全身性エリトマトーデスとあった。なんだ、エリトマトーデスのことなんだ、と納得。SLEと略される。sistemic lupus erythematosus だそうだ。sistemic は全身という意味。lupus は狼、erythematosus は紅斑。紅斑というのは顔などに赤い斑点が現れるからだ。それが狼に噛まれた痕のように見えるからこういう名前がついた。オコナーのお父さんも同じ病気で亡くなった。遺伝するのである。膠原病の一つである。膠原病の中でも一番症状が重い。オコナーは骨に異常が出て、松葉づえをついていたそうである。39歳で亡くなった。

わたしの母親は、42歳のときSLEで亡くなった。わたしは中学3年生だった。わたしは37歳のときにベーチェット病を発病した。ベーチェット病は膠原病類似疾患である。遺伝なんだろうな。

1型糖尿病になって15年ほど経つのだが、一般にはベーチェットなどの膠原病と1型糖尿病とは関係がないと言われているが、関係があるのでは、という人もいる。女子医大のわたしの主治医は「関係があります!」と言っている。関係があるのだとしたら、1型糖尿病も免疫系に問題があるのだろう。

オコナーの小説は面白いのだが、あらすじはこうで、とかいつまんで説明することは難しい。重要な作家であることは間違いない。こんなフレーズがあった。

「時どき交通標語が目についた。「運転注意。生きのこるために。」」

さっき高橋ブランカが来廊。ロシアから一時帰国している。嶋田紗千さんと待ち合わせだ。ブランカには浜田浄の高知県立美術館のカタログを渡す。わたしのテキストを英訳してくれたのはブランカなのだ。セルビアのチョコレートをいただく。

ブランカが来ることは柳田ボバから聞いていた。ボバは土曜日に2度顔を出した。2度目のときに「我慢できなくて」と言って、ラキアをぐいぐい飲んでいたのだ。

ブランカは「ボバ!あのおしゃべりめ!」と怒っていた。

嶋田さんはブランカの作品が欲しいというので、倉庫から作品を出して見せた。1点購入してくれた。

今日は暖かくなるという天気予報だったが、ちっとも暖かくない。眠くて熱っぽくて調子が悪い。ベーチェットの軽い発作だろうな。

 

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2025年11月 5日 (水)

神保町

11月3日(月)

小林誠展初日。夕方から集まった人たちでワインを飲む。小林さんの奥さんが焼いたパンに、オリーブオイルと塩をつけて食べると美味しい。塩は小林さんがローズソルトを用意した。バルコニーで飲むのがいいのだが、ちょっと寒かったので、事務所にぎゅうぎゅう詰めで座った。

11月4日(火)

新宿の眼科に行き、目薬を処方してもらう。新宿三丁目、世界堂でポケットファイルを買う。来年のギャラリーの資料を入れておくのだ。もう来年になってしまうなあ……

疲れていたので、このまま帰るか神保町に行くかどうか迷ったがのだが、せっかくなので寄ってみることにする。電車に乗って入り口付近に立っていたら、優先席に居た人がわたしの肩をポンポンと叩く。ここ空いてるから座ってくださいというつもりなのだろうか。おれはまだそこまで老いぼれちゃいねえぜ!と思いながら振り返ると、わたしの肩を叩いたのは前田精史だった。あら、前田さん!どこ行くの?神保町?そう。わたしと同じく「神保町まちなかアート」を見に行くということだ。わたしは地図を見ながらオリエンテーリングみたいにして歩くのは疲れるのでやりたくない。知っている人の作品だけ見るのだ。前田さんは、高齢者の免許書き換えに言った話をした。高齢者の場合、何人かでグループごとに試験するのだ。行ったらさ、みんなジジイばっかりなんだよ、とびっくりする。書き換えに行った人の話を聞くと、みんな同じように驚いて、そのあとで、そうかおれもジジイなんだなあと気がつくのである。倉重も前回書き換えに行った時に、やはり同じように感じたらしい。実技試験が終わると、いっしょのグループの爺さんに「あんた運転うまいね」と言われたそうだ。

前田さんとは駅で別れて別行動。文房堂でカセイイノウエを見る。店の壁にスイミングバードの作品。寿ビルで含真治の彫刻、信画堂で松浦延年の作品。東京堂書店に寄ってみたが、目についた本はなかった。揚子江菜館で冷やし中華を食べる。ここは冬でも冷やし中華を出す。ちょっと味が落ちたような気がする。ブックハウスカフェの島田忠幸の彫刻を見て終了。

フラナリー・オコナーの『賢い血』を読み終わる。短篇集も出ているはずだから、稲毛の本屋さんで探したが置いてなかった。教文館に行ったら見つかった。さすが教文館である。

フラナリー・オコナー『フラナリー・オコナー全短編』上・下(ちくま文庫)

短編もすごい!こんなにグロテスクで真剣な作品もめずらしい。帯には「短編の名手として名高い、米女性作家が描く暴力と殺人とユーモアと恩寵と。」とある。

☆展覧会

「中村ミナト ジュエリー展」

11月17日(月)- 27日(木) 日曜休廊

AC GALLERY(銀座5-5-9 阿部ビル4F)

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2025年10月31日 (金)

小林誠展

来週は小林誠展。

11月3日(月)- 15日(土)

小林さんは今も制作しているのだろう。

終わらないかもしれない。終わらなかったらどうするのか。

わたしは、作家が作品途中までしか終わらなかった場合、終わらなくてもいいからそのまま持ってくるように、と伝える。未完成の作品は、実は魅力的なのである。作家はそのことを知らない。失敗しちゃったんだよと言う人もいる。その場合も、失敗したその作品を持ってきてね、と言う。失敗作も魅力的なのである。

いやあ、すごくいいのが出来たんだよ、と自信たっぷりに持ってくる作品は、案外たいしたことがない場合が多い。作家自身の判断はあてにならない。

明日搬入であるが、作品が大きいくて、5階まで上げるのが大変なので、浅間優太に手伝いに来てもらう。

今回は大きな作品が2点のみである。あとは小品が4点。どうなるだろう。

わたしはフラナリー・オコナーの『賢い血』を読み始めた。オコナーという名前は知っていたが、読んだことはなかった。

衝撃的な作品である。軍隊から戻ったヘイズは説教師の帽子をかぶって、キリストのいない教会を説き始める。真剣で異様である。1925年生まれのオコナーは25歳で紅斑性狼瘡いう難病にかかり、39歳で亡くなる。全集が読みたい。

わたしは今制作中である。昔の使ってなかったパネルを発見したので、それに彫刻刀で彫って作品を作った。これは来年のアートカクテルに出すつもり。来年個展のための「待合室」シリーズも着彩を開始。少しずつ進めている。

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